2009年3月5日(木)
4月30日にバンダイナムコゲームスから発売されるPSP用ソフト『とらドラ・ポータブル!』の特集ページ『週刊とらP!』が本日オープン! 来週からの本格始動に備えて、この記事では本作についての基本的な情報をいろいろとお知らせしていく。
『とらドラ!』は、アスキー・メディアワークス“電撃文庫”の作品として、これまでに11巻(※うち2巻はスピンオフ作品)が発売されている、竹宮ゆゆこ先生(イラスト・ヤス先生)の小説だ。5日後の3月10日には、完結編となる『とらドラ10!』が発売される予定となっている。
“超弩級ラブコメ”と銘打たれた本作では、目つきは怖いが実はごく普通の男子高校生・高須竜児と、校内最高ランクの危険生物と恐れられ“手乗りタイガー”の異名で呼ばれる少女・逢坂大河の日常と、それぞれの恋愛を成就すべく奮闘する姿が描かれていく。
▲こちらは最新刊『とらドラ10!』の表紙。晴れやかな表情でほほえむ大河の視線の先にいるのは……やはり彼なのだろう。 |
また現在、テレビ東京他でTVアニメも放送されており、3月5日時点でDVD第2巻までが発売中。そして『月刊コミック電撃大王』では、絶叫先生によるコミック版も連載中。原作小説とは、また少し違った竜児と大河の姿が見られるこれらの作品群も、ぜひご覧いただきたい。
▲DVD第2巻のジャケット(写真左)とコミックス第2巻の表紙(写真右)。アニメもコミックも、それぞれのメディアの強みを生かしたものとなっている。 |
『とらドラ・ポータブル!』は、時系列的に言うと、原作小説の『とらドラ7!』と『とらドラ8!』の間(TVアニメだと19話と20話の間)を舞台にしたものとなっている。そのため、キャラクターたちとの会話の中にもそれまでのお話を意識したやりとりが盛り込まれているのだ。ゲームは“主人公の竜児が記憶喪失になってしまった”状態からスタートするため、当然原作を知らない人も楽しめるのだが、原作を読んでおいたほうがよりいっそう楽しめるであろうエッセンスが随所にちりばめられているので、ぜひともプレイ前に読んで(見て)おいたほうがいいだろう。
▲上でも書いているが、『とらドラ・ポータブル!』の発売日は4月30日。これから1週間に1冊のペースで原作を読んでいけば、発売日近辺には、ゲームを楽しむための十分な知識が付いているハズ。 |
モーションポートレートによる臨場感のある会話や、TVアニメと同じ声優陣によるフルボイス、そして小説本編にはなかったifルートなど、さまざまな要素が盛り込まれている『とらドラ・ポータブル!』。今後、この特集ページでは、竹宮ゆゆこ先生や開発スタッフのインタビュー、プレイレポートなど、本作の魅力を伝えていく予定だ。発売を楽しみに待っている『とらドラ!』ファンは、ぜひ特集ページにご注目いただきたい!
次回の更新(3月12日予定)より本格始動となる『週刊とらP!』。その第1弾ではゲーム開発陣のインタビューを掲載!! あの要素は? この機能は!? 気になるアレやコレやの答えを聞いてまいりますので、乞うご期待ッ!!
(C)竹宮ゆゆこ/アスキー・メディアワークス/「とらドラ!」製作委員会
(C)2009 NBGI
※画像は開発中のものです。
(C)竹宮ゆゆこ/アスキー・メディアワークス
(C)2009 ASCII Media Works
イラスト/絶叫