2009年9月27日(日)
東京ゲームショウ2009のアクワイアブースにて、純国産MMORPG『ZIPANG』(以下、ジパング)のスペシャルステージが行われ、プロデューサーの薬師寺健治氏がゲームの内容や開発状況について語った。
▲『ジパング』プロデューサーの薬師寺氏とスペシャルゲストの杏野はるなさん。杏野はるなさんはゲームアイドルとして売り出し中のタレントだ。 |
『ジパング』は昨年の東京ゲームショウ2008での映像出展を皮切りに、公式サイトでコンセプトアートなどが見られるギャラリーや、薬師寺プロデューサーからのメッセージなどを公開してきたが、ゲームの具体的な情報は発表されてない。アクワイアといえば『天誅』や『侍道』シリーズなどの和風アクションで知られるゲームメーカーだけに、『ジパング』を心待ちにしているファンも多いだろう。しかし、現在の開発状況は30%程度で、正式サービス開始は2010年の秋になるとのこと……。ファンにはちょっと残念なお知らせだが、ゲーム情報は随時、公式サイトで公開するとのことなので、のんびり続報を期待しよう。
以下は、事前に公式サイトで募集した質問と、会場に来た方からの質問に対して薬師寺氏が回答したので、その内容を一部抜粋して紹介しよう。
Q:キャラクターの操作方法は、マウス以外にキーボードやゲームパッドでもできますか?
薬師寺氏:ゲームパッドの対応も考えております。
Q:課金形態を教えてください。
薬師寺氏:正式発表としては難しいですが、月額課金とアイテム課金のハイブリッドを考えております。ただし、最初から月額だと敷居が高くなると思いますので、最初は無料で遊んでいただき、ゲームを気に入ってもらえたら課金していただく、そういった方法も考えています。
Q:いつからプレイできますか?
薬師寺氏:2010年の秋サービス開始を向けて開発中です。
Q:運営方針について教えてください。
薬師寺氏:サービス開始まであと1年ぐらいありますが、すでにサポートの体制を整えているところです。
Q:合戦はできますか?
薬師寺氏:技術的な問題をクリアできれば、国対国の大規模な合戦をやりたいですね。もっと少人数によるギルド戦はできます。
Q:アイテム課金ということですが、どういったアイテムを販売する予定ですか?
薬師寺氏:『ジパング』では、和のテイストを重視しておりますので、魔法という概念が存在しません。ただ、「これならあってもいいよね」みたいなアイテムは出す予定です。その一部がアイテム課金として販売されるかもしれません。
▲イベントの最後にはジャンケン大会が行われ、杏野はるなさんに勝った来場者は、『ジパング』のオリジナルポストカードやポスター、Tシャツをゲットして満足げだった。ちなみに、どのグッズも薬師寺プロデューサーと杏野はるなさんのサイン入り! |
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■東京ゲームショウ2009 開催概要