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2008年12月10日(水)

『ドラクエ』とともに欧米に負けない市場を作りたい――発表会の詳細をお届け

文:電撃オンライン

 スクウェア・エニックスは本日12月10日、都内のホテルで『ドラゴンクエスト』のプレス発表会を開催した。

 DS用RPG『ドラゴンクエストIX 星空の守り人(以下、ドラクエIX)』の発売日が3月28日であること、『ドラゴンクエストX』がWiiで発売されることはすでにお伝えした通り。

『ドラゴンクエスト』 『ドラゴンクエスト』
発表会では、ゲームデザイナー・堀井雄二氏、スクウェア・エニックス代表取締役社長・和田洋一氏、同社エグゼクティブプロデューサー・三宅有氏、任天堂取締役社長・岩田聡氏らが登壇し、『ドラゴンクエスト』の昨年末からの展開と、今後の展開について語られた。


■『ドラクエ』ユーザー層の拡大

『ドラゴンクエスト』

 初めに登壇した『ドラゴンクエスト(以下、ドラクエ)』シリーズ・エグゼクティブプロデューサーを務める三宅氏は、「自分自身が主人公となって世界を冒険する『ドラゴンクエスト』のおもしろさ、楽しさをできるだけ多くの人に知ってもらうため、昨年末から2つの方向性を持ってタイトルをリリースしてきました」と説明した。

 1つは、ゲームをあまり遊んでいなかった人、およびゲームから遠ざかった人に向けたDS『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』、『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』の発売。この2タイトルは、ともに100万本を超えるヒットを記録している。

 もう1つは、『ドラクエ』をまだ知らない子どもたちに向けた業務用『ドラゴンクエスト モンスターバトルロード』シリーズ。新作『ドラゴンクエスト モンスターバトルロードII』は12月3日より全国230店舗で先行稼働を開始し、カードのシリーズ累計出荷は1億枚を超えているとのこと。以上2つの方針により、『ドラクエ』は幅広い年齢層にまんべんなく支持され、満を持しての『ドラクエIX』発売となるという。

■堀井氏がマルチプレイを実演!

『ドラゴンクエスト』

 続いては、『ドラクエ』シリーズのシナリオ・ゲームデザインを手掛ける堀井氏が登壇。「実際に(プレイしているところを)見てもらうのが早いと思う」と前置きした堀井氏は、ニンテンドーDSiを使って、本作のウリでもある4人マルチプレイを披露した。

 ここで行われたのは、堀井氏のプレイする世界に三宅氏のキャラクターらが入り込む形。町では自由にキャラクターたちが動き回り、キャラクターのプロフィール画面で設定したコメントを披露してくれた。プレイ中には、堀井氏と三宅氏の他にも、すぎやまこういち氏と鳥山明氏のキャラクターも登場し、事前にもらったという2人のコメントも紹介された。

 なお、12月20日・21日に千葉・幕張メッセで開催される「ジャンプフェスタ2009」では、多数の試遊台が出展され、実際に周りの人とのマルチプレイも楽しめるとのことだ。

『ドラゴンクエスト』 『ドラゴンクエスト』 『ドラゴンクエスト』 『ドラゴンクエスト』
『ドラゴンクエスト』 『ドラゴンクエスト』 『ドラゴンクエスト』 『ドラゴンクエスト』
左から、堀井氏、すぎやま氏、鳥山氏、三宅氏のキャラクター。堀井氏はゲームを代表するようなオーソドックスな戦士であったが、他の3人はそれぞれに個性的。カスタマイズ要素の充実さがうかがえる。

 そして『ドラクエIX』が3月28日に発売されることが発表されると、「そろそろ次回作の構想も……」と語る堀井氏の口から、『ドラゴンクエストX』がWiiで発売されることも明かされた。

『ドラゴンクエスト』
『ドラクエIX』の発売は3月28日! これから情報がどんどん明らかにされていくとのことなので、ファンはそちらをチェックしつつ発売日を待とう。


■『ドラクエ』を世界に

『ドラゴンクエスト』

 ゲームの紹介が終わると、任天堂より岩田氏が登壇。「『ドラゴンクエストX』がWiiで発売されることをうれしく思います」と語った氏は、ソフトメーカーがソフトを出すには、勢いのある市場を作るのがプラットフォームメーカーとしての役目であると話す。

 現在、日本よりも圧倒的に大きなゲーム市場を誇る欧米。そこにおいて、例えばDSであれば日本の2倍、Wiiにいたっては日本の4倍の台数が売れている現状を挙げた岩田氏は、「『ドラクエ』とともに、欧米に負けない市場」、「『ドラクエ』が海外でもしっかり売れる体制を整える」という2つを口にした。スクウェア・エニックスと協力してこれに取り組むと発表した岩田氏。最後に「『ドラクエ』の魅力を知る人が1人でも増えてほしい。堀井さんと一緒に頑張ります」と思いを語った。

『ドラゴンクエスト』
「『ポケットモンスター』しか遊んだことのないお子さんも、遊んでみたらひょっとして『ポケモン』よりおもしろいかもしれません」と和田氏。会場から起きた笑いに、「他意はないですよ(笑)」と返していた。

 最後に登壇したのは、ゲームを発売するスクウェア・エニックスの和田氏。まずは『ドラクエIX』の発売に、「私も会社代表として、どれだけこの日を待ち望んだことか。ああ~よかった! という気持ちでおります」と安堵の笑みを浮かべた。

 和田氏は、「最近はおもしろいゲームがいっぱい出てますけれども、見慣れないゲームは難しいのでは、時間がかかるのでは、とちょっと腰が引けちゃう感じがあるかもしれません」と声のトーンを若干落としながらも、「『ドラクエ』は安心して楽しめる作品です、今作においてもまったくそれは変わっておりません」と自らの言に切り返す。「通信などの難しく思えるような要素も、遊んで楽しんでしまえば100年前から知っているような顔をすればいい」と安心して遊べる部分を強調した和田氏は、子どもにも遊んでもらいたいと、『ドラクエIX』が広い層に訴求できるタイトルであることを語り、発表会を締めくくった。

『ドラゴンクエスト』 『ドラゴンクエスト』
『ドラゴンクエスト』 『ドラゴンクエスト』
なお会場には、ホリから3月に発売される「ドラゴンクエストスライムスピーカースタンド」や、「ドラゴンクエストIX プロテクトケースDSi」の展示、『ドラゴンクエスト モンスターバトルロードII』の試遊台設置などが行われていた。『ドラクエIX』に登場するキャラクターのコスプレ姿も!

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データ

▼『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応機種:DS
■ジャンル:RPG
■発売日:2009年3月28日
■価格:5,980円(税込)
 
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