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2009年10月10日(土)

Wiiの機能をフルに使った『デッドスペース エクストラクション』をプレイ

文:電撃オンライン

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『デッドスペース エクストラクション』

 ども、カネキングです。東京ゲームショウ2009で『LEFT 4 DEAD 2』の記事をノリノリで書いたところ、エレクトロニック・アーツの広報さんに「あの記事よかったから『デッドスペース エクストラクション』もやってよ!」と笑顔でソフトを手渡されました。え、でもコレ前作『デッドスペース』より前の話なんですよね……僕『デッドスペース』やったことないんですけど……。え、大丈夫? ホントに? でも僕こういうグロそうなのは家訓でやらないようにと……あ、『LEFT 4 DEAD』は特別と言いますか……えぇ。しかもコレ公式サイトに「全米が吐いた」とか書いてあるじゃないですか……なんか怖い……え? それがウリ? あ、はい。そうですか。はい、じゃあ後日原稿を。あれ?

 Noと言えない日本人、それがオレ! 相変わらず前置きが長いな! そんなわけで、『デッドスペース』をやったことがない僕ですが、『デッドスペース エクストラクション』のプレイレポートをお届けします。ホントに大丈夫なのか?

■パニック映画を見ながら、ガンシューティングも楽しめるようなソフト

 『デッドスペース エクストラクション』は、日本未発売のTPS『デッドスペース』の前のエピソードを描いた作品です。『デッドスペース』と異なり、こちらはWiiリモコンを使ったガンシューティング形式のソフトになっています。冒頭にも書きましたが、本作のウリはズバリ“全米も吐く”ほどのグロテスクな描写。迫りくるエイリアンたちの頭を、腕を、脚をぶっ飛ばして徹底的に自由を奪い、息の根を止めるゲームなのです!

 ――と、ここまでが僕が公式サイトで勉強した内容です。さて実際はどんなものかとゲームを進めてみると、なるほどこれは……パニック映画を見ながらプレイするガンシューティングですね。ストーリーは、謎のウイルスが蔓延(まんえん)したスペースコロニーからの脱出劇という非常にわかりやすいもので、プレイヤーは、その中の登場人物の視点になってエイリアンたちを迎え撃つことになります。まぁ、最初に撃つことになるのは同じ人間なんですけど。ここにまず驚かされましたねー。ウイルスに犯された人々は、頭がおかしくなって殺人衝動や自殺衝動に駆られるらしいんですよ。なので、さっきまで普通に話をしていた人から突然襲われるわけです。「え、何!? なんでアンタ襲ってくんの!? やべぇ、つい撃っちゃたよ……ねぇどうしよう……ってオマエもかよ!!」なんて展開の連続。間違いなく人間不信になります。新しいキャラクターの顔を見るたびに「コイツいつ襲ってくるんだろう……」という不安が頭をよぎります。そんな感じでほうほうの体でコロニーを見渡すと、なんだかもう血で血を洗う凄惨(せいさん)な光景が広がっていると。……こりゃもうダメだ。オワタ。まぁそんなところで導入部分が終わります。

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▲ぶっちゃけ周りはみんな敵。最初こそ人を撃ったことに動揺する登場人物たちですが、次第にそれに慣れていくところがリアルですね。

 ストーリーは一見単純ですが、裏の設定が細かく作られているので奥は深いです。事件の謎がじわじわ解き明かされていくのも楽しみの1つかも。これが意外とハマるんですよね。あと、パニック映画だとよくあるじゃないですか。「来るぞー。ここで来るぞー。来る来る来る。絶対来る。ほら来たー」みたいなシーンが。あぁいうベタなシーンを体験できるのも本作の魅力かなと。しかも主人公がわりと無警戒なんですよね……。視点移動はゲームにお任せになるので、「ちょっと待てって! そこヤバいって!」とプレイヤーが思っていても主人公は突っ込んで行き、そして襲撃に遭います。だから言ったのに……。

 でも、この不自由さが逆に楽しいんですよ。プレイヤーは、ストーリーが進行している間も、TK(テレキネシス)を使って画面上にあるアイテムを引き寄せて入手することができます。中には一瞬しか画面内に映り込まないアイテムもあるので、ぼーっとしていると見事に取り逃します。なので、ストーリーを追いつつも必死に画面をなめ回すようにチェックすることになるはずです。このお陰でエイリアンと対峙していない時も、時間を持て余すことはありません。これを不便に感じる方ももちろんいると思いますが、僕はこれはこれでアリだなと思いました。

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▲登場人物たちが会話している間も、TKで必死にアイテムを探すことになります。もし取り逃したらチャンプターの最初からもう1周。このへんは覚えるしかないですね。

■“Wiiならでは”のソフトを遊びたいならコレ!

