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2009年6月10日(水)

柿原さんたちの最低なトークが炸裂! 『ラインバレル祭り』をレポート!!

文:電撃オンライン

 5月3日に、TVアニメ『鉄のラインバレル』のイベント『春だ!正義だ!ラインバレル祭り!』が都内のメルパルクホールで開催された。

『ラインバレル祭り』

 イベントには、主人公・早瀬浩一役の柿原徹也さんをはじめ、多数のキャストが出演。トークや生ドラマなどを披露した。この記事では、昼の部と夜の部の2部構成で行われた本イベントの、昼の部をレポートする。

『ラインバレル祭り』 『ラインバレル祭り』 『ラインバレル祭り』
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 イベントは、出演者らによるミニドラマでスタートした。ある日突然、オシャレをしてコッソリ出掛ける絵美。気になった浩一たちが彼女の後をつけると、なんとそこには森次玲二が。楽しそうにデートをする2人を追いかけながら、浩一が悲痛な声を上げるというストーリーになっていた。トイショップで特撮について熱く語る森次や、妹と一緒にいる森次に憤る加藤久嵩など、シリアスな本編とはうって変わったコミカルな内容に、会場からも笑いがこぼれる。最後は絵美が、浩一とのデートのために森次に練習を頼んでいたと打ち明け、ドラマは幕を下ろした。

『ラインバレル祭り』

 続いては、レイチェル・キャルヴィン役の斎藤千和さんの司会のもと、劇中でおなじみの絵美のセリフ「あなた最低です!」をテーマにしたトークが繰り広げられた。あらかじめ、来場者には「最低です」と書かれたうちわが配られており、トークの最後に最低かどうかを来場者が審査するという形式になっていた。

 ここでは、森次役の中村悠一さんが「この間、駅で女性がおもらししている瞬間を見てしまったんです」と告白。どよめく会場に、早くも斎藤さんから「いいよ、女子(うちわ)上げていいよ」とあおりが入る。中村さんは「とても衝撃でした」とその時の心境をひと通り話した後、突然「皆さんもらしたことあります? おしっこ」と周りに話題をふり始める。ここで、菅原マサキ役の千葉進歩さんも「小学生のころはトイレ事情厳しいよねー」と参加。小学生男子にとって、トイレの大に入るのはかなり命がけだったと、男性陣はトイレトークに華を咲かせていた。

 そんな“最低トーク”のトリを務めたのが柿原さん。最近Amazonにハマっていると述べた後、「ストッキングモノのDVDがあって」と話し出し、会場は爆笑に包まれる。なんでも『ストッキングの美しいはきかた』といったDVDがあり、ふとクリックしたところ、「柿原徹也さんにオススメの商品があります」とストッキングの関連商品がずらり並ぶようになってしまったのだそうだ。さらに話題を唐突に『ラインバレル』に戻し、「僕がこんなにしゃべっているのに、最後にひと言で全部持って行く森次はずるい、最低ですね」と付け加えたところ、会場からは大ブーイング。観客からも“最低うちわ”を一斉に上げられ、城崎絵美役の能登麻美子さんと一緒に、会場の全員から「最低です」とののしられていた。

『ラインバレル祭り』

 続いては、コミネリサさんによるライブコーナー。コミネさんは、挿入歌『PROUD』と『心のままに』を抜群の歌唱力で歌い上げていた。その後は、DVD最終巻に収録される予定の本編第25話のBパートが上映された。この映像は、『鉄のラインバレル』の外伝となるコミック『天才美少女科学者レイチェルちゃん』をアニメ化したもので、レイチェルがJUDAの社員寮を探索するという、コメディタッチのストーリーになっていた。たこ焼き屋のおやじ、トラックの運転手、ヒトガタなど、中村さんが1人5役を務めているのも本作の見どころの1つ。エンディングのスタフロールに中村さんの名前がずらり並んでいるのを見て、会場からは大きな笑いが起こっていた。

『ラインバレル祭り』

 そして、先日お伝えした『鉄のラインバレル』のゲーム化が発表された。ここでは、キャスト陣が試作機を実際にプレイ。SLGパートは、ユニットを動かして武器を選び、射程内の攻撃対象を選択すると画面が切り替わり、ユニットがアタックするというオーソドックスなシステムになっており、福山さんが手なれた様子でサクサク進めていた。なお、試作機なのでゲーム中のボイスは未実装。そこでキャスト陣が字幕にあわせて声を入れるというファンサービスも行われた。AVGパートは中村さんがプレイ。ストーリーはオリジナルのストーリーが展開するそうで、エンディングも各キャラクターごとに多数用意されているという。

『ラインバレル祭り』

 明るくていねいな進行でイベントMCを務めた斎藤さんが、最後に出演者からファンへのメッセージを聞いてくれた。出演者からのメッセージは次の通り。フィナーレはサインボール投げで締めくくられた。

千葉さん:あっという間すぎて、ちょっとさみしい部分もありました。そのひとかけらでも皆さんに伝わったらうれしいです。

福山さん:加藤は、本編ではどシリアスですごくマジメにやっていたので、今回のドラマではかなり興奮した久嵩をやらせていただきまして、大変ドキドキしていました。私も楽しませていただきまして、皆さんにも楽しんでいただけたようで、とてもうれしいです。

能登さん:『ラインバレル』は私も個人的に大好きな作品で、アニメが終わった後もこうしてイベントなどで、こんなにたくさんの人と『ラインバレル』を通して会えて、本当にうれしく思います。ありがとうございます。

中村さん:ゴールデンウィークの貴重な1日を、『ラインバレル』のイベントにさいていただけたのは本当にうれしいことだと思います。あと、先ほど上映された映像のテロップでも、僕たくさん名前出ていますので、ぜひ楽しんでもらえればうれしいです。

釘宮さん:今日は短いあっという間の時間だったんですが、内容が詰まっていて楽しかったです。皆さんと楽しい時間を共有できました。ありがとうございました。

植田さん:今思えばあっという間でした。『ラインバレル』、これからも続いていければいいと思います。応援よろしくお願いします。

柿原さん:『ラインバレル』の放送が終わってもう1カ月以上経ちますが、こんなにたくさんの人がイベントに来てくださって大変光栄です。今回のイベントで、ゲームなど新しい情報をたくさんお届けできて、そしてこんなすばらしい作品の主人公を演じさせていただけて大変うれしく思っています。またこういうイベントなどで、皆さんとお目に掛かれる機会があればと思います。今日は本当にありがとうございました。

(C)2008清水栄一・下口智裕・秋田書店/GONZO/ラインバレルパートナーズ


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