News

2008年9月18日(木)

グラハムとのオリジナルエピソード収録! PS2『ガンダムマイスターズ』紹介

文:電撃オンライン

 バンダイナムコゲームスより、10月16日に発売されるPS2用ソフト『機動戦士ガンダム00 ガンダムマイスターズ』の登場キャラクターが新たに判明した。

 本作は、10月からセカンドシーズンが放映開始されるTVアニメ「機動戦士ガンダム00」をモチーフとしたアクションゲーム。白兵戦を主体としたハイスピードアクション、敵をつぎつぎと倒せる「00モード」や、華麗なアクションを繰り出す「アクションムービー」などの多彩な攻撃によって、原作におけるガンダムらしい戦いが楽しめる。

『ガンダムマイスターズ』
▲パッケージ画像。ガンダムエクシアの横には、セカンドシーズンで“刹那”が乗る機体「ダブルオーガンダム」が描かれている! 本作では、ダブルオーガンダムが収録され、プレイヤーが操作することも可能だ。 ※メインビジュアル・原画:西井正典/仕上げ:長尾朱美(wish)/特効:イノイエシン、海老川兼武/背景:草薙(※敬称略)

 今回明らかとなった登場キャラクターは、原作では“刹那”たちと同じ「戦争の根絶」を語りながら、“刹那”たちとは何度も刃を交えたチームトリニティの3人。さらに、多数の敵と戦ってスコアやタイムを競う「マイスターモード」、ミッションモードの序盤ミッションを紹介する。

■チームトリニティの3人もPS2に武力介入!

 武力による戦争の根絶を掲げながら、原作ではプトレマイオスとは袂を分かったトリニティの3人。ファーストシーズン後半から深く物語に介入していただけに、ミッションモードではソレスタルビーイングとどのようにかかわるのか、そして“グラハム”との対決が再現できるのか、気になるところだ。

●ヨハン・トリニティ/ガンダムスローネアイン●

『ガンダムマイスターズ』

ガンダムスローネアインのパイロットで、チームトリニティのリーダー。世界紛争の根絶という特命を受け、弟妹である“ミハエル”、“ネーナ”とともに武力介入を開始する。冷静沈着な性格で、問題児である弟妹を統率しつつ、与えられた任務は忠実にこなす。

『ガンダムマイスターズ』

チームトリニティのガンダム、スローネの1号機。アイン、ツヴァイ、ドライの3機は同一の機体をカスタム化したもので、1号機であるアインは、特にハイパワー長距離砲撃を得意としている。ガンダムの証明であるGNドライヴは、「T(タウ)」と呼ばれるタイプで、これまでのガンダムと違い赤いGN粒子を放出する。


●ミハエル・トリニティ/ガンダムスローネツヴァイ●

『ガンダムマイスターズ』

ガンダムスローネツヴァイのパイロットで“ヨハン”の弟。短絡的な性格で、口調が荒く、敵対する者にはすぐに牙をむく好戦的な態度をとる。妹の“ネーナ”を溺愛するシスターコンプレックスとしての一面を持ち、長男である“ヨハン”の下す命令には文句を言いつつ従う。

『ガンダムマイスターズ』

「スローネ」シリーズの2号機。ツヴァイは、巨大な格闘用兵器GNバスターソードと、遠隔操作可能なGNファングという他のスローネにはない特殊兵装を持ち、中距離、および近距離で高い戦闘能力を発揮する。


●ネーナ・トリニティ/ガンダムスローネドライ●

『ガンダムマイスターズ』

ガンダムスローネドライのパイロットで“ヨハン”たちの妹。性格は無邪気で、ある意味自分勝手な一面を持つ。戦いの最中においてもその性格が反映され、笑いながら他者の命を奪うことも。チームトリニティの中では、サポートとしての立場が強い。

『ガンダムマイスターズ』

「スローネ」シリーズの3号機。戦闘支援を目的とした機体で、広範囲にGN粒子を展開するGNステルスフィールドは、この機体だけが持つ強力な兵装となっている。GNシールドポッドには内部に各種ミサイルや予備のビームサーベルなど、作戦目的に応じた装備を収納できる。


『ガンダムマイスターズ』 『ガンダムマイスターズ』 『ガンダムマイスターズ』 『ガンダムマイスターズ』
スローネアインにも「00モード」や「アクションムービー」が使える。アインの長距離砲撃による強力な攻撃が炸裂する!

