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2008年11月16日(日)

リッキー先輩がステージを奔走! 「UV:コード 044」トークショーをお届け

文:電撃オンライン

 11月15日、都内の文化放送メディアプラスホールにて「ウルトラヴァイオレット:コード 044」DVD発売記念スペシャルトークショーが開催された。

 「ウルトラヴァイオレット:コード 044」は、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演映画「ウルトラヴァイオレット」をもとに、その60年後の世界を描いたアニメ作品。監督は、「あしたのジョー」、「エースをねらえ!」、「ベルサイユのバラ」など日本人の多く、あるいは世界的にも知られる名作アニメを手がけてきた出崎統氏が務めた。キャストにも、朴ろ美(「ろ」は王へんに「路」)さん、関智一氏、小山力也氏、羽佐間道夫氏、堀内賢雄氏など、豪華声優陣が顔を揃えた作品だ。

「ウルトラヴァイオレット:コード 044」 「ウルトラヴァイオレット:コード 044」 「ウルトラヴァイオレット:コード 044」
▲こちらはDVD1巻のジャケット写真。DVD「ウルトラヴァイオレット:コード 044 Vol.1、2」(税込各3、990円)は現在発売中で、12月19日には全話収録のブルーレイBOXもリリースされる。

 この日のイベントでは、司会を鷲崎健氏が務め、主人公“044(フォーティー・フォー)”を演じた朴さん、その敵役“ダクサス二世”を演じた小山氏が出演。ステージはおろか客席まで駆け回った小山氏、そこにツッコミを入れつつも自らボケも披露していた朴さんの2人に、観客だけでなく取材陣までもが大爆笑のトークショーが行われた。

「ウルトラヴァイオレット:コード 044」 「ウルトラヴァイオレット:コード 044」
▲桐朋学園の先輩、後輩ということもあってか2人は最初からリラックスムード。この日は、互いを「リッキー先輩」、「ろ美ちゃん」と呼び合って仲よくトークを展開し、小山氏も「これで仕事と言っていいのか(笑)」と言うほど。

「ウルトラヴァイオレット:コード 044」 「ウルトラヴァイオレット:コード 044」
▲しかし、あらすじ紹介、キャラクター紹介と続いてあまりにリラックスしすぎた朴さんに対し、先輩からお客さんにもっとサービスするよう指導が。

「ウルトラヴァイオレット:コード 044」
▲開始5分で小山氏が客席に向かって土下座、というシーンも挟みつつ、汗をかいた朴さんは「暑すぎる」と早くも上着を脱ぐほどに、身体とステージを使ったトークが展開した。

 観客を爆笑で包んだ2人のトークは、作品のサブタイトルの書かれた紙を箱の中から引いて、そこに書かれたサブタイトルをテーマにトークを行う「ウルトラ・サブタイトークショー」のコーナーでさらにヒートアップ。お腹をよじれさせる人が続出した。

 ちなみにこのコーナー、終了後にお客の拍手の大きさで勝敗を競い、勝利側には「ジャポネ桜」というお酒が贈られることに。それを聞いた朴さんは、「いやですよ~、先輩に勝てるわけないじゃないですか!」と早くもリングアウト気味だったのだが……。

「ウルトラヴァイオレット:コード 044」 「ウルトラヴァイオレット:コード 044」
▲先攻の朴さんが引いたお題は「旅立ち…」。割とトークをしやすいお題に見えるものの、朴さんは「う~ん」とうなったり、小山氏に「旅立ちって何だと思います?」などと聞いたり、トークが思いつかず。仕舞いには「何かお題をくださいよ~」と言って、鷲崎氏と小山氏の2人から「おい!(笑)」と突っ込まれる始末。これには観客も取材陣も大爆笑だった。

「ウルトラヴァイオレット:コード 044」 「ウルトラヴァイオレット:コード 044」
▲小山氏の引いたお題は「地球(ふるさと)へ…」。これもまた比較的トークのしやすいお題だが、突如小山氏は立ち上がる。

