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2008年9月22日(月)

「スレイヤーズ」最新作制作決定! 制作・放送サイドにインタビューを敢行

文:電撃オンライン

 7月2日より、テレビ東京系で放送中のTVアニメ「スレイヤーズREVOLUTION」。本作のプロデューサーを務めるキングレコードの宿利剛氏と、一挙放送のプロデューサーであるAT-Xの井上健二氏にインタビューを行った。

 「スレイヤーズREVOLUTION」は、富士見書房・ファンタジア文庫から刊行されているライトノベル「スレイヤーズ」のTVアニメシリーズ最新作。AT-Xでは10月1日より、歴代シリーズを一挙放送する特別企画「超スレイヤーズ祭」が開催される。

 この企画の告知のため電撃オンライン編集部を訪れた宿利氏と井上氏に、本作の気になるポイントを質問にしてぶつけてみた。以下に、その内容を掲載する。インタビュー前半では「スレイヤーズREVOLUTION」について、後半では公式サイトにてAT-Xでの放送が告知された新シリーズを中心に話をうかがっており、後半は9月下旬に掲載予定だ。「スレイヤーズ」ファンは、「超スレイヤーズ祭」とあわせてぜひチェックしてほしい。

「スレイヤーズ」インタビュー
▲「スレイヤーズREVOLUTION」について語る宿利氏(写真左)と井上氏(写真右)。

――まずはじめに、なぜ今「スレイヤーズ」の新作の企画が持ち上がったのか、その経緯を教えていただけますか?

宿利氏:もともとずっと新作をやりたいという話はあって、いろいろと準備はしていたんです。それが今回、時間帯や枠などの調整でちょうどいい時期に実現した感じですね。ドラゴンマガジンさんでは展開されていて、ドラマCDなどはちょくちょく作っていたんです。TVアニメの話も、その都度上がってはいたんですが、スタッフもキャストも誰も本気だとは思っていなかったみたいで(笑)。

――前作までと同じキャスト陣が声をあてていますが、キャストさんを起用するにあたり、何か苦労された点などはありますか?

宿利氏:スタッフさんもそうなのですが、最前線で活躍する皆さんがとても忙しい方々ばかりなので、スケジューリングがすごくキツいですね。「スレイヤーズ」だから集められたといったところでしょうか。

――キャストの皆さんは久しぶりの「スレイヤーズ」だと思うのですが、演技は大丈夫でしたか?

宿利氏:1話目から大丈夫でしたね。集まった時は久しぶりみたいな空気がありましたけど、収録がはじまってしまえば、もう昔のまま、キレイに「スレイヤーズ」に入れていました。

――キャラクターのデザインや演出も、当時の「スレイヤーズ」のテイストを意識されていると思うのですが、これはあえてこうしているのでしょうか。

宿利氏:わざとこうしていますね。そもそもキャラクターデザインもずっと宮田さん(宮田奈保美さん)が担当していますので、変わりようがないですね。

――今の技術で「スレイヤーズ」を作ってしまうと、昔の感じが出せないかもしれない、といったような心配はありませんでしたか?

宿利氏:セルアニメではないので、今の技術は随所にほどこされています。そのうえでセル画っぽさを出すというか。逆に難しいことをやっていますね。

――「スレイヤーズREVOLUTION」は、オリジナルストーリーになっているんですよね。

宿利氏:原作のエピソードも若干織り交ぜてはありますが、基本的にはオリジナルですね。

――時系列的には、どのあたりの位置付けになるのでしょうか。

宿利氏:「TRY」の後ですね。具体的に何年後なのかはわからないんですが。「TRY」の最後に光の剣がなくなって、それを探し歩いている“リナ”と“ガウリィ”という設定になっています。

――当時「スレイヤーズ」を見ていたファンに向けての作品だと思うのですが、若い世代の人の反応はいかがですか。

宿利氏:若い人からもリアクションがありますね。初めて見たという人もすごく多くてびっくりしています。初めて見る人でもわかりやすいように意識して作ってはいます。

――本編が今ちょうどクライマックスに差し掛かっているところなのですが、最終回の見どころなどを教えていただけますか?