 『デッドスペース エクストラクション』は、Wiiの機能をフルに使って作られているところが、すごく好感触でした。そのあたりも含め、システムの紹介をしていこうと思います。まず操作ですが、Wiiリモコンでポインタを合わせ、Bボタンで撃つ、Aボタンで前述のTK、ヌンチャクを振ると近接攻撃、Cスティックで武器の切り替えといった感じ。まぁ重要なのは“Bで撃つ”だけです。超簡単。ガンシューティングがニガテな人も、難易度ノーマルならちょうどいいレベルだと思います。

 さらに道中では、リモコンを振ってライトを点けたり、音声ログを入手したらリモコンから音声が聞こえてきたりといった仕掛けが用意されています。「Wiiでしかできないことは全部やってやろう」という制作スタッフの意気込みのようなものが見えてきますね。Wiiザッパーにも対応しているので、「Wiiならではのゲームを遊びたい!」という人には、このゲームがオススメかも。

 難易度がノーマルだと何も考えずに撃つだけで問題はないのですが、それ以上になるとCボタンで撃てる“ステイシス”を活用しないとキツいかもしれません。これは、撃ち込むと一定時間エイリアンの動きを止めてくれるスグレモノ。エイリアンの数が多すぎてさばけない時に、一旦動きを止めて武器をリロードしたり、別のエイリアンを攻撃したりといったことが可能になります。

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▲画像左がステイシスで動きを止めているところ。武器はWiiリモコンをひねると“セカンダリ攻撃”となり、武器の性能が変化します。ステイシスとあわせると、幅広い戦略が可能に。

 また、エイリアンを攻撃する時は脚や腕を狙って自由を奪うのも基本になります。特に脚は、吹っ飛ばすと近寄ってくる速度が遅くなるので重要。しかし脚や頭がなくなってもずるずるとはい寄ってくるエイリアンには執念を感じますね……。なんかもがれた腕がピクピクしてることもあるし。

 あとこのゲームは、2人プレイが可能です。買ったはいいものの、1人では怖くてプレイできない……という人は、ぜひ友人と一緒にプレイしてみてください。いつでも途中参加ができるのも新設設計ですね。2P側の+ボタンを押せば即ゲームに参加できます。なので、プレイ中に突然の来客があっても、セーブポイントまで友人を待たせる必要がありません。Wiiリモコンとヌンチャクを手渡せば、誰とでもすぐに『デッドスペース エクストラクション』をエンジョイできるんです。途中で出てくるパズルの仕掛けも2人で協力して解くことになるので、1人とはまた違ったプレイ感がありますね。

■前作をやっていなくても大丈夫! 食わずギライはもったいない!!

 で、ぶっちゃけどうなのよって話になるんですが、はっきり言って予想以上に楽しめました。遊ぶ前は、前作やっていないし、グロそうだし、ちょっとクセがありそうなタイトルだし……とネガティブイメージが強かったのですが、いざやってみるとおもしろかった! 不満点といえば、エイリアンの種類がちょっと少ないことぐらい? 本作はストーリーがとても魅力的なので、『デッドスペース』もプレイしてみたくなりました。エレクトロニック・アーツさん、ぜひこちらも国内で発売してもらえないでしょうか……(カネキング)。

(C) 2009 Electronic Arts Inc. EA, the EA logo, and Dead Space are trademarks or registered trademarks of Electronic Arts Inc. in the U.S. and/or other countries. All Rights Reserved. All other trademarks are the property of their respective owners.

データ

▼『デッドスペース エクストラクション』
■メーカー:エレクトロニック・アーツ
■対応機種:Wii
■ジャンル:ACT
■発売日:2009年10月1日
■価格:6,090円(税込)
 
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