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2009年3月24日(火)

『アイマスMS03』ロングインタビュー、今井麻美さんと沼倉愛美さんに聞く

文:電撃オンライン

『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 03』

■カバー曲『遠い音楽』について

今井 これまでたくさん『アイドルマスター』でカバー曲を歌わせていただいたんですけれど、千早のカバーはここ最近優しい歌が多くて、今回も「優しい歌だ」と思っていたんです。私はリクエスト曲が決まった後に、この曲を知ったんですけど、本当に千早が本来目指していた世界とか、歌とはこういうものだと思っていた世界が、この歌には流れているんじゃないかという印象を受けたんです。ですから、この曲にはすごく集中して臨めた気がします。

 いつもは大体、千早で歌ってみて、どこまで自分としての個性を残しつつ完成させていくのかを考えています。ですが、千早らしさだけで歌ってしまうと、逆にCDを買っていただく方の期待を“いい意味で裏切れない”のではとも思うんですよ。ですから毎回毎回、いろいろなものを探していこうという挑戦の気持ちで臨むんです。でもこの歌に関しては、曲の世界が如月千早という人間にとてもマッチしていて。歌は自然の中の1つであって、彼女にとっては歌がない世界では生きていけないと思うし、そうした世界観が曲の中にある。おかげで今回は、逆に「こうする」ということを決めず、自然に世界に入っていけました。私がどうとか、千早がどうとかを考える以前に歌がスッと入り込んできて、できあがった曲を聴いた時、それが素直に完成につながったのかなと。

 歌とはどういうものかをこの曲で私も知ることができたし、千早が喜んでいる顔が目に浮かんだので、すごく私としてもうれしかった。ZABADAKさんは男性の方と女性の方で歌っていらっしゃったので、今回は私が両方やらせていただいたことでいい結果になったというか。ZABADAKさんが持つ世界とは違うものが作り出せたんじゃないかと、感慨深かったです。

■『Do-Dai(REM@STER-B)』について

沼倉 私は『Do-Dai』が好きで、いろいろなところで「『Do-Dai』を歌いたい!」って言っていましたが、うれしいことに歌えることになりまして……でもREM@STER-B、「どう歌おう」と。これまで響が歌ってきた曲とは真反対で、優雅というか上品なアレンジでしたので。『Do-Dai』という曲が持っている、女の子の恋する気持ちは、曲調が変わっても変わらずにあるものだと思ったので、響の持っているかわいさを全部出し切ればいいのかなと思って歌いました。本当に本っ当に『Do-Dai』が好きで……。

今井 それ2回目!(一同笑)

沼倉 本当に歌いたかったんですよ! どちらかというと、これまでのM@STER VERSIONの『Do-Dai』は、歌詞をセリフのようにして歌っていた方が多かったんですね。今回のアレンジではちょっと合わないかなとも思ったんですけど、結局変えずに歌ったことで、うまくいったんじゃないかと思います。かわいくできて、自分としてはとても満足しています。

今井 『Do-Dai』は、このCDの中で、わりと早い段階で録り始めた曲でもあるんですよ。961プロのメンバーとセットの時を除けば、響と一緒に歌うのは初めてで、どのように歌おうかなと思いながら臨んだ曲です。先に響がレコーディングしていて、私が行った時にちょうど録り終わったんですよ。そこで「どんなカンジだった?」って聞いたら「すごくイイカンジ!」とのことだったので、じゃあ乗っかりまーす! って(笑)。私は、響という女の子は頑張っている印象が強いので、録ったばかりの響の歌で優しく歌っているのを聴いた時、私にしてみれば新たな出会いだったと。おかげでワクワクしながら録音に臨めました。

 あと、間奏の響のセリフ部分もすごく好きで、愛しくてたまらなくて! これ受け答えにしたいよねと提案しまして。“業界的にはお姉さんでもある千早が、何かしたいなぁ”っていうのがそのまま入っています!(笑) スタッフの方には「ダメ出しがきたらすぐ引っ込めます」って言ってビクビクしながらやったんですけど。この曲で、響と千早が2人で歌う意味を出せたというか……なんか“こっぱずかしい(照)”というか。千早と響って、思いの外、合うんだなとも思いました。

