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2008年9月18日(木)

【AMショー】『タツノコVS.CAPCOM』を触ってきました! プレイレポートを掲載!!

文:電撃オンライン

 カネキングです。本日9月18日~20日に千葉・幕張メッセで開催されている「第48回アミューズメントマシンショー(以下、AMショー)」へ、遊びに……いえ、取材に行ってきました。カプコンブースに出展されていた、『タツノコVS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES(以下、タツノコVS. CAPCOM)』を遊んで……取材してきましたので、プレイレポートをお届けします。

 『タツノコVS. CAPCOM』は、今冬稼働予定の2D対戦格闘アクションゲーム。『X-MEN VS. STREET FIGHTER』からはじまった『VS.』シリーズの最新作が、久しぶりに登場します。今回の相手は、“キャシャーン”や“大鷲の健”といったタツノコ作品のキャラクターたち。従来のシリーズと同じく、ド派手な対戦が楽しめます。

『タツノコVS.CAPCOM』
カプコンブースに掲げられた『タツノコVS.CAPCOM』ののぼり。ワクワクしてきます。

■早速プレイ! だが相手は――

 カプコンブースに足を踏み入れると、そこには『タツノコVS. CAPCOM』の筐体がズラリ。すでに何度かロケテストが行われている本作ですが、今回出展されていたプレイアブル版には、新たに2キャラクターが登場しています。

 カプコンサイドには“PX-40A”(『ロストプラネット』より参戦)が、タツノコサイドには“鴉”(「鴉-KARASU-」より参戦)がそれぞれ参戦。個人的に今までの発表を見て、「タツノコサイドに新しいキャラクターは出ないのかなー」とさみしい思いをしていたのですが、“鴉”の参戦で一気にテンションが上がりましたよ!

 さて、それでは早速! と意気込んでいざ乱入。相手は“ゴールドライタン”。画面の半分を覆うほどのデカさにしばらく絶句してしまった僕ですが、まぁ相手は1人だしなんとかなるだろうと高をくくり、前作でも使えた“モリガン”と、先ほども話した“鴉”でプレイ。しかし、“ゴールドライタン”はなんだかとってもハイパーアーマーで、殴っても強引に押しつぶされ、画面端に追いやられ、しゃがみ弱P連打で固められて、そのまま何もできずに投げと打撃の2択で負けてしまいましたとさ。

 ――っておい! ガードしかしてないよ! あまりにも理不尽だったので、他のブースで頭を冷やしてからもう1度挑戦してみることにしました。

■今度はきっちり再戦

 今度は“ヤッターマン1号”と“キャシャーン”をセレクト。相手は“リュウ”&“大鷲の健”といったスタンダードな2人組です。先ほどのように押しつぶされることはないでしょう。たぶん。

 そしていよいよ対戦がスタート。そういえばこのシリーズ、カウント前に動けるんでしたね。チキンハートな僕は当然レバーを後ろに入れっぱ! 試合の方も、かなり遠くまで届く「ケンダマジック」でけん制しつつ、近づいたらしゃがみ弱P連打、当たったらエリアルレイヴ、といった初心者プレイで頑張りましたよ。

 触ってみて思ったのは、これまでの『VS.』シリーズよりもゲームスピードが押さえられているということ。これは決して悪いことではなく、僕としてはとても歓迎できるポイントでした。今までのように画面を縦横無尽に目まぐるしく飛び回って戦うようなデザインではなく、ある程度技の刺し合いも楽しめるような作りになっていると思います。

 もちろん、シリーズ恒例のハデな演出はそのまま踏襲されていて、コンボを決めた時の爽快感は他のゲームでは味わえない気持ちよさがあります。また、ヒットストップも重めになっていて、技の手ごたえが今までの『VS.』シリーズよりもぐっとアップしています。あとキャラクターを交代させると、BGMがそのキャラクターのテーマに切り替わるのは、非常にうれしいファンサービスですね。

 さて、試合は今までの経験を駆使して辛勝。“ヤッターマン1号”のキャラクター性能に助けられていた感は否めませんが、なんとなく立ち回りもわかってきて2勝、3勝と連勝を重ねられました。連勝制限は5勝。このまま行けてしまう気がしてきましたよっ!

『タツノコVS.CAPCOM』
写真は正午ごろの様子です。今日は関係者向けの公開日なので列はできていませんが、かなりたくさんの人が興味津々な様子で対戦風景を眺めていました。

■システムがわかってきた!

 ここまでプレイして、味方を呼び出して攻撃してもらう「ヴァリアブルアシスト」やエリアル中に味方と交代してコンボを伸ばせる新システム「ヴァリアブルエアレイド」など、クセのあるシステムも使いこなせるようになってきました。こうなってくるとすごく楽しいですよね! 味方を盾にして突っこんだり、大きな技のスキをフォローしたり。2人一緒に戦っている感覚は今まで以上だと思います。あと今作では、攻撃を食らっている最中でも「メガクラッシュ アサルト」を使って切り返せるので、そのあたりの駆け引きも熱いのではないかなと。まぁゲージを消費するので、できれば使いたくないんですが。

 と、ここで宿敵“ゴールドライタン”が再び乱入してきました。さっきはフルボッコされたけど、今の僕はもうさっきまでの僕じゃない! “ゴールドライタン”は、近寄ると危険なことがわかったので、遠距離からチクチク攻撃してハイパーコンボを使って体力を削る作戦で撃破。過去のトラウマを乗り越えた僕に、もう敵はいないんですよ! 俺強い! 最強!――そんなお山の大将を気取っていた僕の前に現れたのは、最初に戦ったチーム“リュウ”&“大鷲の健”。1度倒した相手にはもう負けないぜ! と思いきや、ハイパーコンボ中に味方のハイパーコンボを繰り出す「ディレイドハイパーコンボ」など、かなりきっちりいろいろと決められて敗北してしまいました……。人生、そう甘くはないですね。

■早く遊びたい!

 今回プレイしてみて、ちょっと触っただけで簡単にハデな技を出せてしまうのが『VS.』シリーズ最大の魅力だなと改めて実感しました。アーケードゲームというと「強い人がいて楽しめない……」といった人が多いかもしれませんが、あまり難しく考えず、好きなキャラクターで好きに遊んでみるといろいろと見えてくることもあると思います。『タツノコVS. CAPCOM』は、技の爽快感がとにかく手軽に味わえるので、ぜひ1度プレイしてみることをオススメしますよ!

『タツノコVS.CAPCOM』
帰り道、カプコンブースのコンパニオンさんにちゃっかり写真をお願いしました。せっかくなので掲載させていただきます。お忙しい中ありがとうございました!

(C)タツノコプロ
(C)CAPCOM CO., LTD. 2008, (C)CAPCOM U.S.A., INC. 2008 ALL RIGHTS RESERVED.「タツノコVS.カプコン」は一部(株)竜の子プロダクションの許諾を受けて、(株)カプコンが製造・販売するものです。

■「第46回アミューズメントマシンショー」開催概要
【開催日時】2008年9月18日~20日(一般公開日は20日のみ) 10:00~17:00
【開催場所】幕張メッセ
【入場料(一般公開日のみ)】前売券 700円(税込)/当日券 1,000円(税込)
※小学生以下、60才以上は無料

データ

▼『タツノコVS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES』
■メーカー:カプコン
■対応機種:AC
■ジャンル:FTG
■稼働開始時期:2008年冬予定

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