宿利氏:「スレイヤーズ」は、本筋と何も関係のないことをやることが多いんですけど、最終回は割とシリアスな、バトル中心の展開になっています。久しぶりに“リナ”たちが力をあわせて全力で敵と戦うという、わかりやすい内容なんですが、ちょっと感動する作りにもなっていますね。

井上氏:で、「終わりはしない」んですよね。

宿利氏:そうなんです。エンディングの「終わりはしない」につながるんです。それは意識して作っていますね。(エンディングテーマは)本当はオープニングにする予定だったんですよ。でも林原さんに詞をもらった時、1行目に「終わりはしない」って書いてあったんで、これエンディングにしましょうっていう話になって。で、オープニングは後から作ったんです(笑)。だからエンディングも元気のある曲になっちゃって。

井上氏:どっちもオープニングみたいな曲なんですよね。ファンはうれしいんじゃないでしょうか。

――テーマ曲を収録された際の、エピソードなどはありますか?

宿利氏:オープニング&エンディングのCDのジャケットは、合成ではなくて実際に東京のド真ん中で撮影したんです。ロケバスの上に林原さんを立たせて、角度を工夫して撮ったんですよ。実は収録当日は朝から雨が降っていて、これを撮る予定はなかったんです。当日はレストランを借りて、これ(林原めぐみさんのベストアルバム「MEGMIX」)のジャケットを撮っていまして。土砂降りだったんですけど、午後になったら晴れてきたんで、じゃあ外に行ってみようということになって(笑)。ロケバスの中で少し髪を切って撮りました(笑)。

「スレイヤーズ」インタビュー
▲こちらがオープニング&エンディングテーマを収録したCDのジャケット。林原さんが着ているシャツの文字以外、合成などはしていないそうだ。

――本当に突然ですね(笑)。ジャケットの撮影って、そんな風にその場で撮ろうと決めるようなことはあるんですか?

宿利氏:ジャケットは、別日に撮る予定でした。ただ、あまりにも天気がいいんで、これは撮らないと、と思って。

――まさか同じ日に撮っているとは思いませんでした。

宿利:安っぽくなっちゃうからあまり言いたくはないんですが……まさに、同じ日ですね(笑)。林原さんはとんでもない晴れ女というか、雨をあがらせるパワーを持っているんです。どんな土砂降りでも、大体晴れてくるんですよね。屋久島に撮影をしに行ったことがあったんですが、あそこはほとんど毎日雨が降っていると言われているようなところなんです。アルバムの撮影だったんですが、1泊しか予定がなかったので、雨が降っているけどとにかく登ろうということになって。でも屋久杉に着いたら晴れてましたね。

井上氏:まさに魔道士ですね(笑)。

――“リナ”と似ているところって、他にありますか?

宿利氏:食べ物に関してかなり貪欲ですね。「食レーダー」が強いというか、「ここ入ろう」って林原さんが言ったところはたいていうまいんですよ。直感がすごいですね。食べることに命をかけていますね。

――林原さんは、食べ物では何がお好きなんですか?

宿利氏:肉ですね。

――まさに“リナ”ですね(笑)。それでは、このあたりで一区切りさせていただこうと思います。「スレイヤーズREVOLUTION」について、最後に一言お願いします。

井上氏:DVDを買って、オンエアが終了しても、引き続き楽しんでもらえたらうれしいです!

宿利氏:皆さんが応援していただければ、我々もまた次が作れますから。ぜひ、あと1万人ぐらいに買っていただきたいです(汗)。お友だちに紹介してください。

井上氏:そうですね。ぜひご紹介いただければ幸いです(汗)。AT-Xでも10月1日より約半年間にわたり、「スレイヤーズ」一挙放送の他、さまざまな企画を準備しています。ぜひ「超スレイヤーズ祭」公式サイトをご覧いただければと思います。

(新シリーズの話は後半へ!)

(C)神坂一・あらいずみるい/富士見書房/スレイヤーズR製作委員会
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