 原作において、ガンダムマイスターの前に、それまでにない強敵として立ちはだかったチームトリニティ。劇中では、強敵である彼らを前にして、ガンダムマイスターたちもチームとしての戦いを始めるエピソードがあった。そんな戦いにおける重要なシーンをアクションムービー上で再現する「シチュエーションムービー」の存在が判明。「シチュエーションムービー」では、物語を盛り上げる戦いのシーンが、実機のアクションによってリアルタイムに再現される。

『ガンダムマイスターズ』 『ガンダムマイスターズ』
『ガンダムマイスターズ』 『ガンダムマイスターズ』 『ガンダムマイスターズ』
上の画像は、原作でも描かれたアイン、ツヴァイ、ドライの3機の前に、エクシアとヴァーチェのコンビが初めてフォーメーションによる攻撃を見せたシーン。通常の「アクションムービー」とは違い、「シチュエーションムービー」として物語を盛り上げるアクションシーンが再現される。


■ダブルオーガンダム、いち早くゲームに介入!

 セカンドシーズンで“刹那”の搭乗機となる「ダブルオーガンダム」が、本作に介入することが判明した。GNドライヴを2基搭載し、ファーストシーズンのモビルスーツとは一線を画す性能を発揮すると思われるダブルオーガンダム。使用条件はまだ不明だが、期待を裏切らないガンダムになっていることは確かだろう。

『ガンダムマイスターズ』 『ガンダムマイスターズ』
両手に持った武器で、敵をつぎつぎと撃破するダブルオーガンダム。ハイスピードアクションを特長とする本作の真骨頂が、この機体で味わえるかもしれない。


■圧倒的物量の敵と戦う「マイスターモード」が介入!

 メインとなるミッションモードや、対戦が楽しめるバーサスモードの他に、大量の敵を相手にスコアやクリアタイムを競う「マイスターモード」の存在が明らかとなった。このモードでは、大量の敵が出現するステージを攻略していくモード。選択できるキャラクターは、ガンダムマイスターだけでなく原作で敵だった人物たちも用意されている。

『ガンダムマイスターズ』 『ガンダムマイスターズ』
ストーリーを軸に展開するミッションモードとは違い、敵と戦うことがメインの「マイスターモード」。スコアアタックとタイムアタックの2種類が用意されている。

『ガンダムマイスターズ』 『ガンダムマイスターズ』
このモードでは、ガンダムマイスター以外のパイロットも選択可能。上記画像では、“アリー・アル・サーシェス”や“アレハンドロ・コーナー”が選択できている。ということは当然、乙女座の彼も選択可能か!?

『ガンダムマイスターズ』 『ガンダムマイスターズ』
上はスコアアタックモードをプレイした画面。スコアアタックは最初にLv.1より始まって、Lv.10まで行くとボスが出現、それを倒すことで次のステージに進む。次のステージではLv.11から始まってLv.20でボス戦……と、どこまで敵を倒せるかに挑戦していくことになる。ボスとして登場する敵次第では、原作にはなかった対決の組み合わせを楽しむことも可能だ。

『ガンダムマイスターズ』 『ガンダムマイスターズ』 『ガンダムマイスターズ』
ステージが1つ終了するごとに、戦闘の評価画面が表示される。どんどんステージをクリアして、高いスコアを獲得できればランキングに結果を残すことも可能。また一定の機数を撃墜すれば、一番右のようなボーナス画面も表示される。画像では500機撃墜を達成しているが、2,000機撃墜するといいことがあるかも……?


■ミッションモードは序盤からオリジナルエピソードが介入!

