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2009年10月27日(火)

@ゲームズ初のユーザー向けオフラインイベントを開催

文:電撃オンライン

 ジークレストは10月25日、品川インターシティホールにて“アットゲームズ”としては初のプレイヤー向けのオフラインイベント“アットゲームズファン感謝祭 セルフィのハロウィンパーティ”を開催した。

 本イベントはゲームポータルサイト“アットゲームズ”のコンテンツの1つである、セルフィを楽しんでいるプレイヤーに日ごろの感謝をこめて、セルフィの誕生秘話や今後の開発予定などを発表した。来場者限定のアバターアイテムをプレゼントなどファンには嬉しい内容が用意されていた。

『セルフィのハロウィンパーティ』 『セルフィのハロウィンパーティ』

■裸マントのアバターもありえた? 披露されたセルフィ誕生秘話

 イベントはまず、ジークレスト ポータル事業部の阿部氏とコンテンツ事業部の大野氏の二人がアットゲームズの名前の由来、セルフィ誕生時の話から没になったアバターアイテム案まで、ここでしか聞けない開発秘話でスタート。当時は“Game缶”という名前でオープンする予定だったサイト名だが、海外展開を考え最終的によりわかりやすいアットゲームズになったそうだ。また、セルフィも「おもちゃのようなアバター」のイメージで、トイ・アバターという仮称がつけられていた。初期の頃はキャラクターと髪型や衣装などは一体としてデザインされていたのだが、だんだんヘアスタイルやアイテムを個別にデザインするようになり、さらにデザインにきちんとストーリーやコンセプトといったこだわりを持たせるようになったそうだ。また、下着の概念があった頃のセルフィは裸になることもできたので、裸マント、裸しっぽ、裸ランドセルなどなど、だいぶ刺激的なデザインが本イベントで初公開された。

『セルフィのハロウィンパーティ』 『セルフィのハロウィンパーティ』
『セルフィのハロウィンパーティ』 『セルフィのハロウィンパーティ』 『セルフィのハロウィンパーティ』
▲凝った衣装になるとデザインに2~3日かかる、セルフィのアバター。裸マントは今からでもぜひ実装していただきたい。個人的に。

 続いてイベントはプレイヤーからの事前アンケートに、阿部氏と大野氏が会場で直接答える質問コーナーへ。運営スタッフのシンボルであるキャストが、オッドアイ(左右で色の違う眼)なのは目立たないながらも運営スタッフであることを示すためだったが、最近は分かりづらいという意見も多く、新しいアイテムを装着したキャストが近日登場すること。プレイヤーが自分でアバター衣装をデザイン可能な“セルつく”は、アットゲームズのサービス開始前からある企画で、毎年協議を重ね、現在はVer.3ぐらいまできてはいるが、実装についてはまったく未定であるといった回答がなされた。

 現在プレイヤーから最も多い要望として、2009年6月のアップデートで分離された、ゲストブックと足あと帳を元に戻してほしいという意見についてだが、こちらは現在元に戻すために開発中。年内~2010年上旬あたりの実装を予定しているそうだ。

 この他にも、NPCの身長対比図、セルフィマスターの残念ながらボツになってしまったデザイン案や、イラストレーターさんの落書きなどをおまけ画像として紹介。筆者の真後ろの席からは、スライドが映し出されるたびに「かわいい……」という男性のつぶやきが何度も聞こえてきた。愛されてるなあ~、セルフィ。

 今後のセルフィの展開についてだが、2010年に向けて“セルフィタウン改造プロジェクト”なるものが動いており、タウンとMAPの変更、セルフィッシング以外のミニゲーム、期間限定マップの実装などが計画されている。阿部氏によれば「今までの@ゲームズより、断然楽しくなります」とのことなので、プレイヤーは期待して待っていよう。

『セルフィのハロウィンパーティ』 『セルフィのハロウィンパーティ』 『セルフィのハロウィンパーティ』

 イベントの合間を縫って阿部氏と大野氏にショートインタビューをお願いしてみたので、こちらもお伝えしよう。アットゲームズ初のオフラインイベントをこのタイミングで行った理由については、「弊社が同じく運営している『トリックスター-ラブ-』のオフラインイベントに感化されたのと同時に、アットゲームズとセルフィもイベントを開けるぐらい活気づいてきたから」とのこと。2010年に実施予定の大幅なセルフィ改修アップデートの方向性をもう少し詳しくたずねてみると、阿部氏は「コミュニケーションの場として生まれたセルフィですが、正直今は誰とも話さず黙々と釣りゲームをしたり、ただログインしてそこにキャラクターを放置といった使い方が多い。もう少しコミュニケーションを、そして毎日遊びに着たくなるような場の魅力を強化したいと考えての改造プロジェクトになります」と答えてくれた。

『セルフィのハロウィンパーティ』

 イベント後半に入る前に、会場ロビー部分では1回500円でリアルセルフィッシングなるゲーム内アイテム販売が行われた。これはセルフィ内で釣りができる機能セルフィッシングにかけて、ゲーム内アイテムのシリアルが入ったカプセルを、マグネットつきの釣竿で釣るというものだ。イベント限定の衣装、ゴシックヴァンパイア、ヴィジュアルバンパイア、パンプキンボーダーシューズなどが入手できるとあって、ロビーにはたちまち長蛇の列ができていた。

 この後ステージ上にはゲストとして前島祥子さんが登場。前島さんの進行で、アットゲームズに関する○×クイズが行われた。来場者は正解に一喜一憂しつつ、途中でハズレてしまった人も会場後方で記念撮影をしたりと、交流を深めていたようだ。

『セルフィのハロウィンパーティ』 『セルフィのハロウィンパーティ』 『セルフィのハロウィンパーティ』
▲2009年の梅大使でもある前島祥子さん。ハロウィーンパーティに合わせて、キュートな黒猫スタイルで登場した。
『セルフィのハロウィンパーティ』 『セルフィのハロウィンパーティ』 『セルフィのハロウィンパーティ』

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