News

2009年2月25日(水)

小西さん、どれだけ交易をやっているんですか 『ティアクライス』SP対談第2弾

文:電撃オンライン

 KONAMIから現在発売中のDS用ソフト『幻想水滸伝ティアクライス(以下、ティアクライス)』。本作のディレクター・小牟田(こむた)修さんと、ディルク役の声優・小西克幸さんの対談を掲載する。

 宿星と呼ばれる星を持つ108人を集めるRPGとして、ファンから高い支持を得ているKONAMIの『幻想水滸伝』シリーズ。その最新作『ティアクライス』が、2008年12月18日にDS用ソフトとして発売された。電撃オンラインでは、本作のディレクターである小牟田修さんと、作中で大きな役割を果たすキャラクター・ディルクを演じた声優の小西克幸さんのスペシャル対談を全3回にわたって掲載中。第1回では、小西さんが自身の演じるキャラクター・ディルクについて語っている。

 第2回となる今回は、本作をやり込んでいる小西さんが、キャラの育成や交易について熱く語る様子をお届けする。

『幻想水滸伝ティアクライス』

■やり込み可能なシステムが満載の『ティアクライス』

【その1:キャラ育成編】

小牟田修さん(以下:小牟田、敬称略):プレイしていてお気に入りのキャラクターはいますか?

小西克幸さん(以下:小西、敬称略):今回は全体的にキャラクターのバランスがいいんですよ。これまではわりと偏っていたと思うんですけど、『ティアクライス』はみんな使えるんですよね。武器と防具がそろっていれば戦えますし。まあ、お金さえあればですけど。あとはストーリーで絶対に出撃するキャラは育てています。だから、ローガンとかも頑張って育てていますよ(笑)。

小牟田:彼は「私も出よう」とかいって、大事な戦いに突然出てくるんですよね。

小西:彼は、戦闘で槍を持って仁王立ちしている姿が好きです。エリンをサポートメンバーに入れておけば協力攻撃もできるし、使ってみると意外といけます。(※1)

小牟田:ローガンは最後まで活躍しますよ。逆にシトロ村のメンバーは、途中からジェイルとマリカは物語に絡まなくなりますが……。

小西:完全に蚊帳の外でかわいそうですよね。立ち上げメンバーなのに、蚊帳の外はないだろうと。逆にリウは何にも知らなかった顔をしていたクセに、いつの間にか仕切っているし。「お前は何者なんだ」と突っ込んでます(笑)。

小牟田:でも、ジェイルとマリカは要所要所で主人公を元気づけてくれたり、本拠地でのセリフも主人公を気遣ってくれたり、心許せる仲間に変わりはないですよ。

小西:確かに彼らの心遣いはあったかいですよね。

小牟田:ちなみに小西さんは、星の印は攻撃系と魔法系のどちらを使っています?

小西:今回は魔法が強いんですよ。だから悩んでますね、どっち方面に育てたらいいんだろうって。武器はつらぬき丸って槍を持っているんですけど……。

小牟田:もうそんな武器を持っているんですか! どんだけやり込んでいるんですか(笑)。たしか、ファラモンを解放する手前まで進めていましたよね?

小西:ええ、ファラモン解放のところで止めています。

小牟田:もうその段階で最強武器を手に入れているわけですか。

小西:あ、最強武器なんだ。どうりで40万もしたわけだ(笑)。僕はメチャクチャ交易をしましたからね。常に200万はある状態にはしていますよ。でないとお金を払っての逃走ができないじゃないですか。

小牟田:お金を払って逃げると“所持金の1%”を渡すので、少ない方がいいですよ。

小西:あ、そうなんだ(笑)。一定量を払うのかと思って、ため込んでいました。でも40万の装備が出たときに、みんながこの装備になったらたいへんだなと、ふるえましたね。あとは槍を装備している人以外は、今はだいたい二刀流です。

小牟田:二刀流はかなり強いですよ。

小西:僕の主人公はコニーって名前なんですけど、コニーはレベル36ぐらいで800ダメージぐらい与えますよ。本拠地地下の幻獣部屋(※2)で上げまくっています。なにせ一番最初の幻獣は2ターンで倒せますから。メチャメチャうまいんですよ(笑)。

小牟田:それなら仲間もすぐレベル30ぐらいになるじゃないですか。

小西:それでもまだまだ上げてない仲間がいるんですよね。

小牟田:だいたい最初仲間になるとレベル10ぐらいですから。

小西:レベルが28とか29のキャラクターは、レベルを上げようか一瞬悩むんですよ。それより他のキャラを育てた方がいいのかなと。レベル32までは一瞬で上がりましたね。ちなみにロボのヤードは上がりにくいですね。彼のレベルの上がり方って、他の人と同じですか?

