2009年9月24日(木)
本日9月24日から千葉・幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2009のセガブースに出展されていた、PSP用RPG『ファンタシースターポータブル2』の試遊を行ってきたので、その感想をRPG好きのキャナ☆メンがレポートする。
本作は、2008年に発売され大ヒットを記録したPSP用ソフト『ファンタシースターポータブル』の続編。本日セガブースで行われた紹介ステージでは、酒井智史プロデューサーが本作を「前作を遊んだユーザーからの要望を採り入れ、ほぼすべての要素を改良した」と語っている。アドホック通信とインフラストラクチャモードの双方に対応し、マルチプレイの幅が広がった本作では、バトルミッションといった新モードも搭載されて遊びの幅も広がっているのも特徴。そこで今回は、このバトルミッションをプレイしてきた。
ルールは2対2のチーム戦で、制限時間が経ってポイントの多い方が勝ちというシンプルなもので遊んだ。実は、『ファンタシースターオンライン』以降のシリーズのジャンプやローリングのないアクションに苦手意識を持っていた筆者は、前作もストーリーミッションの中盤で挫折してしまったのだが……今回プレイして非常に助かったのが、前作にはなかった緊急回避。あくまで主観だが、これによってローリングがないゆえに感じていた筆者の苦手意識の一部が解消され、だいぶ遊びやすくなったように感じた。
得意になって相手チームのプレイヤーたちを次々と撃破したのもつかの間、筆者側のチームはいち早く連係プレイの重要さに気付いた相手チームに各個撃破される羽目となった。TGSで遊んだバージョンでは、小さな島が点在するエリアの中をカタパルトジャンプを利用しながら移動するのだが、油断すると孤立しやすい。筆者のチームはてんでバラバラに行動していたため、中盤以降常にともに行動していた相手チームに翻弄される結果となってしまった。
結果はもちろん負け。筆者のパートナーとなってくれた人が相手の拠点を撃破(1,000点)したので、一時はいいところまで追いついたのだが、獲得点が2倍になるボーナスタイムに相手チームのエースにガンガン得点を稼がれてしまい……結果的には約3,700点対2,900点で差が開いたままだった。仲間とのチームワークが大事などという話は当たり前だとしても、このルールのバトルミッションでは、相手の目を盗んで拠点を破壊することと、ボーナスタイムをうまく利用することなどが勝敗に大きな影響を与えるようだ。
また上記では触れなかったが、『ファンタシースターポータブル2』では、緊急回避以外にも、シールド防御やチャージショット、チェインコンボをはじめ、種族や武器によるさまざまなアクションがパワーアップしている。試遊台は、対戦プレイだけでなく協力プレイの台も用意されているので、気になる人は26日、27日に幕張メッセに足を運んでほしい。
▲ちなみに今作では、レベル上限が200となり、新フィールド、新モンスターの追加も追加されて、やり込み要素がパワーアップしている。アイテム総数は2,000以上を数えるとのこと。 |
▲また酒井プロデューサーによれば、ストーリーミッションも前作よりかなり充実したボリュームになるとのことだ。 |
(C)SEGA
■東京ゲームショウ2009 開催概要