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2008年9月11日(木)

【『GTO』戦場日誌】スタッフと対戦! 本作を知り尽くした人間との勝負の行方は!?

文:電撃オンライン

 超有名TVアニメ「機動戦士ガンダム」をモチーフにしたPC用対戦型ネットワーク戦術ゲーム『ガンダムタクティクスオンライン』に、「ガンダム」をこよなく愛するライター・大戸島さんじゅうごが挑戦する連載企画「『GTO』戦場日誌」! ハンデがあったとはいえ、ゲーム初心者に敗北を喫した大戸島さんじゅうごが雪辱を果たす!?

前回までのあらすじ

 「人類が、増えすぎた人口を……」といったイントロを耳にしただけで、それが何なのかを瞬時に理解して反応してしまうような、そんな「ガンダム」ファンにオススメなゲーム『ガンダムタクティクスオンライン』。前回、「電撃ホビーマガジン(アスキー・メディアワークス刊)」との対戦企画で負けてしまった電撃オンライン。時間切れということで一発勝負に泣いたものの、「これじゃ終われない!」とダダをこねた結果、開発スタッフとの対戦が決定した!

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『GTO セカンドシーズン』

 コストや技術レベルなど、限られた条件の中で自分好みのユニットを編成して戦うPC用オンラインゲーム『ガンダムタクティクスオンライン』。「機動戦士ガンダム」いわゆるファーストガンダムの世界観にカードゲームの要素を盛り込み、ユーザーが「連邦軍」あるいは「ジオン軍」の側に立ち、部隊を率いてオンライン上で戦闘を繰り広げていく。オンラインゲームだからと身構えることなく、シンプルかつ奥深いシステムで誰でも気軽に楽しめるのが、このゲームの大きな魅力だ。

 今年始めに正式サービスを開始し、今では早くも『セカンドシーズン』を展開。モードや各ユニットをより充実させた状態で、「ガンダム」ファン、特に「一年戦争」をこよなく愛する人たちを迎え入れてくれている。しかし、まだまだもっと多くの人にこのゲームを知ってもらいたい、いやむしろ知らなきゃもったいないんじゃないかという気持ちが強く、多くの「ガンダム」ゲームに触れてきた私ゲームライター・大戸島が、このゲームを実際にプレイしてその魅力を伝えていきたいというのが、今回のこの企画のあらましである。

 その一端として行われた前回の対戦企画。取材に同行していた「電撃ホビーマガジン」との対戦を急きょ行ったわけだが、これがゲームについてはほとんど初心者だった相手にまさかの敗戦。見事だな、しかし、自分の力で勝ったのではない。後ろにいたプロジェクトリーダーのアドバイスのおかげだということを忘れるな! (←負け惜しみ)

 まあ、このゲームに限っていえば私も初心者なんですが……。結局、これでは終われないと、今度は対戦相手が開発スタッフに代わり、再び『ガンダムタクティクスオンライン』の対戦に挑むことになった。えっと……、初心者相手に負けたのにも関わらず、勝つために挑む再戦相手が開発スタッフって……。レベルが劇的に上がってるんですけど大丈夫ですか?

■前の戦いの反省点を生かすために編成をやりなおし

 さて、前の戦いにおいて知識ゼロで勝負に挑んだものの、善戦したことにより得たものも大きい。これが、何もできないままコテンパンにされたのであれば、何がどうしたかもわからずに、またダラダラと編成して懲りもせずコテンパンにされていたかもしれない。ああ~、考えただけでも恐いコワイ。

 そもそも、このゲームってのはただ編成したり、ただ戦うんじゃなく、やっぱりそこで考えるって要素が入るから楽しいんだと思う。編成を組んで戦って、感じたものを編成にフィードバックさせる。新しいユニットが手に入ったら編成して、戦って試して、また編成してみたいな。その繰り返しだと思うんですわ。単純だけど、だからこそ複雑なシステムに振り回されるようなことがなく、ユニットの組み合わせと戦闘中の介入でゲームを進めていくシンプルさに、ついついのめり込んでしまうのだろう。……まだ数プレイだというのに、ここまで語りたくなっちゃうのもなんだけどね。

 さあ、気を取り直して編成。「MS」については好きな機体とプレイスタイル(隊長が格闘ゴリ押し)が重なっているのでそのままの編成で。パイロットは、後ろの2人はそのままにして、まず隊長を“ガトー大尉”から“ラル大尉”に。使ってる機体がやっぱり大尉専用の仕様なんだから、そりゃやっぱり“ラル大尉”を使わなきゃ失礼というもので。あと、“ガトー大尉”は格闘向きじゃなかった(とはいえ、数値的にはそこらの一般兵よりも高い)のに対し、やはり“ラル大尉”の格闘能力は見逃せないというのが交代の理由。さらに、副隊長を“アイナ”から“シーマ様”に入れ替え。これは、単純に“シーマ様”を「見つけてしまった」からというのもあるが、射撃能力がズバ抜けているのも大きなポイント。やはり、機体の特性とパイロットの能力はよく考慮しないと、戦いで十分な性能を引き出すことはできない。

