2009年1月8日(木)
どうも。正月を返上して、ずっと『Fallout 3』をプレイしていた村田(仮)です。趣味でやってたんですけどね!
さて、そんなこんなでお贈りする今回のなりきりプレイレポートは、世紀末っぽく(?)肉弾戦に特化したキャラクターに扮して進めていきます。いまさらですが、グロテスクな写真が多数ありますので、注意してください。
■今回は“銃器禁止”で
というわけで正統派ヒロインだった第1回、ならず者だった第2回に引き続き、今回は銃器使用禁止の殴りオンリープレイ。貧弱な体では生き残れないと思い、戦闘能力に重点を置いてキャラクターを作成してみました。
▲こちらが今回のキャラクター。ステータスは、“Strength(筋力)”と“Endurance(耐久力)”に極振り。頭の悪いキャラクターでプレイしたいわけではないので、一応“Intelligence(知力)”もそれなりに、って感じです。 |
突然いなくなった父親を探し出すために、安全な核シェルターを飛び出した主人公。しかし、そんな彼を待ち受けていたのは、人の心さえも荒ませるほど荒廃した大地でした。血と暴力と狂気の嵐が吹きすさぶ中、虐げられながらも懸命に生きようとする人々を救う旅が始まるのです! ……ある意味で、暴力を振るう側も懸命に生きているわけですが、その辺はスルーします。話が進まないので。
■最強の男、現る!
核シェルターを出た直後は、野良イヌにも苦戦していた主人公。しかし、戦いを繰り返すうちに、体はより強靭に、拳は鉄のように硬くなっていきました。
▲科学者だった父親から、一子相伝的な格闘技を伝授……されませんでしたが、とりあえず銃弾よりも強いパンチが繰り出せるようになった主人公。……殴ると相手の体がバラバラになるとか、強すぎるにもほどがありますよ! |
▲殴り専門のキャラクターにとって、大きな障害になるのが巨大ゴキブリ(生理的な意味で)。……修羅の道は険しすぎます! |
銃器で武装した“レイダー(ならず者)”や放射能汚染されたような怪物を倒しながら旅を続け、主人公がたどり着いたのは、子どもたちだけの集落“リトル・ランプライト”。強くたくましく生きている彼らですが、時には住人が奴隷商人にさらわれてしまうこともあるとか。
いつもの村田(仮)なら「ちょっと俺も奴隷買ってくるわ!」と言うところですが、今回はあくまで救世主。「この世界の明日を担う子どもたちをさらうなんて許せねぇ!」ということで、奴隷商人たちが集まる悪徳の街“パラダイス・フォールズ”へと向かいました。銃を持った男が侵入者を見張っていますが、無視して街の入り口へ。正義の味方なら、正面から堂々と入っていきませんとね!
▲無理やり侵入しようとする主人公に襲い掛かる奴隷商人ども。数に物を言わせて攻撃してきますが、所詮はザコなので敵ではありません。過去2回のなりきりプレイでは、戦闘力を重視したキャラクターを作ってこなかったので、初体験となる多数の敵をばったばったと倒していくプレイは爽快です! |
四方八方から飛んでくる銃弾。仮に相手が序盤の強敵“スーパーミュータント”でも、ものの数秒でハチの巣になることでしょう。しかし、こちらは世紀末救世主(自称)。泣き叫ぶ奴隷商人どものを腕を砕き、頭をつぶし、瞬く間に“パラダイス・フォールズ”を壊滅に追いやってやりましたよ!
▲ゴーストタウンと化した“パラダイス・フォールズ”。ここでの出来事は、解放された奴隷たちによってアメリカ中に伝えられることとなる(かもしれない)。 |
▲銃弾を恐れず戦い抜いた主人公の英雄的行動に、子どもたちは涙を流しながら感謝……しているのかなぁ? |
■いきなりスペースオペラ的な展開に!?