小牟田:経験値のシステムは一緒です。ただ、ヤードは単体だと強くないんですよ。制作者のバルザムと一緒にいると強くなるんです。バルザムは武器を装備できないのですが、バルザムをサポートに入れると、攻撃力が1.5倍になる仕組みだったりします。だからある意味バルザムが武器というわけです(笑)。

小西:なるほど。

小牟田:でも交易品もそうですが、クエストもかなりやりこんでいますね。

小西:一応、出てくるものは全部やっていますね。『ティアクライス』って、レベル上げがサクサクできるじゃないですか。このゲームはダンジョンからの脱出魔法がないから、移動中に戦闘して結果的にレベルが上がりますよね。

小牟田:そうですね、普通にプレイしているとクリアレベルには自然に上がると思います。

小西:いいですよね。でもサクサク進みすぎるから、うかつにストーリーを進められないなと。クエストを逃して仲間にしそこなうと嫌じゃないですか(笑)。

小牟田:今回はストーリーがミッション形式なんですが、切れ目があまりなくて次から次へと発生するから、終わりがないんですよね。

小西:そうなんですよ。だから、発生しているクエストが全部終わるまでは進めないぞ、みたいな感じで遊んでいます。

小牟田:RPGとかは全部網羅して遊ぶスタイルなんですか?

小西:仲間とかは全部仲間にしないと気がすまないタイプですね。あとで気付くとイヤじゃないですか。悔しいし。絶対仲間になるはずなのにならないと、「いつ仲間になるんだよ!?」とか心で叫んでいます(笑)。ちなみに、固有の仲間がいると出せる今回協力攻撃って、今回も強いんですか?

小牟田:強いですね。使えると思います。

小西:あれって1人が攻撃を決定すると、もう1人は何も選択できませんよね?

小牟田:そうですね。そのぶん、かなり強くなっています。特にクロデキルド、メルヴィス、ロベルトの、冥夜の剣士団の人たちはかなり強いです。ただ、彼らは剣しか使えないので、3人をメンバーに入れようとすると前衛が3人になるので、主人公を後衛に下げないといけないんですよね。そこあたりがなかなか悩みどころかななと。

小西:そこに目をつぶってでも強いと?

小牟田:強いですよ。まあ、見た目が真っ黒になるから派手さには欠けますけど(笑)。

小西:ジェイルとお母さん(セレン)の親子攻撃も強いですか?

小牟田:こちらも凶悪ですね。

小西:意外な協力攻撃ってあります?

小牟田:シリーズ初の“女光攻撃”があります(笑)。光攻撃は毎回髪のないキャラクターが3人そろうとできる協力攻撃なのですが、今回はじめて女性がメンバーに入りまして(笑)。

小西:ゼノアですか(笑)。彼女とあと2人そろうとできるわけですね。

小牟田:ええ、光攻撃は強いですよ。1人はガドベルグというサポートキャラなので、パーティメンバーの枠も少なくて済みますから。

小西:そうそう、今回天速星(※3)の人がなかなか出てこないので、足は速くならないのかなと思ってたんですよ。でも“神行法の呪符”が手に入り、今は足が速くなりました。

小牟田:今回は天速星のキャラが仲間になるのが遅いんですよ。でももっと早く移動速度を速くしたいという要望が高くて、わりと序盤に手に入るようにしました。

小西:でも、足の遅さはそんなに気になりませんでしたよ。マップもあまり広くは作っていないじゃないですか。先に進むと多少広めのダンジョンは出てきますけど。ただ、一度足の速さを体感してしまうと、ない場合は「遅いな」とは感じましたけど。

小牟田:一度体感してしまうと戻れませんよね。

小西:人間、楽しちゃいけないですよね(笑)。

『幻想水滸伝ティアクライス』

【その2:交易編】

小牟田:交易をかなり楽しんでもらえているみたいですが?

