News

2009年8月28日(金)

電プレのスタッフが先行体験! PSP『イース7』プレイレポートをお届け!!

文:電撃オンライン

『Ys SEVEN(限定ドラマCD同梱版)』の購入はこちらから

Amazon.co.jp

 日本ファルコムから9月17日発売予定のPSP用A・RPG『Ys SEVEN(以下、イース7)』。発売に先がけていち早くプレイすることができたので、そのプレイレポートをお届けしよう。本作が気になっている人はチェックしてほしい。

『Ys SEVEN』 『Ys SEVEN』
『Ys SEVEN』 『Ys SEVEN』

●ファン待望の“アルタゴ”の物語が、目の前に!

 いよいよ待ちに待った“アルタゴ”での冒険が楽しめるまで、あと少しと迫りました! ちなみに、ファンにとってこの“アルタゴの五大竜”というのは、長年待ち焦がれたストーリーとなります。1987年に発売された初代『イース』の取扱説明書にて、アドルが体験した冒険のなかでも特に有名なものとして挙げられたのが、以下の4つ。

 ・失われし古代王国
 ・セルセタの樹海
 ・砂の都ケフィン
 ・アルタゴの五大竜

 “失われし古代王国”とは、『イースI』と『II』で描かれた物語のこと、“セルセタの樹海”は、スーパーファミコンとPCエンジンの2機種で発売された『イースIV』で、そして“砂の都ケフィン”はスーパーファミコンで発売された『イースV』で描かれてきました。『V』以降も『イース』シリーズは『イースVI ナピシュテムの匣』、『フェルガナの誓い』、『オリジン』と3作が発売されましたが、そこでは“アルタゴ”の物語は描かれず……。発売された作品の物語を楽しみつつ、ファンとしてはいつ“アルタゴの五大竜”が遊べるのか、ヤキモキしていたわけです。それが念願かなって『イース7』で実現! まさに待ちに待った発売なのです!!

 と、前置きはこれくらいにして、今回のプレイレポートを書くことになり、皆さんよりひと足早く『イース7』を触れることになったわけですが……これがヤバイ! ヤバイといっても、悪い意味ではなく、もちろんいい意味で。長年ファンをさせてもらっている自分にとっては、うれしい悲鳴です。ということで、そろそろ本題へ入らせていただきましょう。

『Ys SEVEN』 『Ys SEVEN』 『Ys SEVEN』

●神秘と波乱に満ちたアルタゴでの物語

 本作では、主人公のアドルと相棒のドギがアルタゴに向かう船上から物語がスタート。そして、船がアルタゴに到着すると、オープニングムービーが流れます。このオープニングムービーは必見! フードをかぶった怪しげな人物が祈りを捧げるシーンから始まり、直後に5匹の竜が天へと登っていく。そこからアドルやドギ、アイシャなど、メインキャラの躍動するカットが入ったりと、これからの壮大な冒険を予感させる内容になっています。特にティアとマヤが花に包まれた平原に立っているシーンは美しくて、感動のひと言!(『イースVI』をプレイした方は、イーシャが花びらの舞う中を立っているシーンを連想してもらえば、わかってもらえるかな、と)。

 オープニングが終了すると、アルタゴの街の探索へ。アルタゴの街は、商業区、街の中心となる広場、港、公宮、闘技場と5つのエリアに分かれています。街の規模としては、シリーズ最大級かも! 街を歩いていると、アドルたちはあるイザコザに巻き込まれることに。その流れで、アルタゴ公国の公王・カイマールと謁見する機会を得ます。今のアルタゴは、地震が頻発し、巨獣が人里近くまでやって来るなど、世情が不安定な状態。そこで彼は、高名な冒険家であるアドルに、最近になって見つかった古代遺産の調査を依頼してきます。もちろん、これに応えたアドルは、さっそくアルタゴの地へ足を踏み入れることに。初めはアルタゴに何が起こっているかわからないのですが、仲間との出会いや冒険を通じて、徐々にアルタゴの神秘に迫っていく。

 次々と発生するイベントやドラマチックなストーリー、徐々に明かされていくアルタゴの謎など、物語展開も絶妙で、ついつい先が気になってプレイを続けてしまいます。同社発売の『英雄伝説』シリーズのドラマ性が、うまく『イース』シリーズに加味された感じと印象でしょうか。ただ、延々とイベントを見せられるわけではなく、適度な長さというのも、ゲームのテンポを崩さなくていい感じです。

『Ys SEVEN』 『Ys SEVEN』 『Ys SEVEN』

●爽快感に戦略性が加わったバトル!

