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2008年12月26日(金)

『BLEACH バーサス・クルセイド』で、森田さん氏&朴さんと編集部がガチ対戦!

文:電撃オンライン

 セガから、12月18日に発売されたWii用ソフト『BLEACH バーサス・クルセイド(以下、バーサス・クルセイド)』。その対戦会が、都内のスタジオで行われた。

 この対戦会は、ゲーム専門誌などの編集部が、“黒崎一護”役の森田成一さんと、“日番谷冬獅郎”役の朴ろ美さん(「ろ」は王へんに「路」)と『バーサス・クルセイド』を使ってガチンコ対戦をするというもの。開発を『BLEACH DS 蒼天に駆ける運命』、『BLEACH DS 2nd 黒衣ひらめく鎮魂歌』などでお馴染みのトレジャーが行っているということで、電撃オンラインからはトレジャー大好きのカネキングが参加した。

 森田さんと朴さんは“一護”&“日番谷”を、対するカネキングは、“ネル”&“朽木白哉”を使用。1回戦は朴さんVSカネキング、2回戦は森田さんVSカネキングと、2試合が行われた。

 早速対戦スタート! となるはずだったが、ここで朴さんからカネキングに先制攻撃が。「私、対戦で負けると機嫌が悪くなるんですよ。この意味、わかりますよね?」。この日、電撃オンラインを含めた全4媒体が対戦を行う手はずとなっており、朴さんの成績はここまで3戦3勝。あまりゲームは得意ではないと話していた朴さんがなぜ全勝しているのか。すべてを語らずとも、その場にいた誰もが察したはずだった――。

 そしていよいよ対戦開始。「氷輪丸」で氷の竜を飛ばしつつ攻める朴さんに対し、カネキングは、“ネル”の機動力を活かし、響転(ソニード)でガン逃げ。まぁ、彼なりの手加減なのかな? と見守っていたが、さらに“ネル”は飛び道具を吸収できる必殺技で、飛んでくる竜を次々吸収していく。そうこうしているうちに、“ネル”が適当に撒いている飛び道具が“日番谷”の体力を削る。

 周囲の(空気読めよ……)といった冷たい視線をまったく気にせず、“日番谷”の卍解もガン逃げでやり過ごした“ネル”。そして斬魄刀「羚騎士(ガミューサ)」を帰刃(レスレクシオン)し、一気に決着をつけてしまった。朴さんのテンションも下がりまくり。

『BLEACH バーサス・クルセイド』 『BLEACH バーサス・クルセイド』
『BLEACH バーサス・クルセイド』 『BLEACH バーサス・クルセイド』
▲ダメだコイツ、何もわかってない……。

 な、何やってんだコイツー! 「序盤は手加減してたんじゃなかったの!?」と問い詰めると、「いや、“ネル”って初めて触ったんで、どんな技があるのかなと時間ギリギリまで粘っていろいろ試してただけです」。……最低である。ああなぜこんな空気の読めない男を連れてきたんだと嘆いていると、森田さんとの対戦が始まってしまった。すいません、ホント空気読めなくてすいません。

 対戦は、“一護”対“ネル”でスタート。ここでも“ネル”は、“一護”が飛ばしてくる月牙天衝(げつがてんしょう)を吸収しつつ、響転(ソニード)で距離を取る。“ネル”の体力が減ると、“白哉”に交代してまた逃げながら飛び道具を撃つ。まぁ“白哉”は鬼道が強いキャラクターなのでこうなってしまうのは仕方がないとしても、この対戦はあまりにサムい!

