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2009年3月13日(金)

2月に行われた『マクロス』ファンイベント“超時空進宙式典”のレポートが到着!!

文:電撃オンライン

 2月22日、秋葉原UDXビルで、アニメ『マクロス』シリーズのファンイベント“超時空進宙式典『~ほんとに2009年になっちゃった…2.22(にゃんにゃんにゃん)だよデカルチャー』”が開催された。

 メインとなるステージイベントは2部構成で、第1部ではトークショー“『超時空要塞マクロス』誕生秘話!”、“どーなる?! 『マクロスF』劇場版”が、第2部では、当時の進宙式を再現したミニイベント&ミニライブ“超時空進宙式典”が行なわれ、イベントに参加した『マクロス』ファンを大いに沸かせた。

 また、同所では入場フリーイベント“超時空カラオケ大会”や、会場限定品を含めたグッズ販売や展示、『マクロスF オフィシャル痛車』のラッピング・チェンジなどが実演。グッズ販売には長蛇の列ができるなど、UDXビルが『マクロス』一色に染まった1日となった。

 では以下に、トークショーやライブの模様をお届けしていく。

■ 第1部“超時空トークショー”■

 2パートに分けて行われたトークショーのコーナーでは、河森正治さん、美樹本晴彦さん、宮武一貴さんによるプレミア対談や、最新作『マクロスF(フロンティア)』の今後についてなどが語られていった。ここでは、後半のトークにスポットをあてて紹介していこう。

 最新作であり、映画化も決定した『マクロスF』の今後について、中村悠一さん(早乙女アルト役)、遠藤綾さん(シェリル・ノーム役)、中島愛(めぐみ)さん(ランカ・リー役)といった声優陣と、河森正治さん(『マクロスF』総監督)による対談がスタート。

 TVシリーズ『マクロスF』を振り返っての感想では、「アルトがフラフラするたびにアフレコ現場で女性陣から責められた(中村さん)」、「シェリルは最初、強い女の子だと思っていたが、実は今までやった役の中では一番弱い(繊細な)女の子だった(遠藤さん)」、「オーディションを受けてから武道館でのライブまで、とにかく毎日がすごく早かった。ずっと私の軸として心に残る作品です(中島さん)」と、それぞれの思いを語ってくれた。河森総監督は、「自分は1度やったことはやらない主義だけど、今回は『超時空要塞マクロス』のテイストを取り入れ、25年が経ってスタッフもキャストも変わったこともあり、新鮮でやっていてすごく楽しかった」と語っていた。

 続いて、『マクロスF 劇場版』に関するトークが展開。キャストの3人が劇場版があると聞いたのはTVのアフレコの終盤近くになってからだそうで、劇場版製作の1報を聞いた時の気持ちを聞かれると、中村さんは「劇場版でいろいろ決着がつくと思っていますから(笑)」と言い、遠藤さんは「一視聴者として、スクリーンで見たいと思いました」とのこと。中島さんは「アフレコの休憩中に河森さんとお話していたらぽろっと「劇場」という言葉を聞ききました(笑)。劇場版では、もしかしたらもっと歌わせてもらえるかな、と楽しみです」と、ファンも楽しみになるようなコメントを返してくれた。

 キャストから河森総監督へ、劇場版に向けて要望をぶつけていく直談判のコーナーでは、「みんなが幸せになれるエンドを見たいです(中島さん)」、「偉そうで高飛車で、でもかわいいシェリルを見たい(遠藤さん)」とキャラクターやドラマについてのことをお願いしていたが、中村さんは「男の子視点で言わせてもらって、そろそろ『VF-28』とかでてもいいんじゃないかと」と、中村さんらしいコメントを繰り出していた。すると河森総監督は、「意外なものに乗るかもね」と応えていた。これがアルトの乗る機体のことなのかどうか、気になるところだ。

