2008年12月29日(月)
9月1日の記事でも紹介した通り、「ストーリープロデュース」では961プロのライバルたちと競い合うことになる。ここからは、そんなストーリープロデュースの詳しいルールを解説していく。ストーリープロデュースは『アイマスSP』のメインともいえるモードなので、しっかり予習しておこう。
【アイドルランクとIU予選の関係】
『アイマスSP』でも、『アイドルマスター』と同様にアイドルランクの概念が存在する。アイドルランクとは、そのアイドルが芸能界でどの程度ファンに支持されているかを示す指標だ。デビューしたばかりのアイドルは「ランクF」で、FからE、EからDとランクを上げていくことがゲームの目的となる。オーディションに勝利して一定のファン人数を集めることで、基本的にランクが上がる。
▲これがアイドルランクのイメージ。FからAへとランクアップを目指すことになる。IU予選は、Eランクに上がるための「第1次予選」から、Aランクに上がるための「第5次予選」まで、5回にわたって開催される。 |
ただしストーリープロデュースでは、規定週数までにランクアップしなければならない「ランクアップリミット」が設定されている上、ファン人数が集まった後に一発勝負のIU予選で勝たなければランクが上がらない。非常にシビアな戦いが待ち受けている。
IU予選で不合格になる、あるいはランクアップリミットの週までにランクを上げられない、といった場合は、そこでプロデュース終了。ただしリトライも可能で、リトライした場合はイメージレベル維持&思い出数とファン人数にボーナスを加えた状態から、現在のランクに到達した最初の週からやり直せる。ちなみに、一度もリトライせずに上まで駆け上がると「トロフィー」がもらえることもあるらしい?
▲ランクアップに失敗すると、“高木社長”にションボリされてしまう。こうならないためにも、担当アイドルをしっかり育成しておきたい。 |
【IU予選オーディションのルール】
IUでも、オーディションの流れは通常のものと基本的に変わらない。ただし「思い出」を何回でも使える(1つのオーディションで最大27回)ため、事前にどれだけ思い出ポイントをためておけるかもポイントになる。思い出ルーレットでGOODを連発できれば、それだけ勝利に近づける。IUの合格枠は6名中1名なので、非常に狭き門だ。
▲思い出をガンガン使っていけるのが、IUオーディションの魅力。「レッスン」でイメージLv.を上げるか、思い出を得るために「営業」を増やすか……プロデューサーの戦略が問われるところだ。 |
【IU本戦オーディションのルール】
アイドルランクが「A」に到達すると、本戦に出場できるようになる。ただし本戦に一度出場してしまうと、引き返すことは不可能。本戦では、なんと3連続のオーディションが待ち受けている。合格枠は、1回目が3名、2回目が2名、3回目が1名と、どんどん狭まる。3回目に合格したアイドルこそがIUの優勝者であり、目指すべき場所だ。
予選と同様に「思い出」は使い放題だが、3回のオーディション中は営業やレッスンを行なえないため、事前の準備が何より重要になる。もちろん本戦には、ライバルのアイドルも出場している。ライバルを破り、アイドルの頂点を目指せ!
▲オーディション画面の参加者リストを見ると、961プロのライバル“貴音”の文字が。彼女に勝利して初めて、IU優勝者の称号を得ることができる! |
▲本戦で負けると……悲しいリトライ画面が。思い出3つプラス&イメージレベルとテンションがアップする「オーディションに再戦する」、「Aランクのはじめからやりなおす」、「活動1週目からやり直す」の3つの選択肢が現れる。 |
『アイマスSP』にも、さまざまなダウンロードコンテンツが多数用意される。それらを統括するのが「765ショップ・アイマスSP店」だ。ソフトの発売日と同日に、PlayStation Storeを通じて追加コンテンツを配信する。衣装やアクセサリー、楽曲など、さまざまなものが配信される予定だ。コンテンツのダウンロードにはPlayStation Storeのアカウント(登録無料)が必要なので、持っていないプロデューサーは今のうちに用意しておこう。
コンテンツの配信方法はXbox 360版に近い。ソフトを起動して、メニューから最新の「765ショップカタログ」をダウンロードする。あとはカタログからコンテンツを選ぶと、インフラストラクチャモードでネットワークに接続してコンテンツを利用できるようになる。カタログは毎月更新される予定だ。
そして、コロムビアミュージックエンタテインメントから発売されている関連CD「MASTER ARTIST」シリーズの楽曲について重大発表が! なんと、各アイドルの専用曲を全アイドルが歌えるようになるコンテンツが配信されるという。“春香”が「目が逢う瞬間」を歌ったり、逆に“千早”が「I Want」を歌ったりといったことが可能になる。配信日や価格は未定なので、今後の情報を待っていてほしい。
▲“やよい”が“春香”の専用曲「I Want」を歌う!? 果たして、どのようなテイストになっているのだろうか。 |
次回お届けする情報の先行資料を入手。この写真は、ダウンロードコンテンツ専用のEXTEND衣装とのことだが……。詳しくは次回までお待ちいただきたい。ちなみに下の写真は……ば、ばんごはん!?
(C)窪岡俊之 (C)2003-2008 NBGI
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