 これまでのシリーズでは、基本的にプレイヤーが操るのはアドル1人でした。本作では、シリーズ初のパーティプレイを採用。アドルを中心に、最終的に7人になる仲間の中から3人を選んで、戦闘を行うことになります。パーティプレイと聞くと、ちょっと手間がかかると感じる人もいるかもしれませんが、そんなことは全然ナッシング! キャラの切り替えは□ボタン1つで瞬時にできますし、各キャラには属性があり、敵の弱点属性を突けばそれほど苦労することなく倒すことができます。また、キャラごとの特殊技であるスキルもあるのですが、Rボタン+○、×、□、△の4つのボタンのいずれかを押せばすぐに出せるので(どの技をどのボタンに配置するかはプレイヤーが自由に設定可能)、ややこしい操作の必要もナシ。爽快感をキープしたまま、うまく属性を考えた戦いをするといった戦略性が組み込まれています。

 なお、○ボタンが攻撃、×ボタンが回避、□ボタンがキャラ切り替え、△ボタンがアイテムメニューを開くというのが、基本操作。×ボタンの回避は、ただボタンを押しただけだと、前方へスッと移動します。方向キーと組み合わせれば、好きな方向へ移動。ボタンを連打すれば、連続回避に。回避アクションは移動速度が速いので、自分は街中でも移動に使ったりしてます。それにしても、街中で前転しながら進むアドルって……。現実で考えると、ちょっと笑えるシチュエーションですね。

 それ以外だと、LボタンでEXTRAスキル、Rボタン+Lボタンでフラッシュガードという2つの特殊操作があります。EXTRAスキルは、いわゆる超必殺技で、敵に大ダメージを与えることが可能。ただし、EXTRAゲージがたまっていないと発動できません。フラッシュガードはいつでも発動可能ですが、敵の攻撃を受けた瞬間でないと発動しない点は要注意。うまく発動すると、その直後の攻撃は必ずクリティカル攻撃になるので、ボス戦、ザコ戦の両方で役立ちます。ただ、失敗すると敵からクリティカル攻撃を受けてしまうというデメリットも。何度も練習して、出せるようにしておくといいですよ。

 ちなみに、攻撃やスキル、EXTRAスキルなどは、ゲームをプレイしているとチュートリアルが表示されますが、フラッシュガードに関しては表示されません。初めから使うことができるので、その点は覚えておきましょう。あと、パーティプレイで追記しておくと、アドルはデフォルトで、そのほか2人のキャラを自由に組み替えることになります。じつは物語中盤になると、初めは“斬撃”のアドルの属性を、“打撃”“射撃”のいずれかに変えることができるようになります。なので、“斬”の味方も、十分活躍できる機会があります。なお、味方の動きですが、戦闘、移動ともに、基本的にアドルに追従して、先行して敵を倒しに行くなどの困った行動はしません。まれに近くの敵に味方が反応してしまうこともありますが、彼らの動きでイライラすることは滅多にありませんよ! ご安心を。

『Ys SEVEN』 『Ys SEVEN』 『Ys SEVEN』

●手に汗握るボス戦!