『BLEACH バーサス・クルセイド』 『BLEACH バーサス・クルセイド』
『BLEACH バーサス・クルセイド』 『BLEACH バーサス・クルセイド』 『BLEACH バーサス・クルセイド』
▲カネキングによれば「このゲーム、リモコンをよく振るじゃないですか。だから時間を引き延ばせば伸ばすほど疲れると思うんです。そこを狙えばいいんですよ」といったひねくれた作戦を立ていたらしい。何度も言うが、最低である。

 カネキングが先に1本を取り、このままカネキングリードで終わるかと思われたが、ここで転機が訪れる。“一護”の卍解後の攻撃がうまく“ネル”に刺さり、一気に体力差が縮まったのだ。どちらが勝ってもおかしくない状況になり、森田さんも、後ろで応援していた朴さんもヒートアップ! 両者、あと一歩が削れない緊迫した状況で、なんと、森田さんが“一護”を“日番谷”にチェンジ。「温存しておいたんだよ!!」と叫ぶ森田さん。そう、前半ほとんどキャラチェンジを行っていなかった森田さんの“日番谷”は、体力満タン状態! 対するカネキングの“ネル”と“白哉”は、適度に交代して戦っていたためともに体力が減っており、準備万端の“日番谷”に対抗する力は残されていなかった。さらに、“日番谷”はゲージが溜まっていたのでそのまま卍解。この瞬間の心境を、後でカネキングは「絶望というのはあぁいう状況を言うんですね」と涙混じりに語っていた。そのまま「大紅蓮氷輪丸」に押しつぶされ、カネキング、無残に敗北。哀れな男である。

『BLEACH バーサス・クルセイド』 『BLEACH バーサス・クルセイド』
▲「よっしゃああああああああああ!!」と肩を組んでメチャクチャ盛り上がる森田さんと朴さん。

 こうして、対戦は大いに白熱し、うぬぼれたカネキングを森田さんが実力でねじ伏せるという最高の形に決着したのだった。電撃オンラインが敗北したのに、このスガスガしい気持ちはなんだろうね!

 大盛り上がりだった対戦会の興奮も冷めやらぬまま、森田さんと朴さんにインタビューを行った。2人のハイテンションなコメントをご覧いただきたい。

『BLEACH バーサス・クルセイド』

――対戦はいかがでしたか!?

森田さん&朴さん:最高です!

朴さん:気持ちいいね! もう、すべてが気持ちいいです!!

森田さん:っていうかその質問、僕らに聞くより、あの人(カネキング)に聞いた方がいいんじゃないですか?

――対戦はいかがでしたか!?

カネキング:もう1回、やりたいです……(一同爆笑)。

――ズバリ、勝因はなんでしょう?

森田さん:戦略ですね! タクティクスですよ、タクティクス! 朴さんとの対戦を見ていて、“日番谷”の卍解にうまく対応できてないなと思ったんですよ! だから最後まで“日番谷”を温存しておいたんです。タクティクスですね!

朴さん:“日番谷”超強いねー! こんなに“日番谷”をやらせてもらっていてよかったと思ったことはないですよ!

――改めて、今日の戦績を教えてください。

朴さん:3勝……いや、4勝ですね!

森田さん:そうですね!

――お2人は、普段ゲームはプレイされるんですか?

朴さん:私は……まったくしません。あ、あの“ワリオ”のソフトは遊びました!

――『メイドインワリオ』ですか?

朴さん:そうですそれです! 私、普段ゲームはしない……というかできないんですけど、あぁいうワイワイ遊べるゲームは好きですね!

――森田さんはゲームはプレイされます?

森田さん:僕はよく遊びますね。初めて遊んだのが『デビルワールド』で。長く遊んでいるゲームだと、「数独」ですね。

――『バーサス・クルセイド』の魅力を教えてください。

森田さん:なんといっても卍解でしょう。大逆転できますしね!

――ありがとうございます。それでは最後に、ファンに向けてのメッセージをお願いします!

森田さん:慣れてきたら、とにかく戦略ですね。戦いはタクティクス。最後に卍解で勝つのはやたら気持ちいいんで、ぜひやってほしいですね!

朴さん:まったく一緒です! タクティクスです!

 →続いて、トレジャーの開発陣にインタビュー!

(C)SEGA (C)久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ

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データ

▼『BLEACH バーサス・クルセイド』
■メーカー:セガ
■対応機種:Wii
■ジャンル:ACT
■発売日:2008年12月18日
■価格:7,140円(税込)
 
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