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2009年5月29日(金)

まったく新しい戦略性をケータイで気軽に体験! 『オモイノカケラ』配信スタート

文:電撃オンライン

 サクセスネットワークスは、iモード用アプリ『オモイノカケラ』を本日5月29日より配信する。

 本作は、とある高校を舞台にしたマップクリア型のS・RPG。プレイヤーは、キャラクターを移動させながら、敵キャラクターやターゲットの全滅を目指すことになる。

 本作の大きな特徴として、“クリスタル”と呼ばれるオブジェクトが挙げられる。“クリスタル”は、キャラクターを隣接させることで、動かすことが可能。通路上に移動させることで、敵の進行ルートをコントロールするなど、パズル的な戦略性を楽しむことができる。

【ストーリー】

主人公の男子高校生・神谷 静(かみや せい)は、
ひょんなことから担任教師に
入院中の鈴飼みなと(すずかい みなと)の見舞いを頼まれる。
クラスメイトの少女・有川さやか(ありかわ さやか)と
木下ゆず(きのした ゆず)とともに病院に行く神谷だったが
長期入院で心を閉ざしてしまった鈴飼からは、
「クラスに私の席は、もうないんでしょう…?」と、
そっけない態度をとられてしまう。

事実、鈴飼の机は物置代わりに使われていたため、
ありきたりの言葉でしか励ますことのできない神谷たち。
そんな罪悪感から神谷たちは、
鈴飼の席を片付けに学校へ行くのだが……。


【登場人物】

神谷 静有川 さやか
『オモイノカケラ』 『オモイノカケラ』
幼い顔つきとは裏腹に、強い意志を持った高校2年生の男子。さやか、ゆずとともにクラスメイトのお見舞いに行ったことから物語が始まる。神谷と同じクラスの女の子。入院中のクラスメイトとは、1年生のときに一緒のクラスで、2年になってからも気にかけていた。

木下 ゆず先生
『オモイノカケラ』 『オモイノカケラ』
神谷のクラスメイトで、いわゆるツンデレ。きつい言葉使いから周囲の人間にはワガママに思われがちだが、本当は素直な少女。神谷たち3人の担任で、現国を担当している教師。自由奔放でいい加減な性格だが、なぜか生徒には好かれている。

 また、ゲームクリア後に表示される6ケタのキーワードを送ると、抽選で豪華賞品がプレゼントされる『オモイノカケラ 本編クリアキャンペーン』が、6月4日~30日の期間限定で実施される。詳細は、6月4日にモバイルサイト『スーパーライト☆サクセス』で発表されるとのことなので、興味のある人はぜひチェックしておこう。

■プレイヤーの知性を刺激する新たな戦略性

 ここからは、実際にプレイした感想をお届けする。メインとなる戦闘パートと、物語が展開されるAVGパートの2つで進行していく本作。冒頭部分では、主人公の神谷たちが謎の動くぬいぐるみと戦うことになるまでのいきさつが語られる。

 戦闘パートには、各キャラクターの移動先を決定した後、攻撃や魔法、必殺技といったコマンドを選ぶというオーソドックスなバトルシステムを採用。一度でもS・RPGをプレイしたことがあれば、戸惑うことは少ないだろう。また、1ステージあたりのプレイ時間が短くなるようにマップの形や敵の数などを調整したり、“中断セーブ”を搭載したりするなど、ケータイアプリとして短時間でも楽しめる工夫が随所に施されている。

 中でも筆者が注目したのは、本作の特徴でもある“クリスタル”だ。“クリスタル”で通路をふさぐことで敵の進行ルートを絞り、こちらの戦力を効率よく集中させたり、足止めした敵を遠距離攻撃で倒したりすることが可能で、プレイヤーの知性をほどよく刺激してくれる。マップがあまり大きくなく、実際にプレイしていない時にでも戦略を練ることができるため、“気がつくと、本作のことを考えていた”ということもしばしばあった。

『オモイノカケラ』 『オモイノカケラ』 『オモイノカケラ』
▲マップに配置されている“クリスタル”は、うまく動かすことで効率よくゲームを進めることができる。

 一方で、一度クリアしたマップを繰り返しプレイすることもできるため、行き詰った時にはレベルを上げることで乗り切ることも可能。「S・RPGは好きだけどパズルはちょっと……」という人でも安心して楽しめるだろう。

 さらにゲーム本編クリア後には、敵の配置や数が変化するランダムマップも収録されているなど、ボリュームも十分。通勤・通学のおともにプレイしてみてはいかがだろうか?

『オモイノカケラ』 『オモイノカケラ』 『オモイノカケラ』

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■『オモイノカケラ』アクセス方法
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