News

2009年6月26日(金)

主人公とヒロインの出会いのシーンは――? 『テイルズ オブ グレイセス』

文:電撃オンライン

 バンダイナムコゲームスが今冬に発売するWii用RPG『テイルズ オブ グレイセス』の、ヒロインおよび戦闘システムの情報をお届けする。

『テイルズ オブ グレイセス』
▲新要素が多く盛り込まれている本作だが、奥行きのある背景やマップの演出もこだわって作られている。ハイエンドの美しさとも違う、絵画的な美しさを感じる。

 6月14日に開催された“テイルズ オブ フェスティバル2009”で、ヒロインの名前やイラスト、主人公とヒロインの声優が明かされた。イベントレポートでは駆け足でお伝えしたその内容を、この記事では詳しく紹介していく。


■若き領主アスベルと記憶をなくした少女ソフィの出会い

『テイルズ オブ グレイセス』
アスベルの声を演じるのは、人気声優の櫻井孝宏さん。ソフィの声は、花澤香菜さんが演じる。ソフィの年齢は、不明(見た目13歳ぐらい)ということだが……?

 ウィンドル、ストラタ、フェンデルという3つの国々に起こる波乱に巻き込まれていく、主人公アスベルたちの姿を描く本作のテーマは、“守る”こと。ある事件をきっかけに、強くなりたいと願って騎士の道を進むアスベルは、父であるラントの街の領主が死んだことによりその地位を継いで、運命を大きく変えていくことになる。

 ウィンドル王国の辺境に位置するラントと、フェンデルの国境との間に起こる紛争。フェンデル軍に追い詰められたアスベルは、記憶をなくした少女と出会う。あどけない容姿と、そこから発せられる雰囲気に似合わず、少女は身を守るための戦いに長けていた。

 アスベルは、彼女の助けによってフェンデル軍を退け、なんとか窮地を脱する。

 記憶をなくしていた少女に、アスベルは可憐な花にちなんで“ソフィ”という名を贈った。

『テイルズ オブ グレイセス』 『テイルズ オブ グレイセス』
▲ソフィは、必要以上に他人とかかわろうとしない性格らしいが……物語を通じて少しずつ、感情や他者に対する思いを表現するようになる。▲花が好きだというソフィは、花にちなんで付けられたその名前に親しみを覚えているようだ。


■臨機応変の戦い方がバトルのカギ!

 本作のバトルでは、シリーズ新機軸の要素としてSS-LMBS(スタイルシフト リニアモーションバトルシステム)が採用される。スタイルシフトは、AボタンとBボタンでそれぞれキャラクターの戦闘スタイルを変えられるシステムで、アスベルなら帯刀技と抜刀術、ソフィなら格闘技と再生術にスタイルシフトできる。

『テイルズ オブ グレイセス』 『テイルズ オブ グレイセス』
▲帯刀技……剣を収めたまま、鞘(さや)や蹴りで素早い攻撃を行う。▲抜刀術……抜刀攻撃は、威力が高く範囲も広い。
『テイルズ オブ グレイセス』 『テイルズ オブ グレイセス』
▲格闘技……格闘による素早い近接攻撃を繰り出す。
『テイルズ オブ グレイセス』 『テイルズ オブ グレイセス』
『テイルズ オブ グレイセス』 『テイルズ オブ グレイセス』
▲再生術……治癒術や能力を強化する気功術、不思議な光の力を使った遠距離攻撃を行う。
『テイルズ オブ グレイセス』 『テイルズ オブ グレイセス』 『テイルズ オブ グレイセス』
▲スタイルシフトの登場によって、戦術の幅が大きく広がるであろう本作のバトル。これまでの発表によれば、まだまだ新要素はあるようだが……?

 最後に、ラントの街やフィールドを歩いているスクリーンショットをお届けする。建物の大きさや、門を超えての風景など、ところどころに本作の演出が見受けられる画像だ。

『テイルズ オブ グレイセス』 『テイルズ オブ グレイセス』
『テイルズ オブ グレイセス』 『テイルズ オブ グレイセス』
▲ソフィが歩いている画像もある。やはり、先頭キャラクターは自由に切り替えられるのだろうか?

※画面は開発中のもの。
(C)いのまたむつみ (C)2009 NBGI

データ

▼『テイルズ オブ グレイセス』
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:Wii
■ジャンル:RPG
■発売日:今冬予定
■価格:未定
 
■『テイルズ オブ グレイセス』の購入はこちら
Amazon

関連サイト