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2008年10月28日(火)

【ハンターさんいらっしゃい】開発者と行く沖縄・密林ツアーをレポート!(1日目)

文:kbj

 PSP用ACT『モンスターハンターポータブル 2nd G(以下、MHP 2nd G)』の開発スタッフと行く旅行ツアー「沖縄やんばる地方~リアル密林フィールドをめぐる旅」が、10月25日から2泊3日で開催されました。

 普通に申し込んで、(会社を休んで)ツアーに参加しようと考えていたkbjでしたが、電撃オンラインの女帝・まり蔵から「その期間は「秋葉原エンタまつり」があるからね。ガンガン取材に行ってもらうよ」と早々に釘を刺され、断念しました。まったくモチベーションが上がらず、仕事をさぼってばかりの日々をすごしていたkbjでしたが、そんな自分を神の救いの手が! カプコンさんから「一緒に同行して取材してください」とお願いされたのです。お願いされたら仕方ありません、仕事です。堂々と「恥ずかしながら、沖縄に行ってきます!!」とまり蔵に言い放ち、kbjを乗せた飛行機を海を渡ったのです。

空港に集合する参加メンバー。早速、プランナー・小嶋慎太郎さんから飛行機のチケットが手渡された。

 目が覚めると、蒸し熱い! そう、飛行機はすでに沖縄の地へ降り立っていたのです。「昨日の夜は、緊張して眠れなかったのと朝早かったので眠くて」と誰かに言い訳して、飛行機を降りると歓迎されました。ああ、「めんそ~れ」というのは、沖縄の方言で「ようこそ」という意味です。

空港に着くや、半袖になる気候の沖縄。ちなみに沖縄空港の入り口近くには、ジンベエザメで有名な「沖縄美ら海水族館」の水槽がありました。

 ここで今回のツアーについて簡単に説明します。この「沖縄やんばる地方~リアル密林フィールドをめぐる旅」は、カプコンとJTBが共同で実施したツアーで、『モンスターハンター』の世界観に通じる沖縄北部・やんばる地方の大自然をトレッキングしたり、参加者同士で『MHP 2nd G』の協力プレイを行う懇親会などを楽しめるというもの。さらに、ツアーにはゲームの開発スタッフが同行しており、移動中に参加者と会話したり、一緒にツアーイベントに参加するという、ファンにはたまらないイベントです。

 というわけで、我々を乗せたバスは最初の目的地である「琉球村」へ到着しました。この琉球村は、沖縄の自然や文化を、見て・体感できる場所。開発スタッフを囲んで記念撮影をした後に、村の中を一周りすることに。

開発スタッフの3人を囲み、全員で記念撮影。この後、さらに数人に分かれ、個々での撮影も行われました。
村の中の様子。もうすでに密林に入り込んだかのようです。ガイドのお兄さんは「モンスターは登場しませんが、奥にはハブがいる「ハブセンター」があります」と話していました。

 そして、ここでは本ツアー限定のオリジナルシーサーの絵付けを体験。参加者は、色塗りされていないシーサーを自由に塗ることができます。ここでは開発スタッフも一緒に絵付けに挑戦していました。ステージ上で見せる顔付きとは違った真剣な顔で色塗りに挑んでいたのが印象的です。

いろいろな色をつかいながら、絵付けに挑戦する参加者と開発スタッフの面々。各テーブルに設置された見本を参考にしている人や、独自のカラーで塗る人など、さまざまなシーサーが見られました。
こちらが塗られる前のシーサーとkbjのシーサー。胴体が黄色なのは電撃のカラーで、タテガミの赤色と茶色は、なんとなく2色にしてみたかったためです。あと背中には、電撃マークが入っています。ちなみになぜか、全部のテーブルの中でここだけ見本がありませんでした。なぜ!?
左から小嶋さん、プロデューサー・辻本良三さん、ディレクター・一瀬泰範さんが塗ったシーサー。参加者の中には、テオ・テスカトル、ナナ・テスカトリ、ドドブランゴをイメージした塗りをする人もいました。

 「琉球村」を後にしたバスは、宿泊地である「ホテルムーンビーチ」へ到着。それぞれの部屋のカギを渡されたので、入ってひとやすみしようとすると!! 机の上に緑のポーチとメッセージカードが用意されているではないですか! さらにこのオリジナルポーチの中には、リストバンド2個と、携帯充電器、レインコートなどが入っていました。サプライズプレゼントに小躍りしていると、横の部屋からも歓声が上がりました。気持ちは一緒のようです。ありがとー!!

