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2008年10月7日(火)

グラスホッパーが「アンリアルエンジン3」のライセンスを取得

文:電撃オンライン

 グラスホッパー・マニファクチュアは、米国のエピック・ゲームズより、同社のミドルウェア「アンリアルエンジン3」のライセンスを取得した。

 グラスホッパー・マニファクチュアは、ゲームデザイナー・須田剛一氏によって設立されたゲーム開発会社。Wii用A・AVG『NO MORE HEROES』やGC/PS2用AVG『killer7』など、斬新なゲームデザインやシナリオで世界中から支持されている。今後、エレクトロニック・アーツよりマルチプラットフォームでアクションホラーゲームが発売される予定だという。

 「アンリアルエンジン3」のライセンス所得は、上記のアクションホラーゲームのために取られたとのこと。須田氏は、「この「アンリアルエンジン3」はパワフルで、グラスホッパーのクリエイティブチームのヴィジョンの実現に最適であり、実装しやすいゲームエンジンです。アンリアルエンジンに使用されている革新的なツールとテクノロジーは、開発者がゲームをより早く、簡単に、低リスクでゲームを開発する上で有用です」とコメントしている。

 なお、このアクションホラーゲームは須田氏をディレクターに、プロデューサーに『バイオハザード』などで知られるゲームクリエイターの三上真司氏を迎えている。これについてエピック・ゲームズのバイス・プレジデントであるジェイ・ウィルバー氏からのコメントが届いたので、以下に掲載する。

■ コメント ■

「三上さんと須田さんと一緒に次のプロジェクトでご一緒できることを光栄に思います。

グラスホッパー・マニファクチュアは世界でも、大胆で斬新な発想ができるスタジオの1つであり、「アンリアルエンジン3」で彼らの手によってどんな作品ができあがるか、とても楽しみです」


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