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2009年10月30日(金)

メカアクション満載の異世界戦記『ブレイク ブレイド』2010年劇場公開!!

文:電撃オンライン

 Webコミック配信サイト“FlexComixブラッド”で現在配信中のコミック『ブレイク ブレイド』が、全6部作の劇場用アニメーションとして2010年に公開される。

 本作は、吉永裕ノ介さんが描く同名ロボットコミックを映像化したもの。地中から化石燃料が採れず、人の手に宿る“魔力”を動力にした異世界を舞台に、魔力を持たない少年・ライガットの物語が語られていく。

 総監督は『機巧奇傳ヒヲウ戦記』のアミノテツロさん、監督は『蒼穹のファフナー』の羽原信義さん、アニメーション制作はプロダクション I.GとXEBECとなっている。ここでは、本作のストーリーや登場キャラクターを紹介していく。

■ ストーリー ■

 地中から化石燃料が採れない世界“クルゾン大陸”。そこに住む人々が物を動かす動力源として選んだのは、人の手に宿る力――地中から採れる“石英”に、命令を与えることができる力――人々はそれを“魔力”と呼んでいた。

 そんな世において希少な“魔力を持たない存在”のライガットは、学友であり国王でもあるホズルに召喚され王都におもむくが、そこで驚くべき事実を知らされるのだった。かつてともに学び、固い友情で結ばれていたライガット、ホズル、ゼス、シギュンの4人は、戦乱の渦に容赦なく飲み込まれていくこととなり……。


■ キャラクター ■

『ブレイク ブレイド』 『ブレイク ブレイド』
ライガット・アロー……100万人に1人といわれる“魔力をまったく持たない存在”。石英靭帯を動力とするものは、一切あつかうことができない。ホズルに召喚されたことから、戦乱の渦に巻き込まれていく。
『ブレイク ブレイド』 『ブレイク ブレイド』
シギュン・エルステル……クリシュナ王国の王妃で、ホズルの妻。超一流の魔動技術者でもある。ライガットとは、旧友の関係にある。

■ メカ&設定 ■

『ブレイク ブレイド』 『ブレイク ブレイド』
デルフィング……クリシュナ王国から発掘された、推定1,000年前の“古代巨兵(アンダー・ゴゥレム)”。魔力では動かず、ライガットのみが動かせるが、その多くは謎に包まれている。戦闘で傷ついた機体をシギュンが中心となり改修した後は、その見た目から“黒銀のゴゥレム”と呼ばれている。

クリシュナ王国……クルゾン大陸の中央南部に位置する王国。反応系石英の発掘量では大陸一を誇る。大オアシスに守られ、水産業にも恵まれている。

アテネス連邦……クルゾン大陸の西部に位置する連邦国家。領内では石英枯渇が深刻となっており、資源獲得のため、クリシュナ王国に進攻を始める。


(C)吉永裕ノ介・フレックスコミックス/「ブレイク ブレイド」製作委員会

■映画『ブレイク ブレイド』
【公開予定】
 2010年

【スタッフ】
 原作:吉永裕ノ介(フレックスコミックス刊“FlexComixブラッド”で連載中)
 総監督:アミノテツロ
 監督:羽原信義
 脚本:十川誠志
 キャラクターデザイン:乘田拓茂
 メカニックデザイン:柳瀬敬之
 美術監督:小濱俊裕(スタジオ美峰)
 音響監督:鶴岡陽太
 音楽:平野義久
 アニメーション制作:プロダクション I.G、XEBEC

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