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2008年11月3日(月)

ビューティフルジョーやイッパツマンも参戦決定! 『タツカプ』SPステージレポ

文:電撃オンライン

 本日11月3日に、東京・品川インターシティホールで開催された「カプコン大格闘祭2008~俺より強い奴に会いに行く2008~」。その中で行われた『タツノコVS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES(以下、タツノコVS. CAPCOM)』スペシャルステージと、会場の様子をお伝えする。

■『タツノコVS. CAPCOM』スペシャルステージ

 このステージでは、まずプロデューサーの新妻良太氏、“リュウ”役の高橋広樹氏、“ヤッターマン1号”役の喜多村英梨さんがステージに登場し、トークを繰り広げた。オーディションについて司会者から話が振られると、高橋氏は「『ストリートファイターIV(以下、ストIV)』で“リュウ”役が決まって、そのまま特にオーディションもなく決まりましたね」と回答。喜多村さんも、「オーディションはなくて、テープを送って声を聞いてもらって、それで決まったんです」と、あっさりとした答えを返していた。だが新妻氏によると、“ヤッターマン1号”はかなり最後の方で配役が決まったとのこと。新妻氏は「“ヤッターマン”は今アニメが放送されているんですが、ゲームでは女性が出す少年声という初代の雰囲気を出したかったんです」と、キャラクターへの思いを語っていた。また「喜多村さんには、最初“ロール”ちゃんの声をお願いしようかとも思っていたんですよ」といった発言も飛び出し、喜多村さんは「初めて聞きました」と驚いていた。

 また高橋氏は、“リュウ”を演じた感想を「『ストIV』ではなく『タツノコVS. CAPCOM』で演じています。『タツノコVS. CAPCOM』は演出も派手だし、キャラクターがデフォルメされていますが、“リュウ”はストイックな部分があるんです。音声は『ストIV』と同じかもしれませんが、オーラは違うので、聞くというよりは感じてほしいですね」とコメント。本作の発売or稼働後には“リュウ”のボイスを聞き比べてみると楽しいかもしれない。さらに新妻氏によれば、『ストIV』では絶対に言わないようなコミカルなセリフも用意されているとのことだ。

「カプコン大格闘祭」 「カプコン大格闘祭」
▲『タツノコVS. CAPCOM』の収録を振り返る出演者たち。「元気な男の子役をするのはこの作品が初めてだったので、引き出しを探すのが大変でした」と話す喜多村さんだったが、新妻氏からは「ユーザーからの反響も多て、選んだ側としてよかったと思っています」とうれしい発言が。

 続いて、ここでコンシューマ版に登場する新たなキャラクターが紹介された。カプコンサイドは、『クイズなないろDREAMS 虹色町の奇跡』の“想鐘サキ”と、『ビューティフルジョー』シリーズの“ビューティフルジョー”。タツノコサイドは、「逆転イッパツマン」の“イッパツマン”。すでに“ハクション大魔王”の参戦が明らかになっているので、これで家庭用オリジナルキャラクターはカプコンサイド2キャラクター、タツノコサイド2キャラクターの計4キャラクターが判明したことになる。

「カプコン大格闘祭」 「カプコン大格闘祭」 「カプコン大格闘祭」
▲知る人ぞ知る業務用クイズゲーム『クイズなないろDREAMS 虹色町の奇跡』から、“想鐘サキ”が参戦。『MARVEL VS. CAPCOM CLASH OF SUPER HEROES』のパートナーキャラクターとして登場していた彼女が、今度はプレイヤーキャラクターとして登場する。

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▲アメコミ調のアクションゲーム『ビューティフルジョー』シリーズの主人公が『タツノコVS. CAPCOM』に乱入! 発表時には、会場から歓声が上がるほどの人気っぷりだった。ハイパーコンボでは、VFXパワーが炸裂か!?

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▲タツノコサイドの追加キャラクターは、タイムボカンシリーズのヒーロー“イッパツマン”。原作通り、野球をモチーフにした動きで攻撃する。

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▲衝撃の発表の後、ステージには“イッパツマン”役の加藤将之氏が登場した。

 加藤氏は、「システムメッセージを担当していたんですが、ある日現場に行ったら「キャラ表です」って言われて渡されて。それが“イッパツマン”だったんですよ」と当時のエピソードを披露。「当時“イッパツマン”を見ていた側からすると、やっぱり“イッパツマン”役の富山敬さんは伝説の方なんで、演じるのが怖かったですね」と、真摯に話していた。

 ここで、豪華賞品を賭けたじゃんけん大会が行われた。賞品は、出演者のサイン色紙&オリジナルTシャツ。また新妻氏からは、「ドロンボー一味」の“ドロンジョ”役・小原乃梨子さん、“ボヤッキー”役・八奈見乗児氏、“トンズラー”役・たてかべ和也氏の寄せ書きサイン色紙といった超豪華な賞品が飛び出した。高橋氏は「じゃんけん昇竜拳!(グー)」、「じゃんけん波動拳!(パー)」と“リュウ”らしいじゃんけんを披露。最後は、「昇竜拳(グー)」を出し切った参加者が見事賞品を掴み取っていた。

「カプコン大格闘祭」
▲「ドロンボー一味」のサイン色紙には、来場者だけでなく高橋氏らも衝撃を受けていた。「僕らも(じゃんけん大会に)参加したい!」とうずうず。勝った人には、色紙とTシャツに加え、ゲームソフトの目録もプレゼントされた。

 最後は出演者たちからファンに向けてメッセージが贈られた。「『ストリートファイター』シリーズから旬のキャラクター、タツノコからは懐かしいキャラクターが登場します。応援よろしくお願いします(加藤氏)」、「『ストIV』で“リュウ”をやり、こういう企画にも参加できてうれしいです。ぜひ“リュウ”を使って……でも“ビューティフルジョー”も使いたいんですよね(笑)。皆さんともぜひ対戦したいと思っています(高橋氏)」、「発売、稼働まで約1カ月ということで、ボリュームのある発表をさせていただきました。開発も頑張っています。その頑張りが伝わったらうれしいですね(新妻氏)」とそれぞれ話し、ステージは終了となった。

■会場の様子

「カプコン大格闘祭」 「カプコン大格闘祭」
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▲どのタイトルも、無料で遊び放題。家庭用『ストIV』では、“剛拳”や“さくら”が使用可能だった。東京ゲームショウ2008の時と同じく、5連勝すると特製の帽子がもらえた。

「カプコン大格闘祭」 「カプコン大格闘祭」
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▲タツノコプロ・九里一平氏書き下ろしの原画が展示されていた。この他、コスプレイヤーの撮影コーナーや、物販コーナーなども設けられていた。

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■「カプコン大格闘祭~俺より強い奴に会いに行く2008~」概要
【開催日時】2008年11月3日10:00~17:00(※終了)
【会場】品川インターシティホール
【入場料】無料



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