沼倉 今井さんからこのCDについて「2人で歌うらしいよ」って聞いた時に、今井さんと歌えるんだワーッ! っていうのと、あの千早と歌うんだ!? っていう、2つの思いあったんですよ。でも『Do-Dai』を録って、できたものを聴いて、(響と千早は)「ああ、仲よしなんだぁ」って(笑)。

今井 ニヤニヤしちゃうよね(笑)。

『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 03』

■シリーズ共通新曲『L・O・B・M』について

今井 『01』や『02』はアイドルソングっぽくキュンキュンしちゃうようなものでしたが、『03』では完全に響と千早に合わせていただいたので、同じ曲だとは思えないほどです。この曲はいろいろな顔を持っているんだなぁと感じました。早く6枚分を全部聴きたいですね。

沼倉 皆さんが一番知っている響に近いというべきか、響らしい元気でかわいい曲です。歌詞もメロディもすごくキャッチーで、とても歌うのが楽しくて、『D0-Dai』で抑えめにしたニュアンスがこっちで爆発したようなカンジになっています。後奏の部分は、『01』と『02』ではみんなの笑い声が入っているんですけど、今回は千早と響の会話調でして。

今井 新しい試みです。

沼倉 それが、とっても楽しいものになっているんですよ。で、やっぱり2人は仲よしなんだなっていうのがこれで十分に伝わるのではないでしょうか。

今井 それとドラマパートを聴いていただけると、2人がこの曲をいかに楽しく歌っているかがわかると思うので、ドラマも期待してほしいです。台本を最初に読んだ時、こう来るか! って。本当に予想外の展開なので、最後にこの曲を2人で歌うことが納得できる感じです。CD全部ひっくるめて意味があるというか

今井 千早は「この人は自分にとってライバルになりえる、高める存在だ」とわかると、自分の想像を超えるような出方をするので、私もびっくりしているんですけど。歌もトークも、今まであまり見せていなかった面が出てきたのは響のおかげかな、と人ごとのように思ってしまいますね。あと、この曲は2人が別々に録ったので、私が先に歌っていましたから……響に合わせてもらっちゃいました!(笑) 申し訳ない!!

沼倉 ただ、私が千早のタイミングに合わせて録ったわけではなく、響の方をとりあえず歌ってから、個々を千早のセリフに合わせてくっつけているんですよ。

今井 でも、そうは聞こえないよね。すごくビックリ。

今井 本当のことを言うと、先に響を録ってほしかったんです。なぜなら、わりと後奏が長くて……千早さん、ずっと笑っているのシンドイんです(一同笑)。で、クスクス笑っているんですけど、音に負けて聞こえないという。

沼倉 あと、スタッフの方に『L・O・B・M』はいいねと言われて、その上で「でも最後のセリフですべて持っていかれちゃうね!」と。

今井 『L・O・B・M』のセリフ割り振りでは、当然最後の「わおーん」は響でしょ……私だ!?(一同笑) って「無理くない? 無理くない?」と反論したものの、mftさんは頑として変えようとせず。結局、響は動物が好きだから、千早が“響に「わおーん」って言わせてもらう”ということにしてみよっか! という軽いノリに。結果的には、ニヤニヤしちゃうものになったと思います。

沼倉 響も「ほらほら、いぬ美と一緒に!」とかやっています(笑)。

→アサミンゴスPと『SP』(3ページ目へ)

(C)窪岡俊之 (C)NBGI

■『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 03』トラック
 01.【新曲】『arcadia』歌:如月千早
 02.【新曲】『Next Life』歌:我那覇響
 03.トーク01
 04.【カバー】『Is This Love』歌:我那覇響
 05.【カバー】『遠い音楽』歌:如月千早
 06.トーク02
 07.『inferno(リミックス・ヴァージョン)』歌:如月千早
 08.『オーバーマスター(M@STER VERSION)』歌:我那覇響
 09.トーク03
 10.『Do-Dai(REM@STER-B)』歌:我那覇響&如月千早
 11.トーク04
 12.【新曲】『L・O・B・M』歌:如月千早&我那覇響
 13.『arcadia』(オリジナル・カラオケ)
 14.『Next Life』(オリジナル・カラオケ)
 15.ボーナス・トラック・トーク
 【参加声優】今井麻美(如月千早役)、沼倉愛美(我那覇響役)※敬称略

データ

▼『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 03』
■発売元:コロムビアミュージックエンタテインメント
■品番:COCX-35478
■発売日:2009年4月1日
■価格:2,200円(税込)
 
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