2008年11月21日(金)
マリン・エンタテインメントが12月20日に発売するドラマCD「紅」。収録を終えたキャスト陣から、コメントが届いた。
この製品は、集英社のスーパーダッシュ文庫から刊行されている、片山憲太郎氏原作の小説をドラマCD化したもの。“紅 真九郎”役に沢城みゆきさん、“九鳳院 紫”役に悠木碧さんといった、TVアニメと同じキャスト陣による、オリジナルの物語が展開する。
以下に、キャスト陣のコメントを掲載する。また明日11月22日と23日には、本作の監督を手掛ける松尾衡(まつお こう)氏のインタビューも掲載する。23日の記事の最後には、豪華プレゼントも用意したので、楽しみにしていてほしい。
――収録を終えての感想をお願いします。
沢城みゆきさん(“紅 真九郎”役):ウォーターベッドで“紫”と一緒にはしゃいだ時間は宝物です。“銀子”と2人乗りした自転車もなんだか淡くて、とても好きでした。
悠木碧さん(“九鳳院 紫”役):本当に久しぶりに「紅」のメンバーにお会いできて、また“紫”を演じることができて、幸せでしたっ! 「紅」という作品は私の宝物なんだと改めて実感しました。
新谷良子さん(“崩月 夕乃”役):久しぶりに集まったメンバーでしたが、すんなりと作品の空気に戻れました。やっぱり、とてもいいチームだなと思います♪
升望さん(“村上 銀子”役):久しぶりにみんなに会えて、すごくうれしかったし、楽しかったです。休憩のときに黒田さんが回し蹴りを披露してくださったりして、この自由度が「紅」だなぁと思いました(笑)。
真田アサミさん(“武藤 環”役):久しぶりに「紅」のメンバーで集まれて、とても楽しかったです。やっぱり、このメンバーは一緒にいてとても楽ですね。
木村はるかさん(“闇絵”役):とっても幸せな時間でした! 久しぶりの「紅」をキャスト全員思いきり楽しんでいたと思います。私もとてもリラックスして演じさせていただきました。
石毛佐和さん(“柔沢 紅香”役):久しぶりの収録にもかかわらず、みんな息がピッタリでとっても楽しい収録でした。“紅香”の新しい一面を演じることができてうれしかったです。
大久保藍子さん(“犬塚 弥生”役):楽しかったです! 久しぶりの「紅」。久しぶりに会えたキャストのみんな、そしてキャラクター。「帰ってきましたー!」とうれしく思いました。
黒田崇矢氏(“九鳳院 蓮丈”役):やはり! 「紅」の現場は楽しいですね。スタッフやキャスト、全員が気持ちいい! ひさびさにみんなに会えて、幸福でした。
――シナリオを読んでの感想と、実際にドラマCDを演じるにあたって意識したことについて教えてください。
沢城さん:「紅」はとにかく会話の対象がポンポン切り替わるので、音だけの媒体でそこがおろそかにならないよう、アニメより注意してやりました。
悠木さん:音声のみなので、距離感や呼吸感というか、目に見えないものを意識できたらな、なんて思って取り組ませていただきました。
新谷さん:“夕乃”と“真九郎”の「心の距離」と「物理的な距離」……ですかね。どういう動きになっているのか、細かいところも想像しながら演じようと思いました。
升さん:本編にないお話ってワクワクしますよね。だからいろいろどうしようか考えたりしたんですが、実際に録るときには、相手の呼吸を一番意識していました。
真田さん:またドタバタができるなー、ってうれしかったです。演じるときに意識したことは「空気」ですね。ノリとかテンションが自然と合う現場なので、そこを感じ取るよう気をつけました。
木村さん:軽く目を通しただけで、すんなりみんなの声が聴こえてきました。久しぶりの“闇絵”には正直緊張しましたが、全員で声を合わせたら自然と“闇絵”になれた気がします。
石毛さん:“紅香”さんが怒り続けているなぁと(笑)。テンション高く演じたいなと思いました。あとはできるだけテンポを崩さないよう注意しました。
大久保さん:どえらい内容だなぁと思いましたが、さすが松尾監督。こうなったらキャラクターを崩さないギリギリのラインで、めいっぱい遊ぼうと心掛けました。
黒田氏:ドラマCD独特の軽さが楽しかったです。“蓮丈”は、本編ではシリアス担当だったので! “蓮丈”の重さをなくさず、全体の空気感を壊さないよう注意しました。
――今回のシナリオの中でもっとも印象的なシーンはどこでしょうか?