1つの悪を滅ぼし、またも荒野をさすらう主人公の前に現れたのは、なんとUFOの残骸! 驚きつつも、「ひょっとしてUFOに乗れるチャンス!?」と、あたりを捜索してみることにしました。
▲偶然発見したUFOの残骸。近くには宇宙人の死体らしきものまであるのですから、間違いはないでしょう。なんだか世界観が微妙に違いませんかね? |
残念ながらUFOは大破していたので乗ることはできませんでしたが、近くに“エイリアンブラスター”という拳銃っぽい物体が落ちていたので、試しに使ってみました。今回は“銃器禁止”ですが、あくまで“試しに”なのでちょっと見逃してください。というか、こんなオイシイ武器を使わなかったら嘘でしょう!
▲近くにいた“スーパーミュータント”が一瞬で灰に! ……ほとんど“ジョークアイテムと言っていいほどの威力ですよ。 |
性能的には非常に魅力的な武器“エイリアンブラスター”。ですが、見た目がかっこ悪い……じゃなかった、今回のプレイスタイルには合わないので、売ってしまいました。
■悪者を倒すだけが“救世主”ではありません
さて、次に主人公がたどり着いたのは、“ビッグタウン”という街。しかし、“ビッグタウン”という名前とは裏腹に、なんとも閑散とした様子です。なんでも“スーパーミュータント”に住人をさらわれてしまったみたいです。プレイヤー的には“パラダイス・フォールズ”に続き「またか!」って感じですが、そこはそれ。颯爽と助けに行きましたとも、ええ。
▲見た目もゴツイ“スーパーミュータント”を相手に、正面から殴り合って勝てるほど成長しましたよ。もはや主人公自身も人間かどうか怪しい感じですね。 |
▲捕まっていた人も無事救出! 実は、助け出すまでよりも、助けた後に街まで連れて帰る方が大変でした。この人たち、近くに敵がいると勝手に素手で殴りに行くんですよ! そんな無鉄砲だから捕まったりするんだっつーの!! |
そんなこんなで、拉致された人たちと“ビッグタウン”に帰ってきた主人公。しかし、住人たちは微妙な様子です。理由を聞いてみると、“レイダー”や“スーパーミュータント”に略奪を繰り返され、街が壊滅するのも時間の問題だとか。主人公にとっては、アイテム回収用のザコに過ぎませんが、一般人にとっては最悪の敵です。「それが2つまとめてなんて、どこまで不幸なんだよ!」ということで、戦い方を教えてあげることにしました。まぁ、この北斗的な格闘技があれば、あんな連中なんて指先1つでダウンですよ! ……あっ、それは無理? じゃあ、拳銃の使い方でいいや。
さて、主人公が戦い方を教えてあげると、教え終わるのを待っていたかのように“スーパーミュータント”が襲来! 主人公だけでなく、住人も使い方を覚えたばかりの拳銃で必死に応戦したところ、無事撃退できちゃいました! 無邪気に喜ぶ住人がとてもほほえましかったです。まぁ、ホントは全部主人公が倒したんですけどね! ホワタッ!
■世紀末は力こそ正義
さすがに指先1つとは言いませんが、拳1つで荒廃したアメリカを戦い抜いた今回。なんといっても銃弾などの消耗品が不要なので、基本的にお金がかからず、サイフに非常に優しいところがありがたかったです! もちろん、並み居る敵をつぎつぎと殴り倒していくのも、非常に楽しかったですよ。特に、コマンド入力式の戦闘システム“V.A.T.S.”を使用すると、戦闘の進行がスローモーションになり、アクション映画のワンシーンのような迫力ある展開が楽しめます。正直、これを見るために本作を購入しても惜しくないほどですよ!
さて、1月15日更新予定の次回は、いよいよ最終回。今までサラリと流してきた戦闘の演出なども紹介していきます(主にグロテスクな方向で)。ちなみに、「PS3版では、表現に規制が入るんじゃないか」と心配する人もいるかもしれませんが、Xbox 360版とPS3版の両方をプレイした村田(仮)から見て、違いはほとんどありませんでした。一部の“Perks(スキル)”でイラストが違うものもありましたが、プレイにはまったく影響はありませんしね。(村田(仮)はすでに死んでいる)
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