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2009年6月2日(火)

『Halo 3: ODST』『Left 4 Dead 2』などをひと足お先にプレイしてきました!

文:電撃オンライン

 米国現地時間の1日夜に行われたマイクロソフト主催のパーティに、出発2日前に渡航せよと命じられたYK3が潜入してきました。気持ちの整理もつかないまま荷物を準備し、今ロサンゼルスにいます。そこで思ったのは、人間その気になればなんとかなるもんですってことでしょうか。

 さて、こちら(ロス時間)の昼ごろにマイクロソフトのカンファレンスがありましたが、洋ゲー好きな私にとって魅力的な作品が多数顔をそろえていて「早く遊びてー」と思っていました。そんなところへ「MSのパーティに行けば遊べるらしいよ」というウワサが。「じゃあ行く行く~」と、ふたつ返事で出席することに……。めっちゃ楽しみですわ。

 早速会場に足を運ぶと、パーティだけに大人の雰囲気。DJが皿(レコード)回してるわ、酒はジャンジャン振る舞われるわで、これはこれで楽しいんですが、肝心のゲームが見当たりません。「ちょ、これって最後までこのままなの?」と心配になり始めたころ、ゲームが置いてあるスペースへの案内が始まってちょっとひと安心。さあ、遊ぶぞ~!

マイクロソフトパーティ
▲いかにもXbox 360的な装飾でお出迎え。ちなみに360は英語で「スリー・シックスティ」と発音します。どうでもいいですね。

■『Halo 3: ODST』
 大きなスペースで目立っていたのが、目玉の1つ『Halo 3: ODST』。『Halo』シリーズは好きで遊んでいたので、真っ先にプレイしてみました。プレイしたモードは“ファイアファイト”と呼ばれる最大4人で協力する、新しく追加されたモード。続々と送り込まれる敵を4人でせん滅していくといった内容です。

マイクロソフトパーティ
▲人気シリーズの最新作とあって、すべての席がずっと埋まってました。
マイクロソフトパーティ
▲ナイトビジョンを使うと、画面全体が赤っぽくなります。ということは、このプレイヤーは明るいのにナイトビジョンを使っているってこと!?

 ゲームの操作は、これまでのボタン配置をほぼ踏襲しているので、シリーズを遊んでいる人なら、一瞬で世界に入っていけます。登場する敵もシリーズでおなじみのものが多く、加えて新しい敵も多数登場するとのことなので、今から楽しみにしたいところ。ちなみに4人プレイは今回の試遊では各自バラバラに戦っていましたが、ボイスチャットなどを使って連携して戦うと、これはかなりおもしろいんじゃないかと思いますね。

 味方がピンチのところへ駆けつけて助けたり、右と左に分かれて強敵をはさみ撃ちにしたりと、いろいろ遊べそうです。そんなことを思いながら遊んでいたら、BUNGIE社・コミュニティ&PRディレクターのブライアン・ジャラードさんにお話を聞くことができました。以下、ジャラードさんのコメントです。

 今回は従来のタイトルに比べ、よりじっくりと遊んでもらえるように作っています。その1つとして“ファイアファイト”で、4人が協力してとことん遊べるモードを用意しました。

 また、この作品はこれまでの主人公であるマスターチーフと違って、より人間味のあるキャラクターにしたかったこともあり、シューティングシーンを中心としたスタイルだけでなく、謎を解きながら進んでいくという要素も加えています。

 あと、比較的夜がメインのステージが多くなっていて、隠れながらナイトビジョンモードを使って索敵したり、サイレンサーのついた武器で音を立てることなく敵を倒せたりできるので、今までと違った楽しみ方ができると思います。ぜひ楽しみにしていてください。


 スタッフの話を聞くと、より戦術性が高まっている気がしますね。いやー、発売は2009年秋ですか。楽しみです。

マイクロソフトパーティ
▲コメントしてくれたBUNGIEのジャラードさん。シリーズのテイストを踏襲しつつ新しい要素を加えた出来に、自信をのぞかせていました。

■『Left 4 Dead 2』
 今回のカンファレンスで、非常に衝撃的なトレーラームービーが流された『Left 4 Dead 2』も置いてありました。何が衝撃的かって、大量のゾンビに囲まれて「俺、絶体絶命!」ってところでムービーが終わっちゃうんですよ。めっちゃその先が気になるし、もしこれが自分のプレイしている局面だったらどうやって突破するんだろう、なんていろいろ想像できたりする映像だったんですね。

 残念ながら、『1』のほうはさわりしかプレイしていなかったのですが、カンファレンスの映像を見てすっかりトリコに。すみません、今すぐ『1』クリアします! といいたいところですが、今はロスなので帰ったら遊んで『2』に備えたいと思います。

 さて内容ですが、今までのゾンビのイメージを崩すようなゲームとでも言えばいいでしょうか。とにかく敵であるゾンビが機敏なんです。ボケッとしているとあっという間に近づいてくるし、下向いてアイテムを拾っていたりすると、もう横から殴られていたりするので、まったく気を抜けません。

 もう1つ、ところどころでゾンビが大量に湧き出すスポットがあり、「こんなのムリムリムリムリ」とプレイしている本人が叫びながら袋叩きにあうシーンが展開されます。逆にこのゾンビたちをうまくせん滅できた時はかなり気持ちがいいですね。もし今後プレイする皆さんにアドバイスするとしたら「ゾンビを1匹見たら100匹いると思え」と言いたいですね。実際は100匹いっぺんに出てくるわけではないですが、そのくらい焦ります。

 それと、やはりグラフィックのクオリティに定評のあるValve社の作品ですから、背景の作りこみも半端じゃないです。タイルのテカりとかコンクリートの質感など、じっくり見ると非常にリアルです。まあ、ゲームを始めるとそんなヒマないですけどね(笑)。ちなみに本作は写真NGだったので、プレイ中の画像はありません。残念。


■『Forza Motorsport 3』
 会場に3画面+ハンドルコントローラ付きの大型筐体があったので、プレイしてみることに。しかも座席がゲームに合わせて傾くじゃないですか。往年の体感ゲーム(古い)を思い出してしまいました。

 ゲームをスタートさせると、画面がきれいとか操作感がどうとか言っている状態ではなく、ただただハンドルを握り締め、きちんと走るだけで精一杯でした。元からブレーキングやライン取りを重視するリアル指向のゲームなので、いい加減な走りをすると、すぐにくるんとスピンしてしまいます。

 まあ、でもさすが3画面、横のモニターがあるので非常にスピード感があります。それと同時にコースアウトした恐怖も倍増。それだけリアルだってことでしょうか。すみません、あまりレビューになってませんが、ちゃんと車を走らせるのに必死だったので、お許しを。

マイクロソフトパーティ
▲座席がガクガク動くのと、きついフォースフィードバックで、ハンドルをしっかり握ってないと力負けしそうな感じでした。プレイし終えたら、手のひらがジンジンしてましたよ。

 以上、MSパーティに置いてあった主力ゲーム3タイトルのプチレポートでした。明日以降はE3の展示会場もオープンするので、時間があったらプレイしてレポートしますのでお楽しみに。(YK3)

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