2009年9月25日(金)
コンパニオンがセクシーな衣装でチラシを配り、華やかなステージイベントが行われる東京ゲームショウ2009の会場で、モバイル向けアプリを展示しているマジメな会社、ウィアー・エンジニアリングのブースを訪ねてきた。本来はシステムの企画から設計、開発まで行うメーカーなのだが、今回は携帯電話/iPhoneアプリの『WAE五目並べ』とPC用ソフト『五目ドーナツ(仮)』で初出展している。
▲東京ゲームショウも2日目なのに、「『五目ドーナツ』を取材してくれたのは初めてです」とうれしそうな、ウィアー・エンジニアリングの阿部豊さん(写真右)。もっと積極的にアピールしましょう。 |
『五目ドーナツ』はドーナツを碁盤代わりに、2人のプレイヤーが五目並べをオンラインで対戦できるという、実にシンプルなタイトルだ。一般プレイヤー向けの店頭販売やダウンロード販売は予定しておらず、国内のドーナツショップなどが対象となっている。
ドーナツの形状が自由に変えられるので、例えばあるショップのドーナツそっくりにデザインし、ゲームを公式サイト上で配信。キャンペーン中にプレイヤーが『五目ドーナツ』でCOM対戦を行い、勝利した画面をプリントアウトすれば、対象ショップのドーナツが割引になる――といった販促ツールとしての採用を狙っているようだ。
今回はあくまで参考展示品のためPC版しかないが、クライアントの要望があれば携帯電話やiPhoneへの移植も可能とのこと。
▲ドーナツのグラフィックが妙にリアルで食欲をそそる。ポン・●・リング風ドーナツのデザインもあったので、そのうちどこかで見かけるかもしれない。 |