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2009年3月2日(月)

【春の日本一祭り】追加要素も歯ごたえ十分! 『ファントム・ブレイブ Wii』レポート

文:電撃オンライン

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 初めまして、『電撃PlayStation』でライターをやっている5号です。3度のメシより日本一ソフトウェアが好きな私が、3月12日発売予定のS・RPG『ファントム・ブレイブ Wii』のプレイレポートをお届けします。と、その前にまずは本作について簡単に解説しましょう。

■ファントムと1人の少女の、笑えてちょっと泣けるストーリー

 なんといっても本作の見どころは、果てしないほどある“やり込み要素”。本編シナリオだけでも20話ほどあるので、40時間くらいはじっくりと遊べます。加えて、オマケシナリオも複数用意されているのが日本一ソフトウェアが作るS・RPGの伝統。最凶の隠しボスなんかもいて、倒すにはそれこそ何百時間もかけてキャラクターやアイテムを鍛える必要があったり。本作は、よく“クリアしてからが本編”と言われますが、こういった部分がゆえんだったりします。

 また、物語もしっかりと作られているので、お話が好きな人もご安心を。本作では、ファントム(霊魂)を操る力を持つ少女・マローネと、ある戦いで命を落とした戦士・アッシュの2人を中心に物語が展開されていきます。基本的には軽いノリで進行していくのですが、心温まるエピソードなんかも要所要所で挿入されるので、ストーリーを重視する人にもオススメです。

■拠点でキャラクターメイキング

 戦闘で使用できるキャラクターはアッシュやマローネたちなど固有のキャラクター以外にも、“汎用キャラクター”と呼ばれるユニットがいます。“汎用キャラクター”は、冒険の拠点となる“おばけ島”で作成可能。序盤で作れる人数は少ないのですが、ストーリー中に出てくる敵を倒すことで、作成できるキャラクターを増やせます。また、“汎用キャラクター”の中には“おばけ島”で武器・防具を販売してくれる商人や、HPやMPなどを回復してくるヒーラーといった活用ができるものも。さらには、敵として出てくるモンスターを作成して、一緒に戦うことも可能です。

▲手に入れたアイテムを拠点で積むのは、本作の名物! アイテムを積み上げて最高到達点を更新すると、お金やキャラクターなどが手に入ります。決して趣味でやってるわけじゃありませんよ?

▲本作のアイドル的存在である(?)ネコサーベルやパティ族は、後で紹介する追加シナリオ“もう1人のマローネ編”でも、もちろん登場。中盤あたりで作成できるようになるので、ファンの人も安心!

■味方を呼び出せ! レッツ“コンファイン”!!

 本作が他のターン制S・RPGと大きく違う点は、戦闘に入ってすぐの状態ではマローネ以外の味方キャラクターがいないこと。マップに落ちているアイテムにファントムである味方を“コンファイン(憑依)”させることで、初めて戦闘に参加させることができます。ただし、憑依させたキャラクターは、一定ターン後に戦闘から強制的に離脱(“リムーブ”)させられてしまうので注意が必要です。戦闘開始直後から主力キャラクターをどんどん“コンファイン”させまくると、マップの奥にいる敵にたどり着く前に味方が“リムーブ”してしまうことも! “リムーブ”したキャラクターは、その戦闘中は2度と“コンファイン”できないので、マローネ1人で敵と向かい合う、なんてことにもなりかねません。よく考えて“コンファイン”しましょう。

▲他のキャラクターよりも能力が高めなスプラウトですが、“リムーブ”はかなり速め。さすがの剣豪も歳には勝てないようです(画像左)。唯一“リムーブ”と無縁のマローネも、能力は低めなのであまり無理はできません……(画像右)。

■360°自由に移動!

 移動はへックス式ではなく、キャラクターごとに決められたサークル内を自由に移動する方式。なので行動範囲を細かく決定できるのが特徴です。また、Wii版では戦闘中の表示が改善され見やすくなっており、味方やアイテムに攻撃が当たる際は、文字で知らせてくれるようになりました。これが地味ながらかなりうれしい追加要素。前作にあたるPS2用ソフト『ファントム・ブレイブ 2週目はじめました』では敵味方が密集していると、間違えて味方を範囲攻撃に巻き込んでしまうこともあり涙する場面も多々あったのですが、本作ではその心配が皆無! 心おきなく魔法や範囲攻撃をぶっ放せるわけです。

『ファントム・ブレイブ Wii』
▲フィールドがスベスベな場所だと、普段よりも移動距離を稼ぐことも可能! ただ、なぜかその場でジャンプして思った場所に移動できない、なんてこともしばしば……。シリーズ初プレイの人は、クセのある移動に手こずるかも。

■歯ごたえ十分な追加シナリオをチェック!