 アルタゴには巨獣が棲み、ボスとしてゲーム中に登場します。2つ首の亀や、猪など、その種類も豊富! しかも、こちらをスタンさせる衝撃波を放ったり、前面に炎を吐くなど、攻撃方法も多彩で、HPが減るに従って攻撃パターンが変わったりも。実は、開発中に一度、ボス戦を体験させてもらったことがあります。その際は敵が硬かったり、強かったりで、倒すのに時間がかかったりもしました。最新バージョンでは、こちらのバランスも取れていて、もちろん手ごわいですが、レベルを上げたり、装備を整えるなど、しっかりと対策を練っていけば倒すことができます。こういったバランス調整の妙は、やはり『イース』シリーズといった感じ。また、ゲーム開始時に難易度をイージーからナイトメア(いわゆるベリーハード)の4段階から選ぶことができるので、アクションが苦手な人はもちろん、バリバリのアクションゲーマーまで、いろんな人が楽しめるようになっているのもポイント高しです!

『Ys SEVEN』 『Ys SEVEN』 『Ys SEVEN』

●やり込み要素もたっぷりな大ボリューム

 本作には、フィールドのあちこちにある採取ポイントから、素材を集めることができます。そこで集めた素材は、武具やアイテムの合成に使うことが可能。また、街の人から依頼(クエスト)を受けることがあり、その必要なアイテムとして、合成用の素材を使うこともあります。こういった素材は、一度採集し尽くしても、しばらくすると復活。何度も取ることができます。必要な素材が取れる場所を覚えておいて、周囲の敵を倒したりして、たくさん取っておくといいですよ。なぜなら、合成してできる武器には、特殊なスキルがついている場合が多く、戦闘で役に立つから! 素材を集める際は、パーティメンバーが3人いると◎。人数が多ければ多いほど、アイテムを取り尽くす時間が短縮されます。

 サブクエストも、もちろん要チェックです。クエストクリアでもらえる報酬は、レアなアイテムが多いので、戦力のアップに欠かせません。なかにはアルタゴに関する詳細な情報が聞けるものもあるので、ゲームをどっぷり楽しみたい人にはオススメです。ちなみに、『VI』にもあった“ヤツ”を捜すクエストも! ファンサービスもたっぷり盛り込まれています。なお、冒険のフィールドは、街から街道、洞窟など、すべてが3Dで表現されています。でも画面の右上に常に上から見たマップが表示されているという安心仕様なので、迷うことは少ないハズ。また、本来なら通る必要のない場所に巨獣がいたり、打撃攻撃で壊せる岩の奥に宝箱があるなど、隠し的な要素も。フィールドの探索も楽しめます。

『Ys SEVEN』 『Ys SEVEN』 『Ys SEVEN』

●ファンなら絶対! 初めての人にもオススメしたい1本

 ということで、長々となりましたが、プレイした感想を書かせていただきました。最後に、ファンのなかにはPCで遊びたいという人もいるでしょうが、ぜひPSPをTVにつないで遊んでみて。グラフィックはキレイだし、巨大なボスとの戦闘は迫力満点だし、PSP上でも、TVにつないでも、どちらでも楽しむことができること請け合いです! また、初めての人は、『7』ということでちょっと手が伸ばしにくいと感じるかもしれません。しかし、ストーリーはこれまでと関連のある事柄が少ないので、初めてでも何の問題もなく遊ぶことができるはずです! もし、『7』の前に最低でも前作からかかわってくるキャラのことを知りたければ、ドギについてはPSPで発売された『イースI&II クロニクルズ』、ガッシュについては『イースVI ナピシュテムの匣』を押さえておけばOK。いろんな人にぜひ遊んでほしいですね。(ドギまっすぐだ・傭兵)

(C) Nihon Falcom Corporation. All Rights Reserved.

データ

▼『Ys SEVEN』
■メーカー:日本ファルコム
■対応機種:PSP
■ジャンル:A・RPG
■発売日:2009年9月17日
■価格:通常版 6,090円(税込)/限定ドラマCD同梱版 7,980円(税込)
 
■『Ys SEVEN』通常版の購入はこちら
Amazon
 
■『Ys SEVEN』限定ドラマCD同梱版の購入はこちら
Amazon

関連サイト

関連記事

注目記事

アイコン別記事一覧

※クリックすると、ソートされた記事一覧に移動します。