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2008年12月22日(月)

『タツノコVS. CAPCOM』クリスマスプレゼント争奪体験会でラスボスの情報を公開

文:電撃オンライン

 12月11日に発売されたWii用FTG『タツノコVS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES(以下、タツノコVS. CAPCOM)』のメディア向け体験会が、カプコンで開催された。

 『タツノコVS. CAPCOM』は、『X-MEN VS. STREET FIGHTER』から始まった『VS.』シリーズの最新作。今回は、タツノコ作品のキャラクターたちが、カプコンヒーローとドリームバトルを繰り広げる内容となっている。従来のシリーズ同様に、派手な必殺技や迫力ある対戦を楽しめる。

 メディア向けにソフトの発売前に行われた体験会では、前半がボスキャラクターの情報が、後半はプレゼントを賭けた争奪戦が行われたので、その模様をお届けする。

12月ということで、クリスマスっぽい雰囲気の会議室で、体験会は開催された。

 体験会に登場したプロデューサー・新妻良太氏は、ボスキャラクターである“常闇ノ皇(トコヤミノスメラギ)”について紹介。このキャラクターはPS2用ソフト『大神』に出てきたキャラクターで、新妻氏は「ちょっと意外だったかもしれませんが、『VS.』シリーズのお祭りっぽさを表現したボスになっていると思います」と手応えを感じているよう。新妻氏によれば、姿や攻撃のエフェクトだけでなく、BGMも『大神』のものを再現しているとのこと。

“常闇ノ皇”
別名「空亡(くうぼう)」。太古の神話より、幾度も日の神と死闘を繰り広げてきたことから、「すべてを滅ぼすもの」と伝えられる、妖力の塊のような謎の存在で、あらゆる攻撃を寄せ付けない漆黒の装甲と災厄を操る能力で、すべてを無に帰さんと破壊を尽くす。
球体で無機質な印象を受ける“常闇ノ皇”。漆黒の装甲は他を圧倒する存在感を持っている。攻撃方法も特異で異様な雰囲気を放っており、球体からハンマーやノコギリ状のカッターを出して攻撃してくるようだ。形態など変化するのだろうか!?

 新妻氏にインタビューしたところ、「とにかく、見た目のインパクトを重視しました。他にも候補があって悩みましたが、新しい作品から出したかったんです」とこの“常闇ノ皇”を選択した経緯を語ってくれた。

 また、気に入っているキャラクターについて新妻氏に聞いたところ、「どれもよくできたと思っているんですが」と前置きした上で、1キャラクターずつ挙げるならと、タツノコサイドは“鴉”、カプコンサイドは“ロール”ちゃんをチョイス。“鴉”については、「原作からいじっていて、今風にアレンジしているんですよ。それがキャラを立たせることになって、うまくいったと思います」とのこと。一方の“ロール”ちゃんは、スタッフの中でも人気があり、歌を入れるなど気合が入っているからだとか。「小さくて、ネタキャラっぽく思われるかもしれませんが、ちゃんとやると結構強いですよ」と笑顔で話していた。


 最後に新妻氏は、「Wii用『タツノコVS. CAPCOM』では、追加キャラクターが入っています。決してアーケードをないがしろにしたわけではなく、コンシューマの売りにしたかったので入れました。ちょっと驚くようなキャラクターたちが参戦しているので、楽しんでほしいです。そして、腕を鍛えたらぜひアーケードで対戦してみてください」とメッセージを送った。

 ボス“常闇ノ皇”の公開に続いて、メディア向けイベント「クリスマスプレゼント争奪ゲーム」が開催された。同社が指定した3つのミニゲームに挑戦し、一定のスコアに達した媒体は、読者プレゼントの『タツノコVS. CAPCOM』オリジナルカレンダーが多めにもらえるという。さらに、8媒体の中で総得点が一番高かったメディアには、「エクサー タツノコVS. CAPCOM ドリームバトルスティック」を進呈するとのこと。

メディア対抗戦ということを聞き、アーケード版でコンボの練習をしてきたというカネキング。ミニゲームを使った対戦ということを聞いて、意気消沈しているかと思いきや「ミニゲームだって負けませんよ! あそこにあるスティックはボクのものです!」と自信満々。でも読者プレゼントになるので、キミの手には渡らない。残念!