 といったところで、いよいよ本作の追加要素をプレイしてみることにしました。本作では、前作『ファントム・ブレイブ 2週目はじめました』にあった要素に加えて、新たなシナリオ“もう1人のマローネ編”が追加されてます。しかも、ゲーム最初から選べるという親切仕様。これはプレイするしかない! というわけで、早速選んでみました。いきなり世界中の人間が全滅してしまうという、壮絶なイベントで幕を開ける本シナリオ。そして、ラファエルやスプラウト、ウォルナットといった、本編シナリオではマローネの前に立ちふさがった強敵たちが仲間になるという熱い展開が! 前作ではパーティに入らなかったキャラクターたちだけに、これはかなりワクワクします。でも、ファントムになってしまったせいか生前ほどの力がないのはちょっと残念かも。ちなみに、このシナリオにはチュートリアルがありません。なので、本作を初めてプレイする人は、本編からやる方がオススメです。登場するキャラクターとマローネの関係なども見えてきますし、よりいっそう追加シナリオを楽しめますよ。

▲“もう1人のマローネ編”と言うシナリオだけあり、このシナリオには2人のマローネが登場。世界中の人々が謎の死を遂げてしまった原因を探るマローネたちの前に、別世界からやってきたマローネが現れます。

 肝心のゲーム難易度はというと第1話から敵も多く、油断すると簡単にゲームオーバーになってしまうほど。なんとかクリアして先に進んだものの、2ステージ目であっけなく全滅してしまいました。このままでは無理だと思い、クリアしたマップに何度か挑戦し、キャラクターやアイテムのレベルを上げて再び2ステージへ! 今度は難なくクリアできたものの、3ステージで再び全滅。うーむ、これはかなりの手応えを感じます。ステージクリア→レベル上げ→次のステージに挑戦という、ある意味RPGの基本スタイルでなんとか最終面のボスを撃破!

■ひたすらキャラクターやアイテムを強化

 本作では、アイテムやキャラクターを掛け合わせて、キャラクターが持っているスキルの合成や能力の強化が行えます。キャラクターやアイテムによって能力に上限はないので、やる気さえあればどんなキャラクターでも最強に育て上げられるのが本作のウリ。ってことで追加シナリオをクリアした勢いで、現在はアイテムやキャラクターの育成に没頭している最中です。やることはランダムダンジョンに潜って経験値を集めながらアイテムを回収。拠点に戻ったら合成の繰り返し。再びランダムダンジョンへという作業を延々と繰り返すだけですが、徐々に強くなっていく武器を見ていると、ついニヤニヤしてしまうんです。潜れば潜るほど強力なアイテムの入手チャンスがあるものの、敵も強くなっていくので、どこまで潜れるか自分の限界への挑戦でもあったり。やみつきになりますって。

▲アイテムやキャラクターの能力を底上げしてくれる大切な称号も強化が可能。本作では、なんとダンジョンにも称号を付けることができ、そのダンジョンを探索することで、付けた称号の性能が強化されるのです! 新たなスキルが付くこともあるので、自分だけの称号を作るもできるわけですね。

■移植だからって手抜きなし!

 正直に言いますと、プレイ前は新シナリオはせいぜい6話程度、オマケレベルのボリュームだと思ってました。でも実際は、40時間くらいじっくりと遊べるほどの充実っぷり。本編と合わせれば、それだけで80時間も楽しめる内容です。難易度もやや高めで、頭を使わないとクリアできないような場所もあり、S・RPGとしての歯ごたえは十分。しかも、前のマップに戻れば経験値稼ぎができるようになっているので、S・RPGが苦手な人でも時間をかければちゃんとクリアできる仕組みになってます。この至れり尽くせりな感じがたまりません。この作りなら前作をプレイ済みの人も、シリーズ初プレイの人も楽しめると思いますよ!

(C)2004-2009 NIPPON ICHI SOFTWARE INC.
(C)2008 NIPPON ICHI SOFTWARE INC.

データ

▼『ファントム・ブレイブ Wii』
■メーカー:日本一ソフトウェア
■対応機種:Wii
■ジャンル:S・RPG
■発売日:2009年3月12日
■価格:7,140円(税込)
 
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