 それで、ここからが重要なところ。「電撃ホビーマガジン」との対戦中に思いついた戦術を、ここでちょっと試してみようと思う。隊長機と後ろの2機で低HPの敵機体に攻撃を集中させ、副隊長機に単体で相手の支援機を叩かせるという作戦だ。文字通り、ターゲットの設定で隊長機である「グフ」には低HP機体を狙わせる戦術ユニットを、あわせて後ろの2機に「隊長機護衛」をセットした。うまくいけば、これで相手1機を集中的に攻撃して確実に1機ずつ撃破していってくれるはず。そして、副隊長機には、ターゲットに支援機を狙う戦術ユニットを設定。他が戦っている隙に支援機をつぶすというもくろみだ。

 ただ、この時点ではまったく気づいてなかったのだが、実はここで私はミスをしていたことがあとで発覚。ドムの戦術ユニットを間違えてセットしてしまい、本来攻撃重視でいくはずが、実際にセットされていたのは移動重視だったのだ。結果については読み進めてもらうとして、意気込んで戦いに臨んだわりにはつまらないミスをしてしまったなぁ……。

『GTO セカンドシーズン』 『GTO セカンドシーズン』 『GTO セカンドシーズン』
パイロットを入れ替え、本作ディレクターの山崎徹氏にチャレンジ。決して“ガトー大尉”を捨てたわけではなく、あくまでも「MS」との相性を考慮しての“ラル大尉”への交代だ。今回も演習で各ユニットの具合を確かめつつも、この時点ではまだ自分のミスに気がついていなかった……。

■編成してるだけでつい時間を忘れてしまう『ガンダムタクティクスオンライン』の魔力

 本当は前回使わなかったアイテムも使ってみたかったのだが、それは今後個人的にやってみるとことにする。確かに、今は「リペアLv2」など回復系のアイテムばかりを持たせているのだが、もしかするとこちらが意図する戦い方にもっと有効なアイテムがあるかもしれない。が、とりあえずは思いついたことを試してみることを優先させてみた。限られた時間ですべてのユニットを見るには、その種類があまりにも豊富すぎる。実際、戦闘はかかっても5分程度で終わるのだが、編成の段階で軽く1戦につき30分は使ってる。もちろんあれこれ考えている時間もあるが、ユニットを眺めているだけの時間も結構長い。まあ、時間を忘れてプレイできるゲームは、それだけで幸せですから。

 そんな感じで時間をかけて編成していると、隣から何やら視線を感じる。すると、すっかり準備を整えた山崎氏が、こちらのモニターをガン見してるじゃないか。もちろん、次の対戦相手。

 ガーーーーーッ!

 ど、ど、ど、ど、どの程度の情報がもれた? っていうか、もう全部つつ抜けだろ、こりゃ。“コズン”や“ミハル”が流した「ホワイトベース」の情報量よりも、比べものにならないほどの情報がダダ漏れたに違いない。きっとそうだ。本来、戦闘中のモニターには、相手が持たせているアイテムは見えないようになっていて、使って始めてそのアイテムがオープンになる仕組み。だからこその戦略性なわけだし、戦術が生きてくるというもの。

 確かに、こちらの編成が遅くてお待たせしていたわけですし(この間に山崎氏は「電撃ホビーマガジン」との一戦を終えていた)、ある程度は仕方ないことですけど、まず席が隣同士ってのもどうかと思うんですよ。ぶっちゃけちゃうと、前の戦いとアイテムの内容はあまり変わってないんですけどね。今さらバレたところでね、みたいな。とにかく、見られていたことさえ気づかせないほど、画面に集中させるとは恐るべし『ガンダムタクティクスオンライン』!

『GTO セカンドシーズン』 『GTO セカンドシーズン』 『GTO セカンドシーズン』
こちらが編成中に、しっかりと「電撃ホビーマガジン」に勝利していた山崎氏。対戦が終わってもこちらが編成が終わらないので、その画面をジッと見つめてしまっていたらしい。もしかして、こちらの機密がダダ漏れ……?

■初戦の反省は果たして生かされるのか?

