2009年7月1日(水)
フロム・ソフトウェアより8月27日発売のPSP用ソフト『忍者活劇 天誅 参 ポータブル(以下、天誅 参 ポータブル)』のゲーム概要をお届けする。
『天誅 参 ポータブル』は、潜入、必殺といった本格忍者ACTを楽しめる『天誅 参』のPSP版。Xbox版『天誅 参 ~回帰ノ章』をベースとして作られているため、PS2版ではプレイできなかったXbox版の追加要素もプレイ可能だ。ここでは、3人の主人公からプレイヤーキャラクターを選択して楽しめるマルチシナリオを中心に、本作の流れを紹介する。
選択したキャラクターによって、同じマップや時間軸でも、異なる展開が楽しめるのが特徴の本作。それぞれのシナリオが複雑に絡み合いつつ、強大な敵・天来やその配下たちと戦う姿が描かれる。
▲力丸の主君の居城・郷田城での任務。力丸の視点では、郷田を救出した彩女と再会するイベントが見られるが、彩女の視点では人質に取られた郷田を救出する展開が待ち受ける。 |
▲生駒屋を舞台にした任務。店主を殺した犯人を捜す鉄舟での視点に対し、彩女の視点では、鉄舟に生駒屋善之助殺しの疑惑をかけられる。 |
▲主君のため、悪党に天誅を下す力丸。だが鉄舟の視点からだと、手柄を奪われたことに腹を立て、力丸を追うようになる。 |
また『天誅』シリーズといえば、背後から忍んで一撃必殺を決める爽快感が楽しめるのもポイント。力丸と彩女は、“忍殺”を決めると“九字の印ゲージ”がたまり、それをすべてためることによって、奥義を修得する。つまり、忍殺を決めるほどキャラクターが成長するということだ。
▲九字の印をためて奥義を修得! 戦闘に役立つものから、敵の目をあざむくものなど、さまざまな奥義が用意されている。 |
▲彩女の奥義“蜘蛛居”。鉤縄(かぎなわ)を使って一定時間天井に張り付き、下の様子をうかがうことができる。張り付きながら忍具を使うことも可能だ。 |
▲力丸の奥義“阿形”。敵の攻撃を弾き返して、相手が体勢を崩したところですかさず反撃できる。 |
任務中に使える忍具にも、さまざまなものが用意されていて、任務内容や好みによって自由に持ち込むことが可能。忍具によっては、敵のスキをついて忍殺することもできる。
▲敵に気付かれぬまま、吹き矢で一撃すればそのまま忍殺! 近付くリスクを負わずに、敵を葬れる。 | ▲癇癪玉(かんしゃくだま)を使えば、爆発で複数の敵にダメージを与えることも。 |
▲始末屋の鉄舟だけが使える忍具に鋼糸がある。これは、敵の首を吊って締め上げる始末屋らしい忍具だ。 |
最後に敵キャラクター4人も紹介。力丸や彩女と因縁を持つ鬼陰や、天来六人衆といった手ごわい敵ばかりだ。
鬼陰 | 神楽 | |
齢(よわい)800歳に迫ろうかという伝説の忍者。冥王との戦いでは、その部下として力丸や彩女と刃を交え、最後には力尽きたはずだったが……。 | 天来六人衆の1人で、式神や呪符を使った攻撃を得意とする呪符使い。女性としての魅力は高いが、顔色1つ変えずに平気で人を殺すことができる、残忍で冷酷な性格の持ち主だ。 |
機舞羅 | 巌陀 | |
天来六人衆の1人で、からくりやからくり人形を作ることにおいては天才的な頭脳の持ち主。背負った棺桶の中に、自分が作った最高傑作の戦闘用からくり人形“舞姫”をしまい込んでいる。 | 天来六人衆の1人。不気味な虚無僧軍団を率いている。巨大な体から繰り出される怪力と、岩をも砕く鋼鉄の錫杖(しゃくじょう)を使って戦う。 |
※画面は開発中のものです。
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