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2008年10月10日(金)

華麗な超人バトルを手軽に堪能! 『ディシディア ファイナルファンタジー』レポ

文:電撃オンライン

 10月9日~12月の期間中、千葉・幕張メッセで開催されている東京ゲームショウ2008で、12月18日発売のPSP用ACT『ディシディア ファイナルファンタジー』を体験してきました。

 本作は、『ファイナルファンタジー』シリーズに登場したキャラクターたちが、3Dのフィールドを縦横無尽に駆け回り、1対1で対戦するアクションゲームです。形式こそ1対1ですが、格闘ゲームというよりはアクションゲームに近い感じでした。

 フィールド上は、アナログパッドを使って自由に動き回れます。Xボタンでジャンプ、Rボタンでガード、ボタンを組み合わせればエアダッシュや回避行動などが行えます。そして、本作の大きな特徴として「ブレイブ」というシステムがあります。「ブレイブ」とは、キャラクターの持つ攻撃力のような数値で、○ボタンで繰り出せる「ブレイブ攻撃」を当てると相手の「ブレイブ」が奪い取れます。まずはこの「ブレイブ攻撃」で、自分の「ブレイブ」を上げていきます。「ブレイブ」がある程度たまったら、次は□ボタンで出せる「HP攻撃」で相手のHPを減らしに行きます。特に、「ブレイブ」を減らして相手を「ブレイク」状態にできれば、大きなダメージが与えられるので、積極的に狙って行くといいでしょう。攻撃面はこんな感じです。アナログパッドとの組み合わせでいろんな技が繰り出せますので、飛び道具でけん制しつつ、スキを見て近寄って攻撃、みたいな感じで立ち回るのが基本のようです。

 これだけだとよくあるアクションゲームなのですが、本作は特定の場所で△ボタンを押すことで、壁を駆け昇ったり、スロープを滑り降りたりといった超人的なアクションが簡単にできます。さらに、空中での選択肢の多さも魅力的です。前述のエアダッシュの他、2段ジャンプ、緊急回避、空中ガードなんかを絡めることで、自由に空中を飛び回れます。特に緊急回避は空中で何度も行えるようなので、これを使って擬似的な多段ジャンプみたいなこともできます。慣れてくれば、壁を駆け昇って、ジャンプして魔法を撃って、そのまま相手の反撃を緊急回避で回避して、2段ジャンプしてまた壁を駆け上がるといった感じで、ほとんど空中で戦うことも可能。技の演出もハデなので、めまぐるしいバトルがお手軽に体験できます。

 と、余裕しゃくしゃくで遊んでいた僕だったのですが、難易度をノーマルからハードに変えた途端、最後の敵が異様に強くなってしまいどうしても勝てませんでした。体験版では、僕が使った“ジタン”の最後は“クジャ”、“暗闇の雲”の最後は“オニオンナイト”が出てきたのですが、ステージ上に出現する「EXコア」を取り、ゲージをためて変身する「EXモード」を駆使され全然勝てませんでした。「EXモード」発動中は、強力な「EXバースト」が使えるので、積極的に「EXコア」を取りにいかないとダメみたいですね……。

 「EXバースト」は、例えば“スコール”ならタイミングよくRボタンを押すといった、原作を知っているとニヤリとするようなギミックが用意されていたので、製品版で他のキャラクターの「EXバースト」も早く見たいですね~。(カネキング)

華麗な超人バトルを手軽に堪能! 『ディシディア ファイナルファンタジー』レポ 華麗な超人バトルを手軽に堪能! 『ディシディア ファイナルファンタジー』レポ
▲体験会場はこんな感じ。スクウェア・エニックスブースのクローズドメガシアターの横になります。スタッフさんが丁寧に教えてくださいますので、アクションゲームがニガテな方もぜひ足を運んでみてください。

■「東京ゲームショウ2008」開催概要
【開催期間】
 ・ビジネスデイ……2008年10月9日~10日
 ・一般公開日……2008年10月11日~12日
【開催会場】幕張メッセ(千葉県)
【入場料】
 一般(中学生以上)……当日1,200円(税込)
 小学生以下……無料
 特別割引入場券……当日券のみ 100円(税込)

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