2009年2月20日(金)
日本一ソフトウェアは、3月26日に発売するPSP用ソフト『魔界戦記ディスガイア2 PORTABLE』の新情報を公開した。
『魔界戦記ディスガイア2 PORTABLE』は、2006年に発売されたPS2用S・RPG『魔界戦記ディスガイア2』のPSP移植タイトル。魔王“ゼノン”の呪いによって悪魔がはびこる世界に変わった地・ヴェルダイムで、打倒魔王を誓うデビルバスターの“アデル”と、ゼノンの娘“ロザリンド(ロザリー)”が出会うところから物語が始まる。
このPSP版では、多くの新要素が追加される。前回1月2日にお届けした記事に続き、今回も新要素を中心にお届けしていく。
PSP版で新シナリオが追加されることは前回お伝えした通り。その新シナリオについて、スクリーンショットとストーリーが明かされた。あの破天荒なアクターレが主役を務めるということで、どんな(コメディな?)展開になるのか注目したいところだ。
● STORY ● ヴェルダイムで、アデルのママが魔王ゼノン召喚の準備を進めているころ――つまり本編ストーリーの少し前。ヴェルダイムとは別の魔界に、アクターレという売れないダークヒーローがおりました。以前はTVにCMに、と引っ張りだこだったアクターレですが、とある出来事をきっかけにして人気はガタ落ち……今では単発の地味な仕事がくるかこないか、という落ち目にさらされています。 しかし、大家族の中で長男という立場にある彼は、そんな苦しい状況を家族には見せられません。特に、自分を人気のダークヒーローだと思ってしたってくれる弟たちには、苦しい現状を知らせるわけにはいきません。チャンスをつかんで人気者として返り咲くべく、持ち前の超前向き(かつ勘違い気味)な姿勢で、たまに舞い込んでくる仕事に飛びつきます。 さて今日の仕事は、“お子様に人気のヒーローショー”か“辺境魔界・ヴェルダイムを特集する旅番組”かの2択です。もちろん彼は、活躍できそうなヒーローショーの仕事を選ぶのですが――。 |
▲旅番組は地味すぎるとディレクターに文句をつけるアクターレ。弟たちの期待を浴びて、ヒーローショーで活躍する道を選ぶ。 |
▲アクターレの実家が拠点となる。貧乏長屋の中に一際目立つ玄関が……この目立たせっぷりがアクターレ流? |
▲ディレクターに話しかけることでエリアマップへ移動できる。拠点ではアクターレの家族に話しかけることも可能だ。 |
▲本編と同様に、アクターレ編でも拠点には宝箱が置かれている。いろいろなところを探してみよう。 |
▲アクターレ編では、チュートリアルもアクターレが買ってでる。自信満々に説明するアクターレだが……? |
アクターレ編では、PS3『魔界戦記ディスガイア3』でおなじみのシステム“魔チェンジ”と“投げレシーブ”が搭載されている。この2つのシステムは、アクターレ編をクリアしてデータを引き継ぎプレイすることで、本編でも使えるようになる。
味方の魔物キャラクターを武器に変えて、それを人型キャラクターに装備させることで、両方のキャラクターの能力をあわせて戦うことが可能になる。これが魔チェンジだ。なお、魔チェンジしている状態で裁判ゲートに入ると、人型キャラクターだけでなくモンスター型キャラクターにも前科が付く。本作の魔チェンジは、『魔界戦記ディスガイア3』からさらにパワーアップしたものになるとのことなので、続報を待っていてほしい。
▲モンスターの種類によって魔チェンジ技が異なる。魔チェンジを戦術に組み込むことで、より行動の幅が広がりそうだ。 |
▲裁判ゲートに入ると、人型キャラクターだけでなくモンスター型キャラクターも呼び出されるため、両方のキャラクターに前科が付く。魔チェンジとタワーを組み合わせると、さらに前科取得の効率がアップ! |
投げの目標地点に味方の魔物型キャラクターが配置されていると、投げられたキャラクターがその魔物によってレシーブされ、魔物が向いている方向に飛ばされる。つまり投げレシーブを使えば、投げられたキャラクターの飛距離を大きく増やすことができるというわけだ。移動距離を稼ぐ上で有効なシステムといえる。
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