2009年3月20日(金)
日本一ソフトウェアは、3月26日に発売するPSP用ソフト『魔界戦記ディスガイア2 PORTABLE』の新情報を公開した。
『魔界戦記ディスガイア2 PORTABLE』は、2006年に発売されたPS2用S・RPG『魔界戦記ディスガイア2』のPSP移植タイトル。魔王“ゼノン”の呪いによって悪魔がはびこる世界に変わった地・ヴェルダイムで、打倒魔王を誓うデビルバスターの“アデル”と、ゼノンの娘“ロザリンド(ロザリー)”が出会うところから物語が始まる。
1月2日の記事や2月20日の記事からもわかる通り、PSP版では多くの新要素が追加され、単なる移植を超えた仕上がりとなっている。今回新たに判明した新情報を、まとめてお届けしていく。
『ディスガイア2』では、強力なゲストキャラクターと戦えるエクストラステージが用意されている。そんなエクストラステージに、『魔界戦記ディスガイア3』から3キャラクターが登場することが決定! 戦闘で勝利すれば、彼らを仲間にすることも可能だ。
『3』の主人公としておなじみのマオ。(魔界的に)超優等生で、とんでもない強さを誇る。興味のある対象を見つけると解剖や改造をしようとするなど、アクの強さも一級品。“やり込みの終着駅”と自らを呼ぶだけあって、マオとの戦いはかなり手ごたえのあるものになりそうだ。
(魔界的に)とんでもない不良が、魔立邪悪学園を卒業して母校に帰ってきた。今回は生屠(せいと)ではなく、凶師(きょうし)として登場することになる。『2』でもアツい文句で悪魔たちを口説いていく!?
邪悪学園からやってきた家諦科凶師で、こちらもアツい漢。強火流混沌派厨房拳と呼ばれる拳法の使い手でもある。物事を、しばしば料理や味にたとえることが多く、言い回しは独特だ。
仲間となるキャラクターが新たに判明。1人は固有キャラクターのゴードンで、もう1人は汎用キャラクター扱いの“量産型兵器”。どちらも地球勇者(?)のカーチスにつながるキャラクターだけに、イベントデモでどのような因縁が描かれるのかも注目したいところ。ちなみにカーチス自身も、戦闘用ボイスが実装されるそう。
初代『ディスガイア』でも登場した、地球勇者一行のリーダー。ヒーローではあるものの、普段はちょっぴり頼りない? そんなゴードンのキャラ特性は、PS2版『2』のものから『3』のものに変わっているとのこと。
汎用キャラクターの量産型兵器は、地球勇者(?)のカーチスがベース。火力が高く、さらに移動性能も優れているため、優秀なアタッカーとして活躍させられそうだ。
魔物キャラクターを、人型キャラクター用の武器に変身させるシステムが“魔チェンジ”。本作では、魔チェンジを使える状態(新シナリオのアクターレ編チュートリアル後)で、かつある条件を達成すると“魔チェンジ2”が使えるようになる。ただし通常の魔物型キャラクターは“魔チェンジ2”を使えず、ある場所で、あるキャラクターの手によって改造を受けた魔物型キャラクターだけが使用できるという。ん? 改造? ……というわけで、正しい条件は実際にプレイして確かめてほしい。
●発動方法
魔チェンジを行った状態の人型キャラクターに魔物型キャラクターを隣接させて、さらに魔チェンジを実行するだけ。魔チェンジを2回重ねて実行するようなイメージだ。
●魔チェンジ2の利点
・2体目の魔物型キャラクターの特性が人型キャラクターに反映される
・2体目の魔物型キャラクターの特殊技も使用可能(=魔チェンジ2技)
・経験値やマナは3体すべてに与えられる
●魔チェンジ2の欠点
・継続ターン数が通常の魔チェンジよりも少ない
▲魔チェンジ2技として、2体目の魔物型キャラクターの特殊技がそのまま使えることになる。戦いの幅が大きく広がりそうだ。魔物型キャラクターの特殊技を人型キャラクターが使用すると、見た目が新鮮……かも? |
▲アーチャーが“ゾンビ大量発生”を使ったり、ロザリンドが“ゼタビーム”を使ったり……。組み合わせを考えるのも楽しそうだ。 |
最上級のペタ級魔法として、これまでペタクールとペタスターを紹介してきたが、今回は風魔法のペタウインドをお届け。ペタ級だけあって、演出は当然ながら派手だ。
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