2009年8月28日(金)
コーエーは、10月1日に発売するPS3/Xbox 360用ソフト『真・三國無双 MULTI RAID Special』の新情報を公開した。
本作は、2月に発売されたPSP『真・三國無双 MULTI RAID』をベースに、PS3/Xbox 360用として進化させたタイトル。南蛮の王・孟獲が使えるようになったり、共闘武将システムが搭載されたりといった新要素がすでに明かされている。詳しくは8月3日の記事を参照してほしい。
この他にも新要素として、武将交換システム、勢力転生、都市NPC・占天師などの要素も追加される。ここからは、そうした新たに判明した要素を中心にお届けしていく。
マルチプレイ都市において、自分が育成した武将と他プレイヤーが育成した武将とを、一時的に交換できる。たとえば、自分のセーブデータではまだ転生できないキャラクターの能力を試したり、他プレイヤーの武幻や戦玉の組み合わせを見たりといったことが可能になる。
さらに、交換して誰かに送った武将が手もとに戻ってくると、交換ナシで育成した場合の限界値を超えて成長させられる利点がある。また本作では、転生可能武将の出現順序はランダムだが、このシステムで過去に受け取ったことがあるキャラクターは出現しやすくなるメリットも用意されている。
ゲーム中に一定の条件を満たすことで、自分がプレイしているストーリーとは別のストーリーへと転生することができる。たとえば蜀伝でプレイ開始した後、魏伝や呉伝への転生が可能になるというわけだ。陸遜で赤壁の戦いをプレイする、といった楽しみ方もある。
占天師は、一定の条件を満たすと都市に常駐する。話しかけるとルーレット状のミニゲームを遊ぶことができ、ルーレットを当てると一時的に能力が向上する。この能力上昇は、一度出撃して戻ってくるまでの間、有効だ。能力上昇が失われても、再び占天師に話しかけて能力上昇を狙うこともできる。
ストーリーを進めると、都市に出現するNPC兵士から孟獲が相手となるクエストを受けられるようになる。
【孟獲】
猪突猛進型のアクションキャラクター。衝撃波などの遠距離攻撃はほとんど持ち合わせていないが、ガード無視の掴(つか)み技、攻撃範囲の広い通常攻撃、攻撃速度の速い強攻撃など、近距離戦において力を発揮する技を豊富に持ち、ゴリ押しが可能。乱戦にも対武将戦にも、安定した強さを発揮できる。反面、遠距離攻撃の対抗手段は持ってない。
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