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2008年10月25日(土)

戦友、教え子、テロリスト――『バイオニック コマンドー』に渦巻く人間関係

文:電撃オンライン

 カプコンは、2009年初頭発売予定のPS3/Xbox 360用ACT『BIONIC COMMANDO(バイオニック コマンドー)』の登場キャラクターを新たに公開した。

 『バイオニック コマンドー』は、1988年に発売されたファミコン用ソフト『ヒットラーの復活』の続編にあたる作品。前作から10年後の世界が舞台となる本作では、主人公の“ラッド”こと“ネイサン・スペンサー”が、アセンション・シティに爆弾を投下したテロ組織「バイオレン」との戦いを繰り広げる。“ラッド”が左腕に装備するバイオニック・アームを駆使した、「スウィングアクション」と呼ばれる3Dアクションが特徴だ。

『バイオニック コマンドー』 『バイオニック コマンドー』
“ラッド”(左画像)とバイオレン歩兵隊(右画像)。バイオレンは、アセンション・シティに「ウィザラー爆弾」を投下後、集めうる限りの歩兵隊を投入したという。歩兵隊は、数の力を武器として“ラッド”に迫るようだ。

 今回明らかになったのは、“ネイサン・スペンサー”の指揮官である“ジョセフ・ギブソン”と、バイオレンに関係があるテロリストの“シルバー”&“ジェイン・マグダレン”だ。

●ジョセフ・ギブソン●

『バイオニック コマンドー』

 別称は“スーパー・ジョー”。彼は、その慎重な情報収集能力をもって頭角を現し、すぐにスパイ活動および破壊工作の分野における「TASC」のトップへと上り詰めた。

 『バイオニックコマンドー マスターD復活計画』では、機密を抱えたまま帝国軍に捕らわれたもの、“ラッド”に救出されて、そのまま彼に協力してアルバトロスの阻止に成功している。

 「TASC」へ復帰してから数年後、“ギブソン”は組織全体の長官へと上り詰め、今作では“ラッド”の指揮を執る。


●シルバー●

『バイオニック コマンドー』

 “シルバー”の経歴およびバイオレインとのつながりについてはあまり知られていない。バイオレインの幹部と見られるこの人物に関する報告や確かな目撃情報は、ほんのわずかしか存在しないからだ。

 諜報機関は、彼がバイオレインの名の下にバイオニック支持団体を結集させるなど、バイオレインの使節のような役割を果たしていると想定。ここ数カ月は、“シルバー”が銃器の闇取引場を含む、世界の数カ所で出没していることが確認されている。


●ジェイン・マグダレン●

『バイオニック コマンドー』

 バイオニック技術によって脚を強化された第2期の「バイオニックコマンドー」。その脚のおかげで彼女は驚異的なスピードで移動することができる。

 “ネイサン・スペンサー”から戦闘訓練を施され、2人で協力して遂行した任務もある。向こう見ずな性格ゆえバイオク・レッグを酷使しすぎた彼女は、移植組織が特殊部隊の誰よりも早く磨耗してしまう。

 バイオニック廃止令が強制施行されると、それまでの地位とキャリアを捨て、地下へと姿をくらませた。


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データ

▼『BIONIC COMMANDO(バイオニック コマンドー)』
■メーカー:カプコン
■対応機種:PS3/Xbox 360/PC
■ジャンル:ACT
■発売日:2009年初頭
■価格:未定
 
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