 本作のメインとなるのは、ファーストシーズンのストーリーにそってオリジナルエピソードも挟んだ物語が展開するミッションモードであることは既にお伝えした通り。本日は、そのミッションモードに収録される“刹那”のミッション1「ソレスタルビーイング」と、“アレルヤ”のミッション2「羽音の邂逅」を紹介する。

『ガンダムマイスターズ』
ミッションモードにおいては、まず4人のマイスターの中から操作キャラクターを選択する。選んだマイスターによって異なるミッションが用意され、中には今回紹介する「羽音の邂逅」のようなオリジナルエピソードも収録されている。

<“刹那・F・セイエイ”MISSION1「ソレスタルビーイング」>

『ガンダムマイスターズ』
このミッションは原作ファーストシーズンの第1話をもとにしたエピソードが展開する。原作ファンにとっても、原作を未見の人にとっても、導入としてふさわしいミッションになるだろう。

『ガンダムマイスターズ』 『ガンダムマイスターズ』 『ガンダムマイスターズ』
ミッションのエピソードが始まると、最初に“スメラギ・李・ノリエガ”より任務の内容を説明するブリーフィングが行われる。この後に、ミッションへと同行させるパートナーを選択すると、パートナーとの会話が発生。この時の会話は、状況によって変化するようだ。またミッションによっては、パートナーが固定であったり単独出撃を強いられることもある。

『ガンダムマイスターズ』 『ガンダムマイスターズ』
会話シーンの後にミッションスタート。初めに、原作でのエピソードをもとにしたエクシアの初登場シーンが挿入される。ステージが始まった後は、AEUの軍事演習場を舞台に敵勢力との戦闘。画面右上の円形で表示されたゲージ上に、ソレスタルビーイングのマークをすべて表示させれば敵勢力を制圧したこととなる。

『ガンダムマイスターズ』 『ガンダムマイスターズ』
敵勢力の制圧を完了すれば、原作第1話では“刹那”にあっけなくやられてしまった自称AEUのエース“パトリック・コーラサワー”が出現。ミッション1におけるフェイズ1のボスである彼との戦闘となる。

『ガンダムマイスターズ』 『ガンダムマイスターズ』
『ガンダムマイスターズ』 『ガンダムマイスターズ』
この戦闘中に一定の条件を満たせば、シチュエーションムービーが発生する。今回のシチュエーションムービーでは、原作でも描かれたようなエクシアが式典用イナクトを圧倒するシーンが再現される。式典用イナクトを倒したら、作戦のフェイズ2へ移行だ。


<“アレルヤ・ハプティズム”MISSION2「羽音の邂逅」>

『ガンダムマイスターズ』
“アレルヤ”のミッション2は、原作には描かれなかったオリジナルエピソードが展開する。タリビアへの武力介入を終えた“アレルヤ”にさらなるミッションが入り、その途中で“グラハム”の駆るカスタムフラッグの襲撃を受ける。

『ガンダムマイスターズ』 『ガンダムマイスターズ』 『ガンダムマイスターズ』
このミッションにおいても“スメラギ”女史からのミッション説明に始まり、パートナー選択画面へと進む。上記画像では“ティエリア”を選択。まだ序盤なためか、“ティエリア”のセリフからはあまり気乗りしない様子がうかがえる。

『ガンダムマイスターズ』 『ガンダムマイスターズ』 『ガンダムマイスターズ』
“アレルヤ”の前に、部下の“ダリル”と“ハワード”を連れて現れた、ユニオンのエース“グラハム・エーカー”。ガンダムに対する彼の執念は、“アレルヤ”ルートにおいてはここから始まる。

『ガンダムマイスターズ』 『ガンダムマイスターズ』
原作では実現しなかった“アレルヤ”VS“グラハム”の戦い。可変式モビルスーツに乗る者同士の戦闘だけに、シチュエーションムービーでは飛行形態でのドッグファイトが展開する。パイロットとしての腕前はマイスターを上回る“グラハム”。彼を退けるアクションシーンを見るためには、ボタン入力操作にきちんと成功することが必要だ。

(C)創通・サンライズ・毎日放送

データ

▼『機動戦士ガンダム00 ガンダムマイスターズ』
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PS2
■ジャンル:ACT
■発売日:2008年10月16日
■価格:6,800円(税込)
 
■『機動戦士ガンダム00 ガンダムマイスターズ』の予約・購入はこちら
Amazon TSUTAYA online

関連サイト