 そして、『マクロスF 劇場版』のPVを本邦初披露! さらに中村さん、遠藤さん、中島さんがその場でセリフを読むという“生アフレコ”も行なわれた。初公開映像に加えて、生でアルト、シェリル、ランカのセリフを聞くことができた来場者からは、大きな歓声が。TV版にはなかった新しいセリフ群が重なり、劇場版のスケールをうかがわせるような一幕となった。あわせて、劇場版のための新曲である、ランカ・リーの『そうだよ』も初披露。途中、この数日前に誕生日を迎えた遠藤さん(2月17日)、河森総監督(2月20日)、中村さん(2月20日)の誕生日を祝うサプライズもおこなわれ、中島さんが花束とプレゼントを渡して、会場全員で祝福する場面も。

 最後に河森総監督から「今日きてくれた方の中にも、きっと50年後の2059年を体験する方が大勢いらっしゃると思います。その時に『マクロスF』の時代がやってきたな、シェリルやランカのライブがあった日だな、と思ってもらえるような作品を作りたいと思っています」との言葉で締めくくっていた。

>▲こちらは、トークショーの序盤で行われたプレミア対談の模様。『超時空要塞マクロス』に携わった河森さん(バルキリーデザイン)、美樹本さん(キャラクターデザイン)、宮武さん(メカデザイン)によるプレミア対談では、『マクロス』誕生から25年以上を経た現在のことや、当時の制作状況などの話が進められていた。</

■ 第2部“超時空進宙式典” ■

 会場全体を進宙式典会場に見立てた本日のメインイベント“超時空進宙式典”。まずはTVシリーズ『超時空要塞マクロス』の第1話から、マクロス艦の様子や戦闘機によるアクロバット飛行などがスクリーンに映し出された。

 グローバル艦長のあいさつは、なんとグローバル艦長役の声優・羽佐間道夫さんが、生アフレコで再現。さらに、『VF-1バルキリー』の説明に関しては、柿崎速雄伍長役の鈴木勝美さんが、こちらも柿崎として生アフレコで行っていた。


 その後、マクロスが暴走して主砲を発射する映像が流れると、会場にも照明が点滅する演出がなされる。さらに「ブービートラップが発動した」というグローバルのセリフとともに、マクロスには全艦第1級戦闘配置が取られ、発進に向けた準備を開始。会場にもサイレンが鳴り響き、ムービングライトによる赤い点滅が。そしてゆっくりと飛び立つマクロス艦の映像に合わせ、会場でも勢いよくガスが発射される。ここで主題歌『マクロス』が流れると、全員でマクロスを斉唱。まるで進宙式典の現場にいるような臨場感の中でセレモニーは終了した。

 続いて、『マクロス7』から熱気バサラ役の神奈延年さんが『突撃ラブハート』をアコースティックバージョンで披露した。最新作『マクロスF』からは、ランカ・リー役の中島さんによる『星間飛行』、『私の彼はパイロット』、『天使の絵の具』、『愛・おぼえていますか』のミニライブが行われた。


 進宙式典のクライマックスでは、第1部、第2部の出演者が勢ぞろいし、来場者への感謝や今後の『マクロス』についてひと言ずつコメントした。そして最後に“進宙の儀式”として、マクロス型の風船を河森さんの「ヤックデカルチャー!」の掛け声とともに客席側に飛ばし、イベントは大団円を迎えた。


 25年以上の時を経て、ついに現実のものとなった『超時空要塞マクロス』の進駐式典。制作中の『マクロスF 劇場版』も含め、今後も広がり続けるであろうマクロスワールドに“夢”を持てるイベントとなった。

▲長蛇の列ができていた物販スペース。こちらでは、近日発売予定の『天神英貴アートワークス』などが飾られていた。
▲展示スペースでは、『マクロスF』オフィシャル痛車のラッピングチェンジ実演が行われていた。他にも、『シェリルのデカルチャーデカール』仕様のメサイアバルキリーや、中島愛デザインモデルなどのアイテムが並べられていた。

(C)2007 ビックウエスト / マクロスF製作委員会・MBS


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