それだけでも豪華なのに、中にもグッズが詰め込まれたオリジナルポーチ。もったいなくて使えないので、キレイな状態でバッグにしまいました。

 夕飯を兼ねた親睦会は、近くにある料理屋「なかや」で開催されるということで、集合時間に集ってみると、顔を笑顔でゆるませたハンターがあちらにも、こちらにも。やはりサプライズプレゼントに驚き、よろこびを隠せなかったようです。そして、早速オリジナルポーチを肩から装備してきたハンターも多数見られました。話を聞いてみると「せっかくなので、使ってみました」という人と「使いたいけど、もったいないのでまだ勇気が出ない」という人がいました。どちらもわかります。

 親睦会は、辻本さんによる乾杯の合図でスタート。それぞれのテーブルで、「『MHP 2nd G』をプレイしたきっかけ」や「最近狩ったモンスター」など、会話が弾んでいると、辻本さんと小嶋さん、一瀬さんが各テーブルを周り、トークをさらに盛り上げていました。終盤には、ステージにオリジナル曲やアレンジした民謡を「三線」の音色とともに歌う「ティダカンパニー」が登場。「涙そうそう」や「島人ぬ宝」などを演奏しました。さらに三線で『モンスターハンター』のテーマを演奏すると、今日1番の拍手が上がりました。

親睦会では、開発スタッフがテーブルを回り、参加者とトークを実施。「ツアーに参加したきっかけ」や「どんな環境でプレイしている?」などの質問をしたり、参加者からの質問に応えたりで、時間はあっという間に経っていきました。
ここでも「回復DRY」というビールや、シークワサージュースをベースにした「回復薬ドリンク」などツアーオリジナルドリンクが用意されており、「ここだけでしか楽しめない」にこだわるスタッフの意気込みを感じられました。ちなみのこの「回復DRY」にはゴーヤが入っているので、苦味が効いていて、食欲が進みます。
さらに、今回のツアーのマスコットである、シーサーアイルーがデザインされたコースターが。これには「かわいい♪」という感想とともに、バッグにしまい持ち帰る人の姿が。否。誰もが、持ち帰りたくなるでしょう。
親睦会で曲を披露した「ティダカンパニー」。最後には、三線で『モンスターハンター』のテーマ曲を演奏し拍手を浴びたのですが、「練習してきたのに、本番で間違えてしまいました」と苦笑いしながら語っていました。最後は、「モンスターハンターフェスタ」でお馴染みの宇佐美友紀さんの「モンハンやろうぜ!」で親睦会は終了となったのでした。
イベント後には、コスチュームと三線を借りて、ポーズを決める小嶋さんと一瀬さんの姿が。2人とも違和感がなくて、ビックリ!?

 今日最後のイベントはスイートルームを貸しきっての「リアル集会所大会」。2部屋でギルドカードの交換や、互いに声をかけあっての協力プレイが行われました。そして、途中で辻本さんと小嶋さんが登場すると、会場はさらにヒートアップ! コミュニケーションやトークがますます盛り上がった……のですが、楽しい時間はあっという過ぎ行くもの。「また明日、狩りましょう」という辻本さんの閉めで、集会所はお開きとなり、1日目のすべてのプログラムが無事終了したのでした。

1日の疲れもなんのその。アグレッシブなハンターや、イベントを満喫したいハンターが集い、『MHP 2nd G』をプレイ。中には「協力プレイをするのが初めて」という人もいました。

 ベッドに横になり、濃い1日を反すうすると同時に、運動不足の体に疲れがドッと周り、あっという間に眠ってしまったkbjでした。明日は、さらに濃密な2日目の模様をお届けします。

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■「沖縄やんばる地方~リアル密林フィールドをめぐる旅」概要
【出発日】2008年10月25日(2泊3日)※終了しました
【その他】オリジナルモンハンツアーグッズがプレゼントされる。


データ

▼『モンスターハンターポータブル 2nd G』
■メーカー:カプコン
■対応機種:PSP
■ジャンル:ACT
■発売日:発売中(2008年3月27日)
■価格:4,800円(税込)

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