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2009年7月1日(水)

今後の展開は? 『宇宙をかける少女』収録を終えたキャスト陣がコメント

文:電撃オンライン

 先日テレビ東京他で最終話の放送を終えたTVアニメ『宇宙をかける少女』。その最終話のアフレコを終えたキャスト陣から、コメントが届いた。

 インタビューに答えてくれたのは、獅子堂秋葉役のMAKOさん、河合ほのか役の牧野由依さん、レオパルド役の福山潤さん、獅子堂妹子役の野中藍さん、神凪いつき役の遠藤綾さんの5名。またスペシャルゲストとして、コスプレキックボクサーの長島☆自演乙☆雄一郎さんからもコメントをもらった。ぜひご覧いただきたい。

『宇宙をかける少女』

――最終回のアフレコを終えて、ご自身の演じられたキャラクターについて、改めて現時点での感想を教えてください。

MAKOさん:物語の最初のころは、秋葉は成長して変っていくのかなと思っていましたけど、ある意味で終始変わらない秋葉だったなと振り返ってみて感じます。ちょっと適当な部分もある秋葉の性格や、行動、ひと言などがとてもリアルで、最終回になっても、あたしやっぱり宇宙をかける少女に向いてなかった、なんて言い出すような秋葉が、とてもいい子だなと思うし、そんな秋葉がとても好きでした。

牧野さん:すごく言葉数が少なくて、思っていることが断片的にしか表に出てこないキャラクターだったので、その裏で本当は何を言いたいのかなと考えながら演じるのが、毎回大変でした。途中からは命の灯火も消えそうになって、最終回まで生きているのかなと不安も感じつつ、アフレコしていました。秋葉やいつき、イモちゃんたちも頑張っている中、ほのかは命が尽きるまでという気持ちで頑張っていたと思います。『そらかけ』という作品全体で見た時に、みんなで100ということではなくて、キャラクター1人1人が100の力を出して、それが集まってすごく大きな力になっているんだな、と最終回を終えて思いました。

福山さん:いかにしてレオパルドの自己実現がなるのか、というところから始まって、あの傍若無人というか面倒くさい性格のレオパルドがどのように成長するのかと思いきや、ある意味素直になったとは思うんですが、やはりレオパルドはレオパルドのままでした。「王の道を、王は堂々と進んでいくのであろう」という感じで、最後までレオパルドは彼のままでほっとしています。最後はいい子になるのかな、と思っていましたが、彼は彼のまま自己実現に近づいていったのではないかなと思っています。また、その他のキャラクターも演じましたが、どれも精一杯頑張りました。

野中さん:イモちゃんは始めから最後まで、秋葉お嬢様をお守りするという感じで、途中いろいろありましたが、最後までお嬢様と一緒にいられたのが私もうれしかったです。獅子堂家に仕えるものとして、ナミお嬢様とかいろいろ心配ではあるんですが、イモちゃん的にはハッピーエンドだったと思っています。

遠藤さん:MAKOちゃんと同じ意見で、いつきもすごく成長したり、がらっと変わるのかなと思っていたら、意外とそのままだったなと思います。いつきだけじゃなく、秋葉もほのかもレオパルドも、みんなもちろん内面的に変わった部分はあるんですけど、基本的な部分は何一つ変わらなった気がします。すごくまっすぐな人たちが、まっすぐ突き進んで、まっすぐ終わったと思いました。物語のラストも、またこれからどこかへ……という感じで終わっているので、きっと描かれない部分で、これからいつきも同じ年くらいのお友だちができて、しなくていいのにむつみの格好をして、学校生活を満喫するんじゃないかなと思います。

――長島さんにもお聞きします。最終話のアフレコを見学していかがでしたか?

長島さん:一アニメファンとして、『そらかけ』のキャスト陣がめっちゃ豪華なので、その方たちの声を聞き、顔を見られるというだけで、ワクテカが止まりませんでした。やっぱり生で見させてもらって迫力もすごかったし、皆さんとても考えて演じていて、これがなりきるってことなんだなと思い、演技力に圧倒されました。

――全26話演じられてきた中で、シリーズを通して印象的なシーンを教えてください。

MAKOさん:やっぱりイモちゃんがミサイルに特攻したところが一番印象的で忘れられないシーンです。すごく感動的で感極まるのに、秋葉は箱の中にいて気付かないという設定だったので、悲しいのにわからない演技をしなければいけなかったり、その後のイモちゃんがいないことを受け入れられない秋葉を演じるのが難しかったので、よく覚えています。

福山さん:何も聞かされないまま、途中でフォンが出てきたときにはキャラ設定も渡されずにやることになり、しかもレオパルドとも会話する……。さらにP・O・D(プリンスオブダークネス)も出てきまして、最終回ではそれがネルヴァルの素体にも入り、なんと4役演じるという、しかもそれぞれが会話するという、公開のいじめを経験しまして……(笑)。これはもう忘れようがないですね。

