2009年3月27日(金)
ガストは、PS3用RPG『ロロナのアトリエ ~アーランドの錬金術士~(以下、ロロナのアトリエ)』を6月25日に発売する。価格は7,140円(税込)。
『ロロナのアトリエ』は、錬金術を題材にした同社の人気RPG『アトリエ』シリーズ最新作。つぶれかけたアトリエを再建することになったロロライナ・フリクセルを操作して、材料を集めたりアイテムを調合したり、時には戦闘をすることになる。また本作は、マルチエンディング方式を採用しており、プレイヤーがとった行動が物語に影響を与えていくという。
ここでは、本作のストーリーと登場キャラクター、そしてゲームの概要についてお届けする。
ロロライナ・フリクセル(CV:門脇舞以) | ||
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「わかりました! 見ててください! 師匠の遺志は、私が立派に継いでみせます!」 |
愛称はロロナで、趣味はパイ作り。のんびりとした性格だが、普段は元気な女の子。幼いころ、病気にかかった両親を師匠のアストリッドに助けてもらって以来、治療代の変わりに住み込みで働かせることに。不幸体質なため、師匠にはよく泣かされているが、立ち直りが早く少しすれば忘れてしまう。口には出していないが、将来はパイの店を開くことを夢見ている。 |
クーデリア・フォン・フォイエルバッハ(CV:喜多村英梨) | ||
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「別に遊びに来たわけじゃないわよ。その……暇だからぶらっと寄ってみただけで」 |
ロロナの幼なじみで、世話焼きのしっかり者なクーデリア。少々短気で怒りっぽく、素直な気持ちを口に出せない性格なため、自己嫌悪に陥ることも。ロロナがアトリエを任されてからは、頼まれなくてもいろいろ手伝っている。家はお金持ちだが、本人はそれを快く思っていない。 |
リオネラ・エインセ(CV:真堂圭)/左の人形・ホロホロ(CV:あきやまかおる)/右の人形・アラーニャ(CV:大垣理香) | ||
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「う、ううん! イヤじゃない! あだ名で呼んでもらったの初めてだから、驚いただけで……」 |
リオネラは、街から街へと、人形劇をしながら旅を続ける大道芸人だ。アーランドに来ていた際、落とした財布をロロナが届けてくれたことがきっかけで知り合いになる。極度の恥ずかしがり屋で、そんな性格を直すためにちょっと大胆な格好で大道芸をしている。持っている2匹の人形は、どういう仕掛けか、自分の意思でしゃべることが可能。 |
アストリッド・ゼクセス(CV:田中敦子) | ||
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「そうだなあ。私が本気になれば、大抵のことはできてしまうだろうなあ」 |
ロロナの錬金術の師匠で、アトリエの前店主。若いころは天才錬金術士として名を馳せていたが、最近は気が向いた時にしか仕事をしない。小さいころのロロナを一目見て気に入り、弟子として引き取る。性格は気分屋で少々気難しいようだ。 |
ホム(男)(CV:井ノ上奈々)/ホム(女)(CV:宮崎羽衣) | ||
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「マスターのために働くことがホムの存在意義です。マスター、どうぞご命令を」 |
ある日、アストリッドが連れてきた子どもたち。錬金術の心得があるらしく、ロロナの手伝いをしてくれる。性格はとにかく無口で、不必要なことはめったに口にしない。ロロナやアストリッドのお願いには忠実で、イヤな顔をせずに手伝ってくれる。反面、仕事を頼まないとすねてしまう一面も。 |
異なる材料を合わせることで、新たなアイテムができ上がるアイテム調合。選ぶ材料によって、完成するアイテムの効果が大きく変化する。作成できるアイテムは、100種類用意されており、さらに効果まで含めれば、その組み合わせは果てしない数になるという。アイテムのレシピを集め、いろいろなアイテムを作っていこう。
釜(かま)をかき混ぜてアイテムを調合するロロナ。はたしてうまく調合できたのだろうか? |
わかりにくかった表示や情報を簡略化し、シリーズ初心者でもわかりやすく、経験者は必要な情報がひと目でわかるようになっている。 |
シリーズ伝統の、温もりのあるフィールドが本作では3D描写されている。材料を探しに出かける採取地では、特別な効果を持つ材料もあるようだ。効果の高いアイテムを作るにはよい材料が必要なので、さまざまな場所を探索しよう。
通りを行き交う人でにぎわっている街の中。知り合いと出会い、会話が始まることも。 |
錬金術の材料を探して、ロロナはさまざまな場所にでかけることに。時には、危険と出くわすこともある。 |
フィールド探索には、調合したアイテムが役に立つ。道をふさぐ障害物を壊したり、水中を進めるようになるようだ。 |
本作のイベントはフルボイスで進行。魅力的なキャラクターたちが臨場感あふれる音声を披露する。またイベントでは、キャラクターのバストアップが表示される。キャラクターデザインを手がけた岸田メルさんの美麗なイラストは必見だ。
3Dとなって、演出もパワーアップしている。もちろん、キャラクター同士の掛け合いも健在。 |
戦闘は、フィールドでモンスターに接触するとバトルが始まるシンボルエンカウント形式。バトルは、ターン制となっているので落ち着いて戦闘を行える。戦闘に参加するキャラクターは、所持しているスキルや必殺技を使えるが、主人公のロロナは絶大な威力を誇るアイテムを使ることが可能。調合したアイテムで、戦闘を乗り切ろう。
アイテムやスキルが勝利のカギとなる戦略型バトル。3Dになったことで、演出が大幅に強化されている。 |
詳細は不明だが、属性システムも搭載されているという。続報が届き次第お伝えするので、楽しみにしておいてほしい。 |
(C)GUST CO.,LTD. 2009
※CV、敬称略