 最初のミニゲームは、「ギャラクター基地・強襲作戦」という4人同時参加可能なガンシューティングゲーム。前半からスコアを稼いでいくカネキングだったが、中盤に後ろにある扉が開き、“ベルク・カッツェ”の姿が見えると、全員が高得点の“ベルク・カッツェ”を狙い始める。ライバルに負けじどスコアを稼ごうとするカネキングであったが、時折登場する“春麗”を撃ってしまい、減点されてしまう。最終的に、トップの媒体と比較してわずかだが負けてしまい、2位という結果であった。

1つ目のミニゲームを終え「まだ、あと2つありますよ」と話すカネキングであったが、この減点がのちのち響いてくることになるとは、知る由もなかった……。

 次のゲームは「輝け!ゴールドライタン」。Wiiリモコンを雑巾に見立てて、とにかく大きい“ゴールドライタン”の身体を掃除し、ピカピカにするゲームだ。「恥を捨てて、Wiiリモコンを振ってください!」とアドバイスされ、顔を真っ赤にしつつWiiリモコンを振るメディア陣。ところがその中にあって、1人クールにWiiリモコンを振るオトコの姿があった。そう! カネキングだっ!! 毎回高得点を稼いでいったカネキングは、見事にこのゲームで1位を獲得した。

とにかくWiiリモコンを振って振って振りまくるこのミニゲーム。1位を獲得したカネキングは「身体全体を使う必要はないんです。手首のスナップがポイントです!」とコメントした。

 最後は、ボタンを連打し、時間内に彫刻を作りまくる「春麗的彫刻製造術」。手を振りまくるミニゲームの次は連打というきつい配置だ。とにかくボタンを連打をして、彫刻を作っていったカネキングは、ここでも見事に1位を獲得した。まさか!? 「エクサー タツノコVS. CAPCOM ドリームバトルスティック」をゲットしたのか?

 ……電撃オンラインは2位で33,435点! 残念ながら2位でした。1位とのその差はわずかに243点! そう、まさに“春麗”1人の差。惜しくも2位になったものの、3種目で1位、8媒体の総合順位でも2位に入ったので、特製卓上カレンダー10個を読者プレゼントとしていただいた。次回のプレゼントコーナー更新時(来年1月6日予定)に掲載されるのでお楽しみに。

1つ目の「ギャラクター基地・強襲作戦」での“春麗”の差に泣くこととなったカネキング。「2位ならよくやったじゃん!」となぐさめてみるも「……2位も8位も一緒ですよ。次回大会までにコンディションを整えておき、絶対1位になってみせます!」と豪語していた。次回はあるのだろうか!?
また、カプコンのスタッフと『タツノコVS. CAPCOM』で対戦して、勝った媒体にTシャツをプレゼントしてもらえるという特別企画も。こちらは練習の甲斐あって、エリアルレイブを叩き込み完勝! 見事にゲットしたTシャツを読者1名にプレゼントするので、欲しい人は下のアイコンからぜひアクセスして応募してほしい。

※終了しました。ありがとうございました。

(C)タツノコプロ
(C)CAPCOM CO., LTD. 2008, (C)CAPCOM U.S.A., INC. 2008 ALL RIGHTS RESERVED.「タツノコVS. カプコン」は一部(株)竜の子プロダクションの許諾を受けて、(株)カプコンが製造・販売するものです。

データ

▼『タツノコVS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES』
■メーカー:カプコン
■対応機種:Wii
■ジャンル:FTG
■発売日:2008年12月11日
■価格:7,340円(税込)
 
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▼『タツノコVS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES』
■メーカー:カプコン
■対応機種:AC
■ジャンル:FTG
■稼働開始時期:2008年12月11日

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