2009年8月8日(土)
バンダイナムコゲームスの『アイドルマスター(以下、アイマス)』シリーズ4周年記念ライブイベント“THE IDOLM@STER 4th ANNIVERSARY PARTY SPECIAL DREAM TOUR’S!!”。これまで5月下旬に名古屋、福岡、東京で開催されてきた。この記事では、5月23日から7月23日に延期となっていた大阪公演(会場:なんばHatch)の模様を詳しくレポートする。
▲大阪といえば、最近復活した“くいだおれ太郎”。食べ物では、声優陣のトークでも話題に出た、たこ焼きやお好み焼きが美味。 |
7月24日に掲載した速報記事でもお伝えしたように、多くのサプライズが用意されていた大阪公演。その出演声優陣は以下の通り。
【出演者】(敬称略・順不同)
中村繪里子(天海春香役)
今井麻美(如月千早役)
仁後真耶子(高槻やよい役)
平田宏美(菊地真役)
原由実(四条貴音役)
滝田樹里(音無小鳥役)
サプライズゲスト:沼倉愛美(我那覇響役)
▲オープニングは今回もダンス審査員が担当し、「今日は帰りの電車に間に合わないくらいの時間までパーティをやっていても大丈夫でっかー!」と会場にアピール。各地方のネタを盛り込んだダンス審査員の前説も、大阪会場が聞き納めとなった。 |
ダンス審査員の前説、声優陣そろっての『THE IDOLM@STER』(GAME Ver.)、ツアーテーマでもある「はじめまして!」のあいさつと、今回のツアーおなじみの流れでイベントがスタート。仁後さんが早速「ハイ、ターッチ!」をするなど、延期によって溜め込んでいた分の元気を発散するようなテンションで、出演者はプロデューサーたちとコミュニケーションを楽しんでいた。
▲『THE IDOLM@STER』(GAME Ver.)を歌い終えた後、1人ずつ自己紹介。仁後さんの「ハイ、ターッチ!」でプロデューサーたちとの距離も急接近!? |
イベントは「はじめまして!」のツアーテーマに沿って、初めて『アイマス』ライブに参加した人への自己紹介も兼ねた“はじめての挨拶”コーナーへと進行。今回も今井さんが進行役を担当……するかと思われたが、なんと仁後さんが進行役をするというサプライズが待っていた! 独特なペース、自由すぎるアドリブ、「なんだっけ……」といった進行をしていく仁後さん。
会場から声優陣への質問を募集する前に、仁後さんから「男性を落とすときのコロシ文句はなんですか?」というややキワドイ質問が。この質問に戸惑う声優陣は、質問の答えを客席前列の女性プロデューサーにむちゃぶり! 指名された女性プロデューサーは「やよい結婚して~!」というストレートな答えを返し、会場の男性プロデューサー&声優陣から歓声を集めた。この答えに負けじと中村さんが「今晩……どう?」という妖しげなコロシ文句を披露。『I Want』ばりの妖艶な雰囲気で、プロデューサーたちのハートを射抜いた。
▲仁後さんの司会はかなりレア! 大阪公演に足を運んだプロデューサーは、その模様をぜひとも後世まで語り継いでもらいたい。 |
続いては、会場からの「好みの女の子を落とすときのコロシ文句を教えてください」という質問に答えることになった。平田さんは真の声で「ボクの腕マクラで一緒に寝ませんか……?」と甘くささやき、他の声優陣をメロメロに! 滝田さんは「一緒に……背中、洗い流しませんか?」と、これまた艶やかなコロシ文句で会場を沸かせた。これに今井さんは「なんか大阪ってスゴイな……」とコメント。さらに大阪の力を見てみたい、という流れに。
続いて大阪出身の原さんが指名されると「めっちゃカワイイなぁ。由実とデートしてくれへん?」と全プロデューサー大興奮の関西弁アピール! これには今井さんが「はいはいはい! 行く行く! デートしよ!」と原さんを会場から連れだそうと大暴走。仁後さんが「みなさーん、戻ってくださーい、いっぱいいっぱいなんだからー。この人数をまとめるって、みんな大変なことしてたんだね……」と、司会の大変さをしみじみと語り、この質問を締めくくった。
お次は「皆さんのチャームポイントを教えてください」という質問。この質問に、最初に答えたのは中村さん。「えーっとぉ……なんでも包み隠さないところです!」とカワイらしくアピールし、プロデューサー&声優陣からツッコミをもらっていた。続く平田さんは、「今井さんと違って突出しているこの“胸”と……ほかのメンバーの誰よりも低いこの“声”です」と、セクシージョークと声優ならではのアピールを織り交ぜ、プロデューサーたちから納得の拍手を集めた。
▲プロデューサーからの質問に答えていく声優陣。平田さんの胸アピールにしょんぼりする今井さん、原さんのリアル関西弁、さらには滝田さんのセクシーホクロ談義などなど、爆笑トークが続いた。 |
さらに原さんが「メンバー唯一の関西人なので、関西弁です」とアピールした後には、滝田さんが「水着になると、この辺(胸元)にホクロが……」とセクシーアピール。先の質問といい、この質問といい、大阪の夜はなぜかセクシー方面へとトークが進んでいったのが印象的だった。そして最後は今井さんが「私のチャームポイントは、いつも楽屋で真耶ちゃんに「(仁後さんのモノマネで)も~、麻美ちゃんはいつもそうやって、も~、男の人がいるのに気をつけなくて、ダメなんだよっ!」って言われたときに「テヘ」っていうところです」とモノマネ混じりのアピール。仁後さんの解説によると、今井さんは楽屋で「暑いですね~」と無防備に服をパタパタしているらしく、それを注意したときにこのような会話が繰り広げられているらしい。
以上のような流れでこの質問を締めくくろうとした仁後さんだったが、プロデューサーたちから「真耶ちゃんはー!?」との声が飛ぶ。すると仁後さんは「えー、ここ(カンペ)に“時間です!”って書いてあるから……(会場からエーッの声)えっと、自由なところです!」と答え、プロデューサーを笑わせていた。
そして、このコーナーで最も自己アピールできた人には滝田さんが選ばれ、得意なモノマネを披露する“特別自己アピールタイム”が用意された。会場から「ジュリーザ様!」「ア●ンストラッシュ!」などの声が飛ぶなか、夏といえば甲子園だからだろうか、滝田さんは“タッ●の南ちゃん”のモノマネを披露し、大歓声の中、朝のスケジュール“はじめての挨拶”のラストを締めくくった。
▲ライブパート前には、落合祐里香さん、沼倉愛美さん、若林直美さんからのビデオメッセージが上映された。(長谷川明子さん撮影による)沼倉さんの赤面告白シーンや、若林さんがアーケード版『アイマス』を求めて大阪のゲームセンターを訪れたエピソードなどに会場が沸いた。 |
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