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2009年6月5日(金)

【注目作体験レポ】『ダークサイド・クロニクルズ』は演出面が格段に強化!

文:電撃オンライン

 現地時間6月2日~4日に米国・ロサンゼルスで開催された“Electronic Entertainment Expo 2009”において、Wii用ソフト『バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ(ダークサイド・クロニクルズ)』を体験してきたので、レポートする。

 『ダークサイド・クロニクルズ』は、2007年に発売されたWii『バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ(アンブレラ・クロニクルズ)』の続編にあたるガンシューティングゲーム。“『バイオハザード』の闇(ダーク)を明らかにする”と銘打たれており、シリーズで起こった事件を体験しながら、まだ語られていない部分にもスポットをあてた年代記となっている。

『バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ』 『バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ』
▲プレイヤーが選択することになる、レオン(左)とクレア(右)。2人が装備しているハンドガンは弾が無限で、リロードは、Wiiリモコンを振ることで行われる。

 ゲームは、ラクーンシティが崩壊を始めたあの日からスタートする。『バイオハザード2』の時間軸を追体験することになるのだが、『アンブレラ・クロニクルズ』同様に、ストーリーには若干のアレンジが加えられている。たとえば、主人公の2人は一緒に警察署に向かったりなど。

 ゲーム自体は前作をプレイしている人なら違和感なく、遊んでいない人でもWiiリモコンで狙いを定めてBボタンを押すだけで、簡単にシューティングを楽しめる。難しい操作は不要なので、「アクション操作が苦手なので『バイオハザード』シリーズは敬遠していた」という人も、この作品で世界観を満喫できる。また、2人で一緒にプレイできるので、ホラーゲームを1人でプレイするという怖さも紛れそうだ。

 ゲームを進めていくうちに、イベントが発生。今回は画面にパートナーが登場し、扉を開けたりゾンビに捕まったりする様子を見ることができる。これによって、2人で一緒に探索しているという雰囲気がぐっと増している。また前作では、ただドンドン前に進むだけという感じだったが、本作ではカメラが突然振られたり、左右に動いたりと、カメラワークによる演出が強化。この演出がゲームをさらに盛り上げていた。

 レオンとクレアという人気の2人を操作する『ダークサイド・クロニクルズ』。『アンブレラ・クロニクルズ』を楽しんだ自分としては、「前作同様に新規シナリオが入っているのでは?」と期待してしまう。発売を待ちきれない人は、それまで『アンブレラ・クロニクルズ』を、やり込んでおいてみては?

『バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ』 『バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ』
▲異国の地アメリカで、発売前の『ダークサイド・クロニクルズ』をいち早くプレイする電撃オンラインスタッフ。「右! 右だって!!」、「左からも来てるよ、ほれ見ろ!」など、すっかり満喫。仕事でプレイしているですよね?

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データ

▼『バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ』
■メーカー:カプコン
■対応機種:Wii
■ジャンル:STG
■発売日:未定
■価格:未定

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