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2008年10月10日(金)

運命を破壊せよ――アニメ「黒神 The Animation」の制作が決定!!

文:電撃オンライン

 アニメ「黒神 The Animation」の企画が、現在進められていることが明らかにされた。


 本作は、コミック誌「ヤングガンガン」(スクウェア・エニックス刊)で連載中の、林達永氏原作、朴晟佑氏作画の伝綺アクションロマン作品をアニメ化したもの。ここでは、そんな本作のストーリーとキャラクター、そして知っておきたいキーワードを掲載していく。


■ストーリー■

 幼い時に母を失い、湾岸のマンションにひとりで暮らす高校生“伊吹慶太”。ある夜、屋台のラーメン屋に立ち寄った彼は、“クロ”と名乗る少女と出会うことに。代金が払えない“クロ”にラーメンをおごった“慶太”は、彼女から「同じ顔の人間が出会うと死んでしまう」という話を聞かされて……。


■キャラクター■

“クロ”……CV:下屋則子

「元神霊(もとみたま)」の少女。“プニプニ”という犬といつも一緒に行動している。人間に比べて身体能力が高く、素手での格闘を得意とする。人間の世界について知らないことが多いため、突拍子もない行動に出ることもあるうえ、食べ物を見ると自制心を失いがち。ある事件をきっかけに“慶太”と契約を交わし、彼の家に転がり込むことになる。

“伊吹慶太”……CV:浪川大輔

湾岸近くのマンションに1人で住む高校2年生。ひょんなことからクロに出会い、契約者となる。母親が不可思議な死を遂げているらしいが……。

“佐野茜”……CV:大原さやか

“慶太”の幼なじみで、現在は銀行に勤務する社会人。いつも“慶太”を気にかけており、なにかと面倒を見ている。誰にでも寛容な性格で、突然現れた元神霊の“クロ”にも、とまどいながらも優しく接している。

■用語解説■

■「ドッペルライナー・システム」…… この世界には、同じ顔をした人間が3人いる。その3人は1人のルートと、残り2人のサブに分けられる。その違いは共有している「容量(テラ)」の強弱。3人の中で一番強いテラを持つ者をルートと呼び、弱い残りの2人をサブと呼ぶ。
 サブが同じテラを共有するルートやもう1人のサブに出会うと、事故などに遭遇し突然死してしまう。基本的に生き残るのは常にルートである。

■「容量(テラ)」…… 地球に存在するエネルギーのひとつ。人間に宿る場合、運の強さや生命力となって現れる。テラは戦闘や傷を負うことによって減少するが、時間がたてば回復する。テラが完全に失われた場合、死にいたる。

■「元神霊」……人間をはるかに超えた身体能力を持つ存在。「上位元神霊」と、元神霊の能力を付与された人間である「下位元神霊」に分けられる。

(C)林達永・朴晟佑/スクウェアエニックス・サンライズ・BV

■TVアニメ「黒神 The Animation」
【スタッフ】(※敬称略)
 原作:林達永・朴晟佑(掲載「ヤングガンガン」スクウェア・エニックス刊)
 監督:小林常夫
 シリーズ構成:吉田玲子
 キャラクターデザイン・総作画監督:西村博之
 背景:美峰
 プロップデザイン:宮本崇
 色彩設計:安部なぎさ
 撮影監督:和田尚之
 編集:内浦良典
 アニメーション制作:サンライズ

【キャスト】(※敬称略)
 “クロ”役:下屋則子
 “伊吹慶太”役:浪川大輔
 “佐野茜”役:大原さやか
 “エクセル”役:田村ゆかり
 “シュタイナー”役:中田譲治
 他


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