2009年9月24日(木)
東京ゲームショウ2009のカプコンブースで、DS用ソフト『大神伝~小さき太陽~』のスペシャルイベントが開催された。
『大神伝~小さき太陽~』は、2006年にPS2で発売され、美しいグラフィックや心暖まるストーリーが話題を呼んだ『大神(おおかみ)』の最新作。イベントには、本作のプロデューサーである江城元秀氏が登場し、まずは大好評だったPS2版やその移植となるWii版『大神』(10月15日発売)、そして最新作のDS『大神伝~小さき太陽~』と、順々にゲームの内容を紹介した。
▲墨絵のような独特なグラフィックが特徴。PS2版は、文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門の大賞を受賞した名作だ。 |
次にディレクター・松下邦臣氏がステージに登場。松下さんが実際にゲームをプレイしながら、江城さんが本作の特徴であるタッチスクリーンを使った直感的な筆しらべ“軌跡”などのゲームシステムを紹介した。さらに、スペシャルゲストとして本作のシナリオを担当した北島行徳さんが登場。北島さんは、小説やゲームシナリオなどの作家として幅広く活躍しており、最近では『428~封鎖された渋谷~』のシナリオを担当した。
▲左よりディレクターの松下邦臣氏、シナリオを担当した北島行徳さん、プロデューサーの江城元秀氏。 |
北島さんを交え、3人はまず最初に主要キャラクターとなるチビテラス(白狼)や、その背中にまたがって一緒に冒険する相棒・クニヌシを紹介。そして、本作のテーマは「信頼と成長」と語った。チビテラスと相棒は最初は仲がよくないが冒険を通して、お互いを信頼するようになっていくという。北島さんは「泣いて笑ってハラハラするような物語を書いていますので楽しみにしていてください」と熱く語った。また、松下さんは「私も『大神』を大好きですが、私以上に『大神』を愛しているスタッフが作っています!」と本作に対する意気込みをアピールした。
最後に江城氏より、東京ゲームショー用に作られたオリジナルグッズの紹介があった。グッズは、Tシャツとストラップ、手ぬぐいの3種類で、物販コーナーのカプコンブース(7ホール)にて発売中とのこと。かなり人気があるようで、このイベントが終わる時点でTシャツは品切れとのこと。ファンは、会場に来たら真っ先に買いに行った方がいいだろう。また、プレイアブルコーナーでDS版『大神伝~小さき太陽~』をプレイすると、オリジナル扇子がもらえるので、ファンは要チェックだ。
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■東京ゲームショウ2009 開催概要