2009年1月5日(月)
いよいよ発売する年を迎えた3月28日発売のDS用ソフト『ドラゴンクエストIX 星空の守り人(以下、ドラクエIX)』。年明け一発目の情報は、物語の根幹にかかわる出来事と重要キャラクターの紹介を中心にお届けする。
『ドラクエIX』は、堀井雄二氏がシナリオ・ゲームデザイン、鳥山明氏がキャラクターデザイン、すぎやまこういち氏が音楽を手掛ける人気RPGシリーズの最新作。これまでに紹介した通り、豊富なキャラクターのカスタマイズ要素と、友だちと一緒に遊べるマルチプレイの2つが、今作での最大の特徴だ。
この他、安心して楽しめる心温まるストーリーと世界観も、シリーズの魅力だ。今回は、そこにスポットを当てた紹介と、自由なサブストーリーが楽しめる“クエスト”についてお伝えする。
▲こちらはムービー映像のカット。美麗なグラフィックが物語を盛り上げ、世界樹と天使界というキーワードに基づいた世界観の神秘さを演出している。 |
世界樹に女神の果実がなる時、神の国への道が開かれる。神秘的な始まりかたをする本作の出発点は、なんと天使界。しかも主人公は人間ではなく、頭に輪が浮かび、背中に翼の生えた天使の姿で登場するのだ。
▲ルイーダの酒場で働くリッカは、主人公のことを“守護天使”と呼んで感謝の祈りを捧げている。それを見守る主人公と、その仲間らしき人物の姿には輪と翼が――。 |
▲地上の人びとの感謝の気持ちから得られる“星のオーラ”。それを集めることで、世界樹に女神の果実が成り、神の国への道となる“天の箱舟”が現れるという話を聞く主人公。 |
▲人びとから感謝を捧げられる存在である主人公は、見事に星のオーラを手に入れたようだが……。 |
左の画像は、謎の光が空を貫くムービーシーンのカット。どうやら、地上と天使界を巻き込んだ恐ろしい“事件”が発生したようだ。この事件が発端となり、地上と天使たちの運命を賭けたプレイヤーの冒険の物語が始まる! |
地上と天使界を巻き込んだ壮大なストーリーに、そのカギを握るキャラクターとして登場するのが妖精・サンディ。茶髪で色黒メイクという、ひと昔前のギャルっぽい風体をした彼女は、主人公をちょっぴりバカにしたような生意気な口調が印象的。彼女と一緒に冒険をすることになるのだろうか?
▲口調とは裏腹に、主人公に冒険のアドバイスをしてくれているサンディ。また「黒騎士」や「人助けのチャンス」といったセリフは、なにやら物語にかかわってきそうな感じだ。 |
『ドラクエIX』では、困っている人を助けることで、ご褒美がもらえたり、ちょっとしたストーリーが楽しめたりするクエストがたくさん用意されている。悩み事を抱えた人たちは、世界の様々な場所にいて、1度訪れた場所でも後から戻るとクエストが発生することがある。
▲クエストは、町にいる人などに話しかけることで発生。上の画像では、マロンちゃんが“まだらくもいと”というアイテムを欲しがっているようだ。 |
▲クエストを引き受ければ、左の画像のように、DS上画面でクエストの概要が表示される。受けたクエストは、右の画像のようにクエストリストでいつでも確認可能だ。 |
クエストの種類は、ほんのお使い程度のお手軽なものから、お宝奪取、魔物退治まで、バリエーションが豊富。クエストをクリアすると、ごほうびがもらえるだけでなく、話のつながったクエストへと続いていくこともある。寄り道とはいえ、歯ごたえあるサブストーリーが待っているかもしれない。
▲テンツクというモンスターに似ていると、孫に言われてショックを受けている老人の依頼や、盗賊団に入るための腕試しなど、ユニークなクエストがたくさんある。 |
▲上に紹介した盗賊団に入るためのクエストでは、メタルハンターからアイテムを盗まねばならない。こんな時は盗賊のスキル“おたから”を育てて覚える特技“ぬすむ”の出番。このように、クエストによっては特定の職業の力を借りなければならないことも。 |
▲イロホンという老人から、“まほうのせいすい”を持ってくるよう頼まれる。簡単なクエストだが……。 | ▲クエストをクリアすると、今度は“歴史書”を探して欲しいという新たなクエストが発生。連続したサブストーリーが楽しめる予感だ。 |
※画面はすべて開発中のもの。
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