2009年4月1日(水)
ゲームオンは、PC用MMORPG『PRIUS ONLINE(プリウスオンライン)』のプレス説明会を、同本社で実施した。
『プリウスオンライン』は、CJインターネットが開発したMMORPGで、韓国では2008年12月11日より正式サービスが始まっている。同社によれば、「既存のMMORPGの基本システムをすべて搭載した上で、“アニマ”と“ガイガス”という2つの特徴的なシステムを入れた」とのこと。4月20日15:00~5月7日12:00にはクローズドベータテストが実施され、明日4月2日12:00~13日15:00にテスター6,000名を募集する。なお残念ながら、このテストでガイガスに関する機能をプレイすることはできない。
▲チュートリアルをはじめ、クエスト中などには頻繁にイベントのカットシーンが挿入される。また日本向けのローカライズとして、20名を超える声優を起用しているという。 |
ちなみに本作のキャラクター作成では、6種族の中から1種族を選んで外見のカスタマイズを行う。種族を選んだ後に職業の選択はなく、最初の段階では種族を選んだ段階で職業が決まっているようだ。以下にクローズドベータテストで使用できる4種族について紹介する。
ヒューム族(男)/元素術士 | ヒューム族(女)/ガンナー | |
元素を自在に操り、強力な魔法を使いこなす。 | 魔弾銃を使い、中・遠距離に優れた戦闘能力を発揮する。 |
ロン・マス族/戦士 | ロン・フェミナ族/ハンター | |
体力と防御力が優れた種族で、敵の攻撃を一身に受ける盾役向き。 | 弓や短剣を使った素早い攻撃が得意で、遠近双方で戦える。 |
プレイヤーがレベル10になると、プレイヤーのサポート役のような少女“アニマ”というパートナーと出会うクエストが受けられる。
このパートナーこそが、先に挙げた本作の特徴の1つだ。アニマは自分で名前を1度だけ付けられる他、専用の装備でプレイヤーキャラクターと同じように外見をカスタマイズできる。
アニマのステータスの中でもっとも重要なのが“性向”という要素で、積極、消極、自尊、依存の傾向を与える4種の指示をプレイヤーが出すことで、だんだんと性格が変化していくという。
▲アニマは必ずプレイヤーの言うことを聞くとは限らない。自分の性格に満足していると、指示を受け入れないこともあるという。 |
アニマの性向は、積極的に攻撃したり、プレイヤーに回復スキルを使ったりなど、戦闘での行動パターンに大きく影響する。育てていけば、さまざまなスキルを覚えるだけでなく、栽培や料理といった能力で、ポーションや回復薬、特殊効果を持った料理のメイキングも可能だ。
▲街中などでF11を押せば、アニマモードというアニマを操作するモードに切り替えられる。NPCの中には、アニマモードでなければ見ることも話しかけることもできない者が存在する。 |
そして、アニマがレベル30を超えると使えるようになる能力が“ガイガス召喚”。ガイガスは強大な力を持つ巨人で、特定の条件下でのみ呼び出すことができる。種類も1種類ではなく、攻撃型、防御型、補助型などさまざまなタイプが存在するようだ。ちなみにガイガスも育成が可能とのこと。しかし残念ながら、このガイガスについては現在調整中で、クローズドベータテストではプレイヤーキャラクターやアニマはレベル25までしか育てられない。
▲召喚するとガイガスを操作するモードになり、まるでロボットで敵を蹴散らすようなプレイ感になる。 |
なお、明日から始まるテスター募集では、電撃オンライン枠も用意されている。本作に興味を持った人はぜひ応募してほしい。
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