2009年9月25日(金)
ディースリー・パブリッシャーブースに試遊台が用意されている、DS用ソフト『暗闇の果てで君を待つ』。本作のジャンルは“サバイバル・ラブAVG”。どうやら、乙女向け恋愛AVGにサスペンス要素を盛り込んだ、ちょっと異色な作品のよう。しかも、謎解きは、脱出ゲームのようになっているらしい!? そんな話を聞いて、乙女かつ脱出AVG好きなりえぽんは、ガマンできずにプレイしに行ってみました!
▲ちなみに、本作の試遊台の近くにはDS『SIGNAL』やPSP/PS2『ラストエスコート -Club Katze-』といった乙女ゲーが並んでいますので、まとめて体験してみるのもいいかも? |
試遊台で体験できるのは、冒頭のプロローグ部分と序盤の謎解き部分まで。結構なボリュームがありますが、混雑時は5分交代での試遊となるそうなので、じっくり楽しみたい人は早めにブースに行くことをオススメします。りえぽんは体験版の最後までプレイしたのですが、20分ほど時間がかかりました。
早速、プレイをしてみることに。ん……? 冒頭からいきなり、「キャンプ場で8人の死体を発見」と言う不穏なニュースを伝えるテレビ画面からはじまりましたよ。キャスターが次々と読み上げる、発見された死亡者の名前。んんん? これ、みんな登場キャラクターの名前じゃないですか! あ、登場キャラクターの紹介は、本作の第1報をお伝えしたこちらのニュースでご確認ください。
▲りえぽんが気になったキャラクターは、化学教師の高坂貴彦。先生! 白衣! メガネ! 青髪! 長身! なな、なんですかこのりえぽんの好みをパーフェクトに満たしているキャラクターは! |
キャスターが名前を読み上げる最後に、「そして最後の1人が……」と言うと主人公の名前入力画面が表示されました。うわぁー、これって主人公はもう死んでるってこと!? 不安に思いながらも名前を決めると、場面が一転。どうやら、このニュースは主人公が見た悪い夢だったようです。ふぅ、ひと安心?
▲プロローグからイベントCGがたくさん表示されます。もしや高坂先生はSっ気があるのでしょうか……? おぉぉ、さらにりえぽん好みですな。 | ▲生徒会長の葵もちょっと気になりますな。どうやら、主人公はハイキング中に体調を崩してしまい、別行動をすることになったみたい。しかし、下山途中で事故に巻き込まれ……。 |
突然の事故に意識を失い、気が付くとそこは見知らぬ廃校の中。しかも、閉じ込められた部屋の中にいるのは、幼なじみの桜葉君と、もう1人の引率教師・神子元先生だけ。さらには、“仮面の死神”を名乗る人物からの脅迫状まで……。なんとか窓から脱出し助けを呼べないかと、神子元先生は1人で校外へ出てしまいました。すると、突然聞こえる銃声と神子元先生の悲鳴! 一体何が起こっているのかもわからず、主人公たちは部屋の脱出に挑戦します。
▲探索パートは、いわゆる脱出ゲームのようなシステムになっています。部屋の中にあるアイテムを探し出し、そのアイテムを駆使して脱出を試みます。 | ▲探索中は、一緒にいる男性キャラクターとの会話もできます。会話中に緑の文字が出てきたら、それをタッチすることでその言葉について、さらに突っ込んで話を聞くことができます。 |
普通の脱出AVGと違い、アイテムを使用して謎解きするだけではなく、男性キャラクターたちとの会話もかなり重要です。話を聞かないとわからないヒントや、見つけられないアイテムもあります。探索に詰まってしまったら、誰かと話をしてみると、意外な脱出のヒントが手に入るかも……?
▲探索中のイベントでは、たびたび選択肢が登場します。選んだ選択によって男性キャラクターの好感度が変化。好感度の上下は選択時にSEで確認できるので、好みのキャラクターの好感度を下げないように! |
探索を進めると、葵君や高坂先生とも合流できました。けれど! 全員そろったところに“仮面の死神”からの接触が! どうやら“仮面の死神”は、一緒に閉じ込められた誰かと何か関係があるよう? さらに、閉じ込められたメンバーの中に、“仮面の死神”と協力関係にある裏切り者がいると言う。
そして、部屋の片隅には、廃校を出て行ったはずの神子元先生の死体が……!“仮面の死神”の目的は? 裏切り者は誰なのか? 廃校を脱出するために何をすればいいのか? すべてが謎だらけのまま、体験版は終了! うわー! 続きが気になるよ!!
アイテムを探すだけの単調なAVGではなく、男性キャラクターとの恋愛AVGの要素も融合された本作。ストーリーも、いきなり死体が出てきたりとサスペンス色が強くて、ハラハラしっぱなしでした。サスペンスAVGが好きな人にもオススメです! 気になる人はディースリー・パブリッシャーブースに足を運んで、ぜひプレイしてみてくださいね!