2008年12月9日(火)
本日12月9日、都内のカナダ大使館でPS3/Xbox 360用ソフト『プリンス・オブ・ペルシャ』の発売記念イベントが行われた。
『プリンス・オブ・ペルシャ』は、古代ペルシャ神話をモチーフとしたACT。世界で700万本のヒットを記録した『アサシン クリード』を手掛けたユービーアイソフト モントリオールスタジオが制作を行い、12月18日にXbox 360版が、来年1月22日にPS3版が発売される。
発売記念イベントには、主人公“プリンス”役の浪川大輔氏とヒロイン“エリカ”役の成海璃子さんが駆けつけ、アフレコにまつわるトークや、2人よるゲームプレイが行われた。
アフレコの苦労や、キャラクターについてトークを披露してくれた浪川氏と成海さん。両脇にいるのは、在日カナダ大使館のキャサリン・ドノヒュー参事官(左)と、ユービーアイソフト代表取締役社長スティーブ・ミラー氏(右)。 |
なお、トークに先立ってユービーアイソフトの辻良尚氏からゲームの紹介もされた。氏によると、本作のテーマは「愛」。これには、“プリンス”と“エリカ”の愛もあれば、普遍的な世界への愛も含まれるという。
またゲームの特徴としては、1対1の戦闘が挙げられ、“プリンス”に同行して援護を行ってくれる“エリカ”を含めた最大3キャラクターしか画面に表示されないことから、高精細な描写でゲームを楽しむことが可能。さらに本作にはゲームオーバーの概念がなく、誰でもゲームを進めていけるとのことだ。
“プリンス”の対峙するボス敵は、基本的にもともと人間であり、自分の欲望を満たすため悪に魂を売った存在なのだという。ボス戦後は、“エリカ”が命を削りながら「浄化」を行い、“プリンス”は彼女のことを助けるためにも行動していく。
海外では、「プレイヤーと“エリカ”のラブストーリー」との評価も受けたという本作。プロデューサーのベン・マッテス氏は、日本のゲームやアニメにも多大な影響を受けて本作を制作したという。 |
2人のゲームプレイでは、浪川氏がボスを倒し、成海さんがボタン連打して浄化を行うという協力プレイを披露してくれた。浪川氏は、ゲーム中さまざまに主人公を助けてくれる“エリカ”の援護を受け、見事ボス敵を撃破していた。 |
本作では、1キャラクターあたり、普通のゲームよりも多くのセリフ量が収録されたという。「声優の仕事は初めてなので大変でした」という成海さんに、「このゲームは、声優の仕事の中でも大変な方ですよ」と浪川氏。浪川氏は、1日に8時間もの収録を行って、ヘトヘトになったそうだ。 |
浪川氏は、「誰にでも気さくに話しかける親しげなところ」が“プリンス”と似ているところだという。また役者のこだわりついて聞かれると、(セリフの時間や量といった)尺などの問題よりも、感情の流れを大事にした演技を心掛けているとのこと。 | 同じく役者のこだわりについて聞かれた成海さんは、「考えずに自然体にやるのが一番だと思います。(役柄が)笑いたくなったら笑うし、泣きたくなったら泣きます」とコメント。 |
最後に、本作の画面写真を掲載するので、2人が美しいと語る映像の一部をご覧になっていただきたい。
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