2009年9月2日(水)
フロム・ソフトウェアより、11月5日発売のPS3用ソフト『3Dドットゲームヒーローズ』。新情報から、プレイしての感想、開発者から聞いた話まで一挙にお届けする。
『3Dドットゲームヒーローズ』は、“2DドットグラフィックをPS3の最新技術で完全3D化”することをコンセプトに、懐かしいテイストと奥深いゲーム性を追求したRPG。開発は、アクションとパズルを融合したPSP用ソフト『己の信ずる道を征け』を手掛けたシリコンスタジオが担当している。
▲グラフィックだけでなく、ストーリーやNPCにも、選択肢が出たら思わず“いいえ”を押したくなるような、80年代のRPGを連想させる演出が散りばめられている。 |
ゲームの概要を紹介した前回に続き、今回は2人目の主人公をはじめ、武器の成長要素やサブウエポンなどの情報をお伝えしていく。
前回の記事で主人公として紹介した勇者だが、主人公候補は彼だけでなく、まだまだ存在する。今回紹介するのは、ドットニア王国からはるか西に位置する小国“ドッターノ王国”の若き王子だ。
王子(名前は自由) |
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▲剣術に優れ、剣術指南役として友好国であるドットニアを訪れていたドッターノ王国の王子。剣に関する詳細はこの下でお伝えする。 |
主人公はメインウェポンである剣と、さまざまな種類のあるサブウェポンを扱えるが、剣には体力ゲージと連動した成長要素が用意されている。通常時は、剣はごくごく普通の見た目をしているのだが、体力をMAXにすると真の力を発揮して主人公の体よりもはるかに巨大な剣へと成長。鍛冶屋では、長さを強化したり、太さを強化したりと成長のカスタマイズも行なえる。ただし、敵の攻撃を一発でも受けると剣は通常時の姿に戻ってしまう。
▲体力がMAXでない時に振り回すのは普通の剣。 | ▲リンゴを取って体力をMAXにすれば……。 | ▲体力がMAXになるとこんな巨大に! 後半になれば、画面いっぱいに表示されるほど大きな剣も扱えるようになるとのこと。 |
先にも述べた通り、主人公は剣以外にも数々のサブウェポンを扱える。敵を倒すだけでなく、ダンジョンのギミックを突破するカギにもなるので、状況に応じて使い分けよう。
▲ブーメランは、麻痺(まひ)効果を持っているので、当てると少しの間だけ敵の動きを封じることができる。投げて、遠くのボタンを押すことも可能だ。 | ▲空中に浮遊する敵を攻撃する時に重宝する弓矢。剣では届かない敵を攻撃するなら、弓矢の出番だ。 |
▲設置すると、一定時間の経過で自動的に爆発する。敵を攻撃するだけでなく、ダンジョンやフィールドの壁を爆破することもできる。 |
前回紹介したドラゴンとゴーレムの他にも、3Dドットで描かれた巨大なモンスターたちが多数登場する。今回は、クラーケンとキラービーの2体を紹介。
クラーケン |
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▲水中に身を隠し、巨大な8本の手足で襲いかかるタコ型のボス。 |
キラービー |
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▲ハチ型の巨大ボス。身の周りに子分を従え、空中からの攻撃を仕掛ける。 |
“2Dドットの3D化”をうたう『3Dドットゲームヒーローズ』の宣伝部長に、2Dドットの名作ACTとして今でも愛される『スペランカー』の主人公が就任する。時を越えてつながる2つの作品のコラボレーションに期待だ。
▲主人公の名前もやはりスペランカー。最弱の主人公と呼ばれ続ける彼だが、宣伝部長としてはこれほど心強い味方もいないだろう。 |
※画面は開発中のものです。
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