遠藤さん:いつきは警官なのでビシっとしているかと思いきや実際には抜けていて、しかもそれを真っ当なこととして周りにも見せている残念っぷりがいたるところにあり、人間味があって好きでした。最初はクールな感じかと思っていましたが、最後までそんなことはなく、でも彼女自身は真剣にまっすぐなのがかわいいなと思いました。気持ちいいくらいお馬鹿さんなところが、印象に残っています。

牧野さん:図書館に行った回(第8話)のラストで、わくわく動物図鑑をお願いしているほのかです。あれだけ何かを背負っていそうで、命も限られている彼女が、そこまでしてわくわく動物図鑑を借りる余裕、のんきさにホレました。忘れられないワンシーンです。

野中さん:初めのころの、秋葉お嬢様と一緒にまんまる焼きを食べるシーンと、お嬢様がいない状態でまんまる焼を食べるシーンとを比べて、やっぱり好きな人と一緒に食べるほうが美味しいんだろうな、ってしみじみ思ったので、印象に残っています。私もまんまる焼がたべてみたいです(笑)

――ファンへメッセージをお願いします。

MAKOさん:『そらかけ』の本編の方は終わってしまいますけど、ドラマCDでは本編でも描かれなかった部分が出てきますし、BD・DVDでもピクチャードラマというシリーズもありますし。私のほうでもWebテレビなどまだまだ続きますので、まだ『そらかけ』からは離れないし、これからも応援してほしいなと思います。

牧野さん:26話という長くて短い本数だったなと思います。あれだけのストーリーを26話に収めているのはかなり無理があったんじゃないかなと(笑)。描かれなかった部分、学園生活やその後の話が知りたいと思いますし、皆さんもそう思ってくれるとうれしいです。皆さんの応援があったら、描かれなかった部分が描かれるかもしれないので、放送終了後も『宇宙をかける少女』を愛し続けてほしいです。さらにMAKOちゃんもWebTVなどでこれからもまだまだ頑張っていたりするので、ぜひ応援を続けてもらって、またこの『そらかけ』の仲間を呼んでほしいなと思います。

福山さん:本当に駆け足で突っ走ってきたこの作品ですが、コロニー同士が肉弾戦をやったり、ヒロインたちがぶっ飛んだ性格のまま突っ走ったり、間違いなくアニメ史に爪跡を残したと思います。最終回にもいろいろと気になるシーンがたくさんありましたので、その部分に皆さんが今後どのように興味を持たれて、提供されていくのか、僕自身も大変楽しみですので、これからも期待して声援を送り続けてもらえるとうれしいです。まず簡単なのはメールを1つ書きまして、サンライズ、バンダイビジュアル、テレビ東京さんに送っていただければ、何か動くんじゃないかな、なんて思います(笑)。個人的には、ネルヴァルの頭脳体で顔らしきものが出てきたとき、これは間違いなく体の方も残っているなと思いました。コロニーと合体したりするとサンライズらしいかなと(笑)。これからもまだまだ皆さんの興味が尽きないように頑張っていきますので、よろしくお願いします。

野中さん:アニメは終わってしまいましたが、これからもイモは秋葉お嬢様をお守りし続けます! あと、アニメ以外ではゴールデンウィークに“日本をまたにかける少女”として、『そらかけ』ファンの方とお会いできたのがすごくいい思い出です。またどこかでお会いできることを祈っています。ぜひこれからも応援してください。ありがとうございました。

遠藤さん:皆さんの期待を裏切ることなく、秋葉もほのかもレオパルドも妹子さんも、そして神凪いつきも、みんな変わることなくそのままで、ほんとに明るい話だったなという印象なので、最終回を終えてすっきりしました。またそれを踏まえて、DVDやブルーレイなどで1話から見返してほしいなと思います。今までありがとうございました。

長島さん:本当に僕だけがこんないい思いをして、『そらかけ』ファンの人には申し訳ないなと思います。まあ、羨ましがれよと(笑)。僕もまだ見れてない部分もあったりするので、これから見直します。ファンの方もぜひDVDなどで見直してほしいです。それだけおもしろい作品だと思います。

『宇宙をかける少女』 『宇宙をかける少女』
▲BD・DVD第3巻(画像左)が現在発売中で、第4巻(画像右)が7月24日に発売される。画像はともにBDのもの。また、PSPで見られるUMDビデオの発売も決定した。こちらは第1~3巻が9月25日に、第4~5巻が10月27日に発売され、以降毎月2巻ずつ、全9巻がリリースされる。

(C)サンライズ・バンダイビジュアル

データ

▼BD・DVD『宇宙をかける少女』第3巻
■発売・販売元:バンダイビジュアル
■品番:BD BCXA-0149/DVD BCBA-3458
■発売日:2009年6月26日
■価格:BD 8,190円(税込)/DVD 7,140円(税込)
 
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▼BD・DVD『宇宙をかける少女』第4巻
■発売・販売元:バンダイビジュアル
■品番:BD BCXA-0150/DVD BCBA-3459
■発売日:2009年7月24日
■価格:BD 8,190円(税込)/DVD 7,140円(税込)
 
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▼UMD『宇宙をかける少女』第1巻
■発売・販売元:バンダイビジュアル
■品番:BCUA-0168
■発売日:2009年9月25日
■価格:1,995円(税込)
 
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