「ウルトラヴァイオレット:コード 044」 「ウルトラヴァイオレット:コード 044」
▲ステージをうろつき始めた小山氏の何やら先生じみた様子に対し、朴さんと鷲崎氏は正座。司会のスタンドから、故郷・京都でのお墓参り、先祖への感謝と、話はどんどん説法のようになりつつ……

「ウルトラヴァイオレット:コード 044」 「ウルトラヴァイオレット:コード 044」
▲と思いきや、勢い任せにご先祖への感謝を叫び始めた小山氏、「バンザーイ!」とジャンプ、ジャンプ、ジャンプ! 最後には、「愛とは想像力ですよ」と瀬戸内寂聴さんのモノマネをして、会場を爆笑の渦に巻き込んでいた。

「ウルトラヴァイオレット:コード 044」 「ウルトラヴァイオレット:コード 044」
▲その後も朴さんは、「…初恋」などの話やすいお題を引いたものの、小山氏にスルーパスしてしまう。初恋の話をはじめた小山氏、好きな人にいじわるをしたことを後悔して、「そんなことしなきゃよかったー!」と悲嘆の叫び。

「ウルトラヴァイオレット:コード 044」 「ウルトラヴァイオレット:コード 044」
▲その後も朴さんに代わって、身体を張ったトークを展開する小山氏。その間に朴さんは、落としてバラバラになった台本の回収作業を行う。……いや、別に3話「回収命令」はお題にならなかったわけだが。

 ステージを駆け回るどころか、客席に下りてまで全力トークを展開した小山氏と、のほほんとしながら時にツッコミやボケを見せていた朴さん。しかしなんと、勝敗を決する観客の拍手は朴さんのほうが若干多めの結果に。賞品の「ジャポネ桜」を受け取って申し訳なく感じた様子の朴さんから、「後で半分ずっこにしましょうね」と言われたものの、さすがの小山氏も疲れを面に出して肩を落としていた。

「ウルトラヴァイオレット:コード 044」 「ウルトラヴァイオレット:コード 044」
▲コーナー開始前には、「お酒が苦手だけど、これは好き」だと話していた朴さん。先輩も後輩もない勝負の厳しさ……というか、マンガのようなオチが見られたコーナーだった。

「ウルトラヴァイオレット:コード 044」 「ウルトラヴァイオレット:コード 044」
▲ちなみに、“ダクサス二世”と“044”の会話シーンを、「もしも“ダクサス二世”が24時間戦い続けるキャラだったら」、「もしも“044”が~キュア5なキャラだったら」という設定でアフレコを行うコーナーもあった。高級リゾートに核爆弾を用意する物騒な“ダクサス二世”と、「ロプロプロプ~」とのん気すぎる“044”の凸凹な掛け合いに、会場は息をするのも大変なほどに大爆笑!

 また最後は、観客席を後ろにしての、朴さんと小山氏、ファン合同のフォトセッションが行われた。

「ウルトラヴァイオレット:コード 044」 「ウルトラヴァイオレット:コード 044」

(C)2008 Sony Pictures Entertainment(Japan)Inc.

TVアニメ「ウルトラヴァイオレット:コード 044」
【スタッフ】(※敬称略)
 制作:マッドハウス
 制作協力:手塚プロダクション
 製作:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
 監督・脚本:出崎統
 キャラクターデザイン:杉野昭夫
 音響監督:山田知明
 プロデューサー:丸山正雄
 他

【キャスト】(※敬称略)
 “044”役:朴ろ美(「ろ」は王へんに「路」)
 “ダクサス二世”役:小山力也
 “キング”役:羽佐間道夫
 “ルカ・ブルーム”役:関智一
 他

データ

▼「ウルトラヴァイオレット:コード 044 Vol.1」
■発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
■品番:JDD-08840
■発売日:発売中(2008年10月22日)
■価格:3,990円(税込)
 
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▼「ウルトラヴァイオレット:コード 044 Vol.2」
■発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
■品番:JDD-08841
■発売日:発売中(2008年10月22日)
■価格:3,990円(税込)
 
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▼「ウルトラヴァイオレット:コード 044 ブルーレイBOX」
■発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
■発売日:2008年12月19日
■価格:27,000円(税込)
 
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