 今回のこちらの編成は、

・「グフ【ランバ・ラル機】(G)」&「ランバ・ラル(G)」

・「ドム【ガイア機】(G)」&「シーマ・ガラハウ(G)」

・「ザクIIF型【ザク・バズーカ】(S)」&「ジオン兵008(B)」

・「ザクタンク【キャノン砲】(S)」&「ジオン兵012(B)」

一方の「連邦軍」は、電撃ホビーマガジンと同じように、OVA「第08MS小隊」のパイロットで統一してきたようだ。一応、機体は微妙に変えてきている様子。

 先に行動を起こしたのは我らが「ジオン」側だったのだが、何やら相手は「闘魂」やら「士気高揚」といった「モラールポイント(以下、MP)(※)」アップ系のアイテムを立て続けに使ってきた。何が起こるんだ? と警戒し、「ミノフスキー粒子」に手をかけていると、隣から「あ、間違えた~」と切ないため息が聞こえてきた。何をどうしたかったのはわからないが、どうやら仕込みの時点で選択すべきアイテムを間違えていたらしい。なんとも初歩的な……。(←人のこと言えないんだけどね)

※ 「モラールポイント」
時間の経過とともに上昇していくポイントで、アイテムや「パイロットスキル」を使用する際に消費する。基本的に威力に応じて消費量が上がる。

『GTO セカンドシーズン』 『GTO セカンドシーズン』 『GTO セカンドシーズン』
立て続けに「MP」アップ系のアイテムを使ってきた「連邦軍」。一気に「MP」をため、強力なアイテムを発動させるのが作戦だったようだが……。その隙に、攻撃を受けつつもどんどんと突き進んでいくグフ。敵隊長機である「ジョシュワ機」を撃破成功!

 仕込みの失敗が響いたのか、こちらの作戦が効いているのかはわからないが、突き進む「グフ」によって「ジョシュワ機」を撃破。まずは相手隊長を戦線から追い出すことに成功。みるみる減っていく「グフ」のHPを「リペアLv2」で回復しつつ、“ラル大尉”が次のターゲットに絞り込んだのは“シロー”の「Ez-8」。とにかく“ラル大尉”の「グフ」を突っ込ませて格闘戦に持ち込み、リペア系アイテムでHPを回復しつつ、1機ずつ相手戦力を削っていくという作戦は的中。途中、「応急処置」で復活はさせたものの、全機残存のまま、相手戦力のせん滅に見事成功した!

『GTO セカンドシーズン』 『GTO セカンドシーズン』 『GTO セカンドシーズン』
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「シロー機」の撃破にも成功して、順調に相手戦力を削る作戦は功を奏した。3機目となった「ミケル機」も撃破し、残すは“シーマ様”が相手にしていた「サンダース機」のみ。それにしても、最初から相手にしていたのにここまで手こずるとは、やはり戦術選択のミスが影響したのか……。

 相手の支援機が最後に残っていたのは、実はこちらの意図する作戦ではなく、もっと早い段階で撃墜してないと作戦成功とは言えないんだよね。やっぱり、編成時に「ドム」の行動を「攻撃重視」ではなく、間違えて「移動重視」にしてしまったため、攻撃が消極的になっていたようだ。なので、「支援機を先に叩けるものなのか」という実験結果もわからないままだし、戦術による勝利というよりも機体性能の差という感じ。なんか、いろいろ考えて編成を組んだわりには、結果的に勝っちゃった、という格好のつかない勝利だな。

■まだまだ遊び足りなさ否めず! この続きはプライベートで……

 いや~、ホント時間が足りないっス。編成に時間をかけすぎた自分はいけないんだけど、でもやっぱりそこがキモなわけで、そこのおもしろさを感じないといけないでしょ。あと、公式サイトでユニットを獲得する際も、どんなユニットが手に入るのか、トレーディングカードのようなドキドキ感を味わえるのもグッド。私もこれを機会に、イチユーザーとしてこのゲームにぜひ個人的に参加してプレイみたいと思った。それだけの価値があるゲームだと思う。

 編成にのめり込む時間はともかく、対戦自体はサクッと短時間で終わるので、ちょっとした空き時間にプレイできるのは大きなメリット。また、長時間プレイしたい人はそれだけ対戦相手を探せばいいわけだし、プレイヤーの都合でプレイ時間が選べるのは、多くの人を招き入れる大きなポイントの1つであるといえる。戦闘中も特に難しい操作はいらないから、普段ゲームをやらない人でも、ある程度のPC操作ができて「ガンダム」が好きならハマること間違いないだろう。

『GTO セカンドシーズン』 『GTO セカンドシーズン』 『GTO セカンドシーズン』
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あくまでも戦闘(対戦)がメインであるのだが、編成にのめり込む気持ちはプレイしてもらえばきっとわかるはず。戦闘で勝利を導く準備こそがこのゲーム最大の魅力か!?

 さて、この企画はもう1週続きます。次回は、セカンドシーズンになって実装された「協力プレイ」についてレポート。24機のMSが入り乱れる戦場は大混乱。地上を駆ける黒い三連星を相手に、無茶な3人が無謀な戦いを挑む!?(大戸島さんじゅうご)

(C)創通・サンライズ

データ

▼『ガンダムタクティクスオンライン』
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PC(対応OS:Windows 2000/XP)
■ジャンル:SLG(オンライン専用)
■正式サービス開始日:2008年1月24日
■利用料金 ・クレジットカード決済……1,050円/月額(税込)  ・プリペイドカード決済……1,050円/30日間(税込)、3,150円/90日間(税込)

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