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2008年12月16日(火)

寝台列車を襲う恐怖――工画堂からミステリーノベル『Damsel』が来夏に登場!

文:電撃オンライン

 工画堂スタジオは、2009年夏にPC用ソフト『Damsel(ダムゼル)』を発売する。

 『ダムゼル』は、2005年8月に発売されたPC『羊の方舟』に続く、同社のデジタルノベルシリーズ最新作。寝台列車の中で起こる凄惨(せいさん)な殺人事件を描いたサイコミステリーだ。キャラクターデザインは、『羊の方舟』と同様にイラストレーター・しろ氏が担当する。本作のストーリーは以下の通り。

■ 『ダムゼル』ストーリー ■

 教師である主人公“日下部匡”は、新しい赴任先の私立高校に向かうため、寝台列車に乗り込んだ。ギリギリで駆け込んだ列車には、偶然にも同じ学校の新入生らしき生徒たちが乗り合わせていた。委員長タイプの“一宮燐”、控えめで物静かな“明日野静奈”、今どきの女子高生風の“森流”、そして唯一の男子“平岡有人”。

 目的地まで十数時間はかかる長旅。時代後れの寝台列車が一時のざわめきを取り戻し、“匡”を中心にして数少ない乗客が集まっていく。騒がしくもあり、楽しくもある旅路にそれぞれが交流を深めていた。

しかし、それは舞台の幕開けを告げる前座だった。一瞬の停電を皮切りに、寝台列車は暴走を始める。“匡”たちは事態の解決に奔走するが、その努力をあざ笑うように悪化していく。駅の通過、車掌の失踪、そして殺人……。非現実に巻き込まれた彼らは、死体のかたわらに立つ銀髪の少女を目にする。

“匡”たちを襲う犯人は誰なのか? 銀色の髪の少女の正体とは? すべての謎を乗せたまま、列車は走り続ける……。


 なお、霜月はるかさんが歌う『ダムゼル』の主題歌&挿入歌を収録したシングルCD「ユメノハテニ」が、12月28日~30日に開催されるコミックマーケット75の工画堂スタジオブースで先行発売される。CDには、主題歌「ユメノハテニ」と挿入歌「永久(とわ)のやすらぎ」に加えて、両作品のオフボーカルバージョンが収録される。価格は1,260円(税込)。

 またブースでは、12月28日15:30より霜月はるかさんのサイン会も行われる。当日イベント会場で「ユメノハテニ」のCDを購入した人100名に参加整理券が配布されるという。整理券の詳しい配布方法は、後日同社の公式サイトで告知されるとのことだ。サイン会への参加を希望する人は、続報を待とう。

『Damsel』
▲『ダムゼル』主題歌シングルCD「ユメノハテニ」のジャケットイラスト。本編のキャラデザ担当・しろ氏によるイラストが使用されている。

(C)KOGADO STUDIO,Inc.

データ

▼『Damsel(ダムゼル)』
■メーカー:工画堂スタジオ
■対応機種:PC
■ジャンル:AVG
■発売日:2009年夏予定
■価格:未定

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