2009年7月10日(金)
コーエーは、PS3/PC用MMORPG『大航海時代 Online』の拡張パック“Cruz del Sur”における7月21日実施の最新アップデート“Extra Chapter「Expedition(エクスペディション)」”に関する新たな情報を公開した。
今回のアップデートのテーマでもある“探求の旅”に込められた要素として欠かせないのが、新たな生産システムの上級錬金術。これは、錬金術スキルRank10以上の航海者だけが行える生産となる。
▲上級錬金術は、実験台や実験炉と呼ばれる実験用の家具をアパルタメントに設置して行う。なおアップデートにより、錬金術のスキルランク上限は13に引き上げられる。 |
上級錬金術は、従来のレシピから生産するシステムとは異なり、材料となるアイテムに対して、実験器具で“どのような加工を行なうか”、実験薬で“どのような変化を与えるか”によって、完成するアイテムが変化する。同じ組み合わせでも実験を行なうたびに結果が異なることがあったり、偶然珍しいアイテムが完成することもあったり、錬金術の試行錯誤を採り入れたシステムになっている。
▲実験用家具から実験を開始すると、スキルランクに応じた実験が表示される。鋳造や縫製をサブスキルとして必要とする実験もある。錬金術の実験で試行錯誤を繰り返すことで、“もしかしたら出来上がるかもしれない”というアイテムが多数追加される。 |
▲試行錯誤を繰り返し、運に恵まれれば、とんでもなく貴重なアイテムが生産できる上級錬金術。上級者向けではあるが、スキルを取ってみたくなる人も増えるのでは? |
また新職業として、錬金術にすべてを捧げる“フィロゾフ”と、3つの職業系統の教官である“冒険教官”、“商業教官”、“海事教官”が追加される。各教官は、それぞれ生存、運用、統率を専門スキルとしていて、Rank16まで育成可能だ。
▲上段左から、フィロゾフ、冒険教官、商業教官、海事教官をイメージしたキャラクターの画像。これら4つの職業が追加されて、職業の数がついに70種類を超えることとなった。 |
また、下記6種のスキルについて、利便性と有用性の向上のために機能強化が行われる。
生存:能動効果から自動効果に変更される。また、壊血病と疫病の発生率が低下する効果が追加。
曳航:曳航が不安定になる状況をより回避しやすくなるようになる。オプションスキル“曳航補助”と併用すると航行速度が上昇する。
補給:酒場での飲食代と船員を雇用する費用も安くなる。
身体言語:言語が通じないNPCと会話しようとした時に自動で発動するようになる。
演奏(4種):セイレーンを撃退できる機能が追加。また、まれにカモメを呼べるようになる。
急加速:加速度がアップされ、継続時間も延長される。
▲新職業追加と、6つのスキルの機能強化。身体言語や急加速はこれまでも重宝するスキルではあったが、さらに使い勝手がよくなるようだ。 |
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