小西:交易って今までのシリーズにもありましたが、ぜんぜんやっていなかったんですよ。でも、今回かなりやりやすくてハマっちゃいました。

小牟田:これまでは、交易をやらなくてもいいように作られていましたからね。リアルで30分待たないと相場が変わらないとかありましたし。

小西:『ティアクライス』って、村と村をカンタンに移動できるじゃないですか。だから、ウワサ話を聞いて行商して儲けさせてもらっています。ただ、1回失敗したんですよ。何かを買ったときに26万もして「おかしいな」とは思ってたんですけど、どうやら購入したアイテムが高騰していたらしいんです(笑)。「たけーな」と思いながらも世界を一周して、清算してみたらトントンだったというオチに。もうビックリして思い出すと、「やっぱりあのアイテムだ」って。

小牟田:今回は交易はやらなきゃいけない仕組みですから、ぜひやってほしいですね。

小西:そうですね、交易はやった方がいいです。これを読んだユーザーさんはぜひやりましょう! 1回やれば、やり方がわかりますよ。

小牟田:どこか1カ所だけ安く買って高く売れるルートを見付ければ、往復するだけでも稼げます。そういえば、季節(※4)は気にしていますか?

小西:季節は仲間にする人がいるときは気にしています。あとは季節の変わり目に交易品が高騰するので、行商人に話しかけて「高騰した!」と思ったら、すぐに交易しています。

小牟田:どれだけ交易をやっているんですか(笑)。

小西:本当に交易だけでメチャクチャ日数が経っていますよ。何カ月ぐらい経っているんだろう。10周ぐらい村の周りをグルグルしています。大体最低100万で200万ぐらいになったら止めると。でも、つらぬき丸を5本買ったら終わりですからね。高いですよね。ちなみに、一番高い武器っていくらですか?

小牟田:一番強い鎧が、似たような値段だったと思います。

小西:今は8万の毘沙門の鎧を装備していますね。それに力帯か達人の靴かを装備しています。あとはイリスブレード二刀流ですかね。

小牟田:それ、相当強いですよ。さっき主人公が強いって言っていましたけど、毘沙門の鎧は攻撃力上がるからそれで強いとか?

小西:いや、全員が毘沙門の鎧を装備しているんですよ。なので、なぜだろうと。ただ、つらぬき丸だけが高くて……(笑)。これをタダのおっさん(ローガン)に持たせていいものかと悩んでいまして。お前、トライデントでも十分じゃないかと。そういえば、扇って強いんですか?

小牟田:扇は専用武器なので、特定のキャラクターしか装備できないんです。

小西:碇もですよね? 今、怒怒(いかりいかり)ってのがありますよ(笑)。

小牟田:ええ、そうです。海賊を使うならばぜひ欲しい武器ですね。

小西:『II』のときは海賊を使っていた記憶がありますよ。

小牟田:今回海賊は3人いるので、彼らをパーティに入れると埋まっちゃうんですよね。

小西:そうなんですよね。誰を連れて行くか悩むんですよ。でも、みんなパラメータを上げておかないとクエストをこなせないじゃないですか。それがあるから、とりあえず全員レベル30ぐらいにはしておこうと。

小牟田:今詰まっているクエストとかあります?

小西:今は動物を集めろってクエストが詰まっていますね。素早さと運でしたっけ?

小牟田:あれは難しいクエストの1つです。

小西:まだこの数値が高い人が2人ぐらいしかいないんですよ。レベル上げが足りなくて。一度パーティを作って出してみたんですけど、2組作らなきゃいけないからやっぱり失敗してだめだなぁと。レベルを上げなきゃなと。

小牟田:装備品でステータスを補うしかないですね。ちなみにキャラクターを入れかえるとき、装備品は付け替えたりします?

小西:基本付けっぱなしですね。足が速くなる“神行法の呪符”だけ付け替えています。今はマリカが装備しているかな。

小牟田:僕はめんどくさいので、ずっと主人公に付けています(笑)。

小西:それもいいな。でも主人公は強さを追求したいから、どちらを付けるか悩みますね。

小牟田:武器って今までは固有の武器を鍛治で鍛えるという形でしたが、今回の装備の付け替はどんな感じでした?

小西:楽しいですよ。交易するごとにいろんな武器も増えるじゃないですか。だから、どんなアイテムが増えるんだろうって。それを楽しみにやるのもいいかなと。僕は楽しみにやってたし。「この石をこれだけ売ったら何が増えるんだろう?」とか、交易やると新しい交易品も増えるじゃないですか。あれが楽しいんですよね。

小牟田:より多くの行商ができますし、もうけも増えますよね。それだけ遊んでもらえればありがたいです。交易をここまでやっている人は、初めてお会いしましたよ。ちなみに、一番お気に入りの交易品はなんです?