沢城さん:“紅香”や“蓮丈”のプライベートを垣間見れたのは新鮮でした。そりゃ朝しかデートできないよな(“紅香”のこと)とか、いきなり携帯鳴ったら驚くよな(“蓮丈”のこと)とか!
悠木さん:“蓮丈”さまが携帯電話と格闘するシーンは、とても印象的でした♪ 真剣な場面に登場していた“蓮丈”さまが、五月雨荘のドタバタに巻き込まれていて素敵です☆
新谷さん:やっぱり、“夕乃”と“真九郎”があんな場所へ行くところ……ですね(笑)。めちゃめちゃドキドキしました……♪
升さん:ワタクシ“銀子”として、ここは「いやらしい」と言っておきます。最初にシナリオを読んだときには「言わせたいだけでは?(笑)」と思ったんですが……でも、“銀子”の名言(?)ですしね♪
真田さん:一番好きなのは、親子の会話ですね。全体的にそうなんですけど、笑いをこらえるのが大変でした。
木村さん:“真九郎”が“紫”を連れて“夕乃”とホテルへ行ってからがドキドキしました! 「若いのに静かな行為だな」というセリフが生々しくて印象的です(笑)。
石毛さん:……。言い難いです。どうやら、ピーって音が入るらしいんです。でも、セリフはあったんです。……。察してください……。
大久保さん:“弥生”が乙女心を語るシーンです。切実過ぎて身につまされました。“弥生”が原作とどんどんかけ離れていくような気が……! “弥生”……!
黒田氏:ただひたすらに、“紫”がかわいい! 「お腹がすいた!」というだけで、何かおいしい物を買い与えたくなる衝動に駆られる!
――最後に、ファンの方にへメッセージをお願いします。
沢城さん:どのキャラクターもアニメではちょっと見せなかった一面が出ていて、「これは必聴では」と思っています。楽しんでいただけますように!
悠木さん:たくさんの人に聴いていただいて、み~んなで盛大に笑っていただけたら幸せです! 皆さんに幸せとワクワクのお裾分け(!?)が、できるといいなっと思います♪
新谷さん:久しぶりの「紅」の世界、どうか存分に楽しんでください。空っぽにして笑っていただけるのでは、と思います☆
升さん:「紅」ファンの皆さま、今回のドラマCDもとっても面白く仕上がっております! “銀子”と“真九郎”のちょっといい話もあります! ぜひ聴いてください!!
真田さん:久しぶりでも変わらないキャラクターたちのやり取りを楽しんでくださいね。ちょっとだけ「大人の時間」的なシーンもありますよ(笑)。
木村さん:「紅」を応援してくださり、ありがとうございます。今回のドラマCDは、“真九郎”たちのバカバカしくも愛しい日常です。楽しく聴いていただけると思います!
石毛さん:とても和やかな雰囲気と、心地いい緊張感の中、収録させていただきました。 何度も何度も聴いていただけたら幸いです。これからも「紅」をよろしくお願いします!
大久保さん:皆さんの中に、各キャラクターのイメージがあるかと思いますが、これも1つの形だと楽しんでいただけたらうれしいです。キャスト一同楽しんで演じました。
黒田氏:「紅」は、本当に大好きな作品です。皆さんもこの作品を応援してくれるとうれしいです。次回作もやれるように力を貸してください!
(C)片山憲太郎・山本ヤマト/集英社・「紅」製作委員会