2009年1月28日(水)
フロム・ソフトウェアより2月12日に発売されるPSP用ソフト『天誅 4』。今回は、やり込み要素を中心に情報をお届けする。
『天誅 4』は、潜入や暗殺といった忍者の醍醐味が楽しめるACT『天誅』シリーズの最新作。『天誅』の1作目、2作目を手掛けたアクワイアが再び開発を担当する今作では、隠密行動の自在性や、一撃必殺のシチュエーションなどがパワーアップしている。ストーリーは『天誅 参』の続編にあたり、この物語は『5』へと続いていく。
鬼陰(おにかげ)/CV:藤原啓治力丸と因縁の宿敵である鬼陰も登場! 齢800歳といわれる伝説忍者である鬼陰。争乱を好み、幾度となく郷田藩に魔の手を伸ばしてきた彼も、『天誅 参』で力丸に倒されたはずだが……。 生死不明となっていた狂気の象徴が、1年の時を経て再び力丸たちの前に姿を現す。
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これまで、今作では敵に発見されて斬られれば一撃で死ぬ、とお伝えしてきた。しかし、まったくのミスが許されないかというとそうでもない。敵に発見されても、衣服を着ている状態であれば空蝉(うつせみ)の術で1回だけ死を回避でき、忍具の煙玉や刀があれば危機を脱することができる。
▲敵に発見されると、まず画面下にボタンアイコンが表示される。表示されたボタンを素早く入力すれば、近くの隠密ポイントへ逃れられる。 |
任務中、1度だけ自動発動する緊急離脱の術。衣服を脱ぎ捨てて敵の目を欺くので、発動後は操作キャラクターのグラフィックが変わる。
▲敵に斬りかかられると、空蝉の術が発動! ステージの区切りの初めまで戻される。 |
煙幕で敵を怯ませる忍具。装備していれば、文字通り煙に巻いて逃げられる。
▲煙玉を地面に叩きつけてドロン! もしもの時のため、任務に持ち込みたい忍具の1つだ。 |
忍具の刀を装備している時に斬りかかられると、敵に応戦するチャンバラモードに突入する。チャンバラモードでは、敵の斬撃にあわせて表示される矢印の方向へスティックを入力するディフェンスターンと、ひたすらボタンを入力して斬りかかるオフェンスターンが繰り返される。自分の刀の耐久度が0になるか、敵の体力を0にすれば決着だ。刀の耐久度が0になって負けても、服を着ていれば空蝉の術で離脱できる。
ディフェンスターン |
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▲画像のようにディフェンスターンでは、画面に矢印が表示される。タイミングよく同じ方向へスティック入力すればガード成功! ディフェンスターンゲージが減って、反撃の機会が近付く。うまくガードできなかった時は、左下にある刀の耐久ゲージが減ってしまう。 |
オフェンスターン |
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▲オフェンスターンになったら、ボタンをひたすら押して攻撃だ! 青い矢印と同じ方向にスティックを傾けながらボタンを押せば、敵に与えるダメージが増える。 |
また茂みなどに隠れている状態でも、敵に近付きすぎると発見されてしまう。しかしこんな時は、こちらを視界内に捉えた敵が一瞬怯むので、その瞬間にボタン入力をして必殺を決めることができる。
▲隠れた状態で見つかった瞬間、やはりボタンアイコンが表示される。成功確率は50%だが、必殺“危機一髪”が発動すれば何事もなかったように任務を続けられる。 |
上記で敵に発見された時の対処を紹介したものの、まずは敵に発見されないのが一番。そして、見つからないためには、そもそも敵を排除してしまうのも有効だ。必殺の基本は、敵にひっそり近くづくか、敵を待ち伏せるかして、1人ずつ確実に殺すこと。しかし、複数の敵が密集している時も、3人までなら連続必殺で仕留めることができる。
▲横になっている敵を含め、3人の兵士がくつろいでいる。この状況ならば……。 | ▲気付かれぬよう近付いて、1人目を必殺! 倒した瞬間に入力ボタン出現! |
▲ボタン入力で続く敵へと襲い掛かる彩女。2人目を倒せば再びアイコンが。 |
▲最後の1人は、胴体への蹴りから豪快な投げ飛ばしへと綺麗に繋げて始末完了。 |
これまでもお伝えした通り、『天誅 4』の忍具は幾通りの使い道がある。今回は爆発するのが楽しい鬼哭玉(きこくだま)と、隠密行動に役立つ忍布(しのびぬの)を紹介する。
複数の敵を一掃したり、物を破壊したりするのに威力を発揮する忍具。手榴弾のように投げてもよし、地雷のように設置してもよし、さらには敵の背中に直接くっ付けることもできる。
▲通路をふさぐ邪魔な敵は…… | ▲爆破でオッケー! |
▲ひっそり近付いて敵の背中にセット。この使い方なら、好きな場所で爆発させられる! |
隠密状態の時に使うとさらに見つかりにくくなり、警戒態勢の敵が近付いてもやりすごせる便利な忍具。バタバタと仰げば、離れた場所にあるロウソクの火も消せる。
▲忍布を使って敵の目を欺いてる場面。コントのような絵だが、これも『天誅』らしいおもしろさ。 | ▲布で風を送ってロウソクの火を消せる。火の近くでは敵に発見されやすくなるので、灯りがあったら消してしまうのが吉。 |
※画面は開発中のもの
(C)2009 FromSoftware, Inc.