小西:いつも売っているのは、イリスラズリとかイリス石、エメラルドの原石などの鉱石。あとは、虹糸とか絹とかの布系がいいですね。

小牟田:糸や布系は99個持てるので、結構いいですね。

小西:そうなんですよ。あがりが倍ぐらいもらえるので、結構でかいんですよ。あとはつらぬき鳥の嘴(くちばし)と竜のなめし皮とか、鬼もろこしとトリュフとかです。

小牟田:交易品のリストはメモっているのですか?

小西:いえ、ネットとか調べてあとは覚えちゃいました。

小牟田:なるほど(笑)。でも、お金がたまるのも単純に楽しいですよね。

小西:ええ、楽しいですよ。でも「100万か……足りねぇ」とか(笑)。つらぬき丸見ちゃうと足りないと思っちゃいますね。でも、毘沙門の鎧が8万なのを見ると安く感じて、ついバカバカ買っちゃって……。結構危険な遊び方をしています。

小牟田:装備できるキャラクターが何十人もいますからね。

小西:10人いるとすると80万か……、もっと稼がなきゃいけないか。ちなみに、お金はいくらまで稼げますか?

小牟田:たしか9,999万だったと思います。

小西:そこまでは稼げないなぁ。

小牟田:そこまで気にする人はなかなかいないと思いますよ(笑)。

『幻想水滸伝ティアクライス』

■遊びの幅が広がる百万世界

小牟田:小西さんはWi-Fi通信で遊ばれました?

小西:Wi-Fi通信はまだやっていないんですよ。何かいいことがあるんです?

小牟田:じつはWi-Fi通信を行うと、新しい交易品や新しい武器がもらえるんですよ。通信自体はWi-Fi通信でなくてDS同士を直接つなぐワイヤレス通信でもいいので、ぜひあとでやりましょう。

小西:ぜひやりましょう(笑)。ちなみに、自分のキャラクターが相手側に派遣されるんですか?

小牟田:そうですね。百万世界をトビラとトビラでつなぐ回廊から、相手側の世界へキャラを送ります。『ティアクライス』は“つながる百万世界”をテーマにしていますので。

小西:シナリオでもずっと言っていますよね。この百万世界は具体的にどんな感じです?

小牟田:百万世界はいわゆるパラレルワールドなんですよ。自分の世界と似たような並行世界があるという。それが異世界のマリカやクーガ、アトリというキャラでプレイヤーの前に現れるわけです。

小西:あの演出があるから、Wi-Fi通信でつなぎたいという気持ちにさせてくれるんですね。他の世界の人と一緒に戦うのは楽しいなと。あれはいいアイデアですよね。

小牟田:ええ、他の人とどんどんつないで欲しいなってのが根幹にあります。

小西:Wi-Fi通信で来たキャラと一緒にやるクエストはあるんですか?

小牟田:ありますよ。あとパーティ3人を全員マリカとか、3人全員をリウにするとかもできますね。ただ、主人公だけはパーティからはずせませんけど。

小西:リウが3人だと、ずっと戦闘中に柿原(徹也)君がしゃべるのか(笑)。楽しいですよね、そんな遊び方。同じキャラをそろえて遊んでいる人も、結構いるんじゃないですか?

小牟田:いるみたいですね。ネットとか見ているとまだまだにぎわっていて、たまにいくといろいろなキャラが派遣されていますよ。

小西:Wi-Fi通信だと、どういう感じで派遣するのですか?

小牟田:まず、Wi-Fi用の百万世界クエストを選んで、派遣したいキャラクターをサーバにアップします。誰かが自分の世界に受け入れようとサーバに接続すると、そこに派遣したキャラの一覧が出てくるんです。でも、弱いキャラとか人気の低いキャラが一定時間誰からも引き取られないでいると、しょんぼりして自分の世界へ戻ってきます。

小西:みんなシビアだなぁ(苦笑)。

小牟田:派遣されているキャラは、本拠地の名前とかもわかるので、いろいろ見て回るのも楽しいですよ。あと、キャラ自体の能力も確認できますし。

小西:主人公は派遣できないんですよね?

小牟田:残念ながらできませんが、派遣キャラで主人公の名前もわかるので、「コニー」って名前があったら、「あ、小西さんがつないでいるんだ」ってわかると思います(笑)。

小西:すごくしょぼい装備で派遣してたらどうですかね。つらぬき丸じゃなくて素手とか。

小牟田:そういう人もたまにいますよね。本当は武器だけじゃなく防具で見た目も変えたかったんですよ。でもそれをやってしまうと、ただでさえ108人もいて名前を覚えにくいのに、見た目まで変わったら絶対覚えられないから止めようと(笑)。

小西:確かに(笑)。でもクーガはちょっと残念なことになりますね。あれはクーガたちの世界が主人公の世界につながったということですか?

小牟田:そうです。あれはフューリーロア族のいた世界が、一なる王との戦いに負けたからこちらに現れたわけです。負けた世界の108星の1人がクーガだったということです。

小西:まあ「あくまで仮定だけど」ってアトリが言っているわけですが。

小牟田:アトリは突然主人公の世界に来て、ポロッと重要なこと言い残して去っていきますよね。

小西:僕は異世界のマリカが好きです。でも、クーガは残念だな。

小牟田:クーガとディルクってかかわりが強いんですよ。ディルクが最後に自分に取り込む書が、フューリーロア族の世界の“猛き咆哮の書”ですから。

小西:確かにアフレコしたのを覚えています。話はそれますが、星の印は4つまでセットできるというのがまた迷いますね。

小牟田:それもまた個性の1つになりますから。今回百万世界というパラレルワールドが舞台で、ユーザーの皆さんが同じ世界で並行に遊んでいるという設定です。その中で、同じマリカでも魔法を使うマリカがいたり、武器を使うマリカがいたりして、キャラをやり取りしたときに違いを出せる。そういった意味でも、今回は『幻想水滸伝』シリーズではじめて武器を持ち替えられるようにしたんですよ。

小西:なるほど。1人のキャラが装備できる武器ってかなり多いですよね?

小牟田:やはり違いを出したかったので、それなりに数を用意しましたね。たとえば僕が小西さんにキャラを送ったときに、自分のマリカとぜんぜん違う武器や装備で戦っていたりすると、百万世界の広さや違いみたいなものをより感じられると思うんですよ。

小西:Wi-Fi通信をしたときに、昔の『幻想水滸伝』シリーズのキャラが助けに来てくれるとかの演出はないんですか?

小牟田:それは結構ユーザーの皆さんから聞かれますね。でも、残念ながらその要素はありません。


 第3回は、小牟田ディレクターと小西さんが登場キャラクターや声優陣について語った模様をお届け。さらに、小西さんのハードゲーマーライフが明らかに!? 次回の更新は3月4日予定なので、お楽しみに!


【対談補足】

※1:特定の仲間がパーティにいると可能になる協力攻撃。ローガンとエリンの“親子攻撃”は、サポートメンバーであるエリンと可能という特殊なもの。

※2:エレベータが完成し、ヌザートが仲間になると本拠地の地下1階に完成する部屋。いつでも幻獣と戦い経験値を稼げる。

※3:108星の星の1つ。シリーズでは足の速いキャラクターが持つのがお約束。

※4:30日ごとに変化して季節に応じて出現する敵も変わる。なお、植物の芽で季節の流れを表し、芽→つぼみ→花の順番で1周する。

(C)2008 Konami Digital Entertainment

データ

▼『幻想水滸伝ティアクライス』
■メーカー:KONAMI
■対応機種:DS
■ジャンル:RPG
■発売日:2008年12月18日
■価格:5,500円(税込)
 
■『幻想水滸伝ティアクライス』の購入はこちら
Amazon コナミスタイル
▼『幻想水滸伝ティアクライス』コナミスタイル特別版
■メーカー:KONAMI
■対応機種:DS
■ジャンル:RPG
■発売日:2008年12月18日
■価格:10,550円(税込)
 
■『幻想水滸伝ティアクライス』コナミスタイル特別版の購入はこちら
コナミスタイル
▼『幻想水滸伝ティアクライス』12月18日発売スペシャルセット
■メーカー:KONAMI
■対応機種:DS
■ジャンル:RPG
■発売日:2008年12月18日
■価格:19,200円(税込)
 
■『幻想水滸伝ティアクライス』12月18日発売スペシャルセットの購入はこちら